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透明に
張り詰めた
ガラス窓から
朝日が零れているよ
覗き込むと
昨日が
音も立てずに沈んでいくところで

空間
四角く区切ったそれを
大勢の息で共有しながら
積み上げられている ....
  〜 手 〜

君の手をにぎりしめた いつものように

すると・・・いつもとは違う不思議な感触

僕らは“手”をそっとあけてみた

すると・・・ちっちゃなしわくちゃモミジ

壊さ ....
味気ないカレーを食べた
寝言は 「虚しい、虚しい」と繰り返すばかり

角膜に幻覚を突き立てて
あくる朝 すっかり日が昇る前に
確実に思い知らせよう!

真っ赤な唐辛子をかじりながら
高 ....
逡巡
ほんの少しの間隔で
手をつなぐ
手をつなぐ
街の角での深呼吸
こんなに苦い空気でも
こころは深く平らになる


よく晴れた日
取り残された月を見つけて
一秒
一秒を
見 ....
泣かないで

僕が悪いなら

出て行くから

泣かないで

僕は

人の君の人生の邪魔をしたくなかったんだ

好きだという気持ちだけで

突っ走ってしまった

あの時は ....
おやすみなさい

蒼く輝く星

おやすみなさい

オレンジ色に光る月

おやすみなさい

この

果てしない夜空の下の

どこかにいる君

君は暖かいベットで

良 ....
僕のお気に入りのフレーズは
もう届かないとこにある

青くて、青い
静かな朝を
飛行機が筋を引いていく

ゆっくりと吸って
吐く
そんなリズムだ
忘れることも出来ないくらい数え続 ....
月曜日、
私は薄れていく。

火曜日、
私は薄れていく。

水曜日、
私は薄れていく。

木曜日、
私は薄れていく。

金曜日、
私は薄れていく。

土曜日、
私は薄れ ....
俺の住む街の
隣で
花火大会をやってるよ

音だけだと
騒音以外のなにものでもない

騒音だぜ

俺は
やっぱり
線香花火が好きだ

ひっそりと
静かに燃える

ちいさ ....
俺とお前が 
最後に 別れたのは どこだった

「最低だ」「最悪だ」「やってらんねぇ」
お前は 吐き捨てるように言って
きえちまった

今の俺は
「最低」で「最悪」かもしれないが
な ....
今日もまた欲望に負けました
自分の弱さをごまかして
見せかけの優しさにすがりました
自己嫌悪という快楽に
身を投げて

今日もまた失望に負けました
幸せそうな人を眺めては
この身を憂い ....
どの時点で また
賢くなるのだろう。
こうして生きていて
また、
どの時点で賢くなるのだろう。
点と線と千
繋がらない夜があって
道に迷っては
迷いっぱなしになる

街灯は
月明かりに似せようと
目には見えない点滅を繰り返すけど
足元を照らすには
まだ足りない
らしい

 ....
滑り台の上で滑り出せずにいる
後ずさることも出来ずにいる
飛行機が滑り込んでくる
地面すれすれ
空気が摩擦して
夏が濃くなる

毎日を鏡に映してみても
逆さになる他は何も変わらない
 ....
俺は なんどか地平線をみた

燃える太陽が 眠りにつくときをみた


夕映えのなかで 俺はどんな顔をしていた

綺麗だなとおもってみていたが

微笑んではいなかった



俺 ....
俺は 旅立つなら
ひとりで いくぜ

新しい何かを 手にすることが
できるかもしれないからな

旅立ちは 今 漆黒の時
最後に お前だけには別れを

旅立ちは 今 漆黒の時
まだ今 ....
君の夢を見て目覚めた
午前三時
追い打ちをかけるように
太陽はまだ昇らない

夢の中でも
やっぱり君はつれなくて
誰か知らない男の腕の中
背中を向けて去って行く
汗ばんだシャツを脱ぎ ....
垂直の空を
仰ぎ見る
ここは空の縁の終わらない場所
折り重なった雲と雲が
覆い被さってくる


続きを
見たいと思っている
染み込んでいく雨粒と
あの雨の後の匂いの行方を
空へ ....
母を見る
今日も
少し
年取ったようだ

年は
人から
何を取っていくんだろう

魂、みたいなもの?

何かが今日も
母から
少しずつ抜けてゆく
ふおーん
警笛を置き去りにして
カーブに消えていく電車
踏切では遮断機が開くことを忘れて
取り残された人々
遠くでもう一度
ふおーん

ここはゆるやかに傾斜している世の中なので
くす ....
僕は1度だけ

星が降る空を見たよ

とても幻想的で綺麗だった

君にも見せてあげたかった

一瞬でも

君と僕の悲しさが消えるかもしれない

そう思ったよ

君は星の見え ....
蝉が時雨れている8月の
呼吸がぴたりと止まる時がある
子供達は公園でぶら下がっていて
突然の静寂にゆれている

初めてついた嘘はどこへやったかと
懐かしい引き出しをひっくり返すと
初めて ....
紙飛行機
扇風機の風で飛んでいかないように
クリップでひとつにとめておきましょう

紙飛行機
飛んでいけなくなってしまったけど
明日にはあなたの手元に届くでしょう

いたずら好きな今夜 ....
笑ったり
泣いたり
怒ったり

君の、ころころと、まるで万華鏡のようにかわる
「君の顔」
ボクの一番好きな「顔」は照れ笑いの顔、
宝物の中の宝物

恋の歌を口ずさまずにはいられない
 ....
夜の風に当たりたくて

外に出た

まるい月が綺麗だぜ

まるい月をみていると思い出す

どこか寂しい眼

なつかしい声

遠ざかる背中

あなたは俺にとって

あのま ....
小さい自分を笑い飛ばしたくて
いつもの場所 いつもの格好
首をガクリと落とした
そう いつもの暗澹な自分の出来上がり

そうしたら お前さんが見えたんだ
いつもの場所 いつもの格好
首を ....
齧りかけの林檎に
齧り付く色メガネ
白い寝巻きにアイスモカ
マルボロを咥え
未だ未完成の休日の朝

壁にかけられた
描きかけの絵画の永遠に
静かに見つめられながら
浮遊する双子の幽霊 ....
見飽きてしまった景色なら
ちょっと視点を変えてみればいい
忘れかけていたもの達が
二人の瞳に映るかも

去年と同じ季節 同じ場所
少し大人になった二つの影
そんな些細なことも奇跡のよう ....
鏡の前 裸を睨む
其れが酷くガラクタに見え

頭は巨大なボルト
手足は伸び切ったワイヤーで
そこら中 錆だらけ

仕事で売るのは 己の時間
だけど 求められる このガラクタ
錆を抱い ....
僕の夏の想い出は

金魚すくいなんだ

2匹金魚を持って返ったよ


死んでしまったとき

僕は悲しくて悲しくて

どうしようもなかった


優しく僕に

「埋めてあげ ....
Lily of the valleyさんの自由詩おすすめリスト(644)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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★105_オヤスミ- 貴水 水 ...自由詩9*04-8-28
ブルースカイ・ブルー- 霜天自由詩604-8-26
FADE- 多々田  ...自由詩204-8-25
☆163_センコウハナビ- 貴水 水 ...自由詩204-8-24
☆162_TOKYO_STASION- 貴水 水 ...自由詩4*04-8-20
夜明け- 快晴自由詩11*04-8-19
脱皮- 多々田  ...自由詩104-8-19
サウザンド- 霜天自由詩804-8-18
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☆160_シッコクノトキ_Just_before_the_s ...- 貴水 水 ...自由詩104-8-13
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円形世界に臨む- 霜天自由詩604-8-10
母を見る- まつお自由詩604-8-9
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凪いだ8月- 霜天自由詩2504-8-5
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☆159_マァルイ、ツキ- 貴水 水 ...自由詩404-8-3
- HEDWIG自由詩6*04-8-2
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