立ってくれ
全身はだけて
白いペンキで
塗りたくる

裂けている
それでも暗く
ひらいてる


あちこちに


ひらいてる
それでも暗く
裂けている

塗りたくる ....
 
 蕁草の茂みから
 ひろいあつめた言葉たちの匂い
 朽ちた戦車が砲弾を着装し
 森のかなたへ/詩人が放った
 焚き火のなかに原稿をほうりだすように/
 もう蛇は春から冬眠してい ....
表面訳(同音訳)の応用1

マニエリスム絵画の巨匠アルチンボルドは、果物や魚、その他、定められたカテゴリに入る素材を画面上に巧妙に配置する事によって一枚の絵(肖像画が有名)を描いていた。彼に因んで ....
  


  ジャック・デリダが/
  が/
  死んだ日/
  チベットのモーツアルト*は/
  差異のユートピア/で
  ざわざわ/
  ざわざわ/と
  さわ蟹に/
  囲 ....
まだ 小さな眠りのことから うまく話せないでいる 濁ったものや 透き通ったものが 次々と流れていく 潮の引いた海岸 陥没の七色の群れたがり 等しくなく問いかけるもの 温度を感じるならば それは揺らぐ雲 .... (睡酸花な鳥産む絵の具 inEggな朱の具現
    炎苛な鳥産む羊水 of雛の灰な胎陽水)

塩の塔問う街epなマーチ、葬列にマッチが投げ込まれed
な熱に爺が気化rbを曲がる微慰為すキスt ....
暗号電文を流すのはやめてくださいという文章が郵送で届く。どういうことか問いつめると何もしてないと言う。ぼくらはキャッチボールをしに外へ出る。遠い異国から輸入されてきたいくつかの異なる言語圏の文字で書か .... 一度切りの湾曲をとうに終え
錆び果てたガードレールは死んだように安堵している
その影に紛れた舗道の一部は黒々と陥没し消滅している


その上空を傷付ける有刺鉄線、私ではな ....
とっくに別れた女と
まだ電波の手紙で
やりとりしてたが
やっと僕の根本が
伝わって
あきらめて
関係ぜんめつみさいる
そんな朝だ

ノーコメント
言葉は今ぼくに
強すぎて
だか ....
雨は降りそそぐでしょう禁じられても
大地は受け止めるでしょう嘲られても

たとえ何億回囁かれたとて
愛は愛でございますとも
たとえ道端で売られていてさえ
人は人でございますとも

あた ....
割賦 哀婉喰らう
呪う寸前 救えず懊悩
天晴れな ポン中ども

癲狂ハッスル せんずり 釣りぞ挑まん

薔薇喰う 薔薇を巻いた
パリ気取りの 触れたばあや
癒しのレイプも ナパームは嫌 ....
  



 激しい足からなる二つの牛の角を
 燃えるひとすじの流れに委ねて
 速度を増す赤が増していくところ
 何層にもうねった漆黒の木々の幹に
 水色の肺が生まれる
 暗くともっ ....
冷蔵庫の中で牛乳が横になってると父は云うので
冷蔵庫から牛乳を取り出した僕は封を開けながら
オハヨー牛乳は寝てないよと軽い口を叩いた
が受けなかった
当たり前だ
僕の小学校給食に配達されたカ ....
火弦未時計に届く迄、祈-痛みKey罪に積み-祈
時計草の針摘みst Artで無い慰撫、霧の始り
ナイーブなifのナイフが刺さる事の無い様にと
一歩先をニットで覆う「ルy」が朱色の行sin曲
贖 ....
{ルビ医師=いし}らバス{ルビ停=てい}にいてすばらしい
{ルビ酸欠=さんけつ}さん{ルビ診察検査=しんさつけんさ}
{ルビ残念捻挫=ざんねんねんざ}
インテリ{ルビ庵癌=あんがん}あり{ルビ転 ....
泣いているこどもは
湯気が立っていて
かわいい匂いがする

抱き締めて
頭に鼻をくっつけて
くんくん嗅ぐよ

産まれたてのときは
わたしの内臓の匂いがした

今も少し
する
 ....
乞い踏みを繰る藍時ングル-ベル、ヴェールのL
の感嘆符を降火符に 火気で書き換え踊歌の夜
June and Merry X'mas 慰撫を燻し硬化した指
で綴るは淫×なワインのtoo suici ....
あるく

そぞろあるく
奥にあるものに かたる
いらえをあてにして かたる
かたりながら だまって 歩く

歩く

やあ、なんという沈黙
雲さえとうに まいちった

がりがりと ....
少ししんちょうに
歩いている
あまりちゅういしすぎると
信号につかまって私
からだこなごなの
散弾になるよう
だからもうすこし
つまさきをあまり
感じすぎては行けないわたしの通りに
 ....
 青年と自転車が走る夏の残り。夜の田んぼからの風が運ぶ匂いに目眩を覚える。機嫌の良くない彼女に会いにいくために走る青年は、キスすれば機嫌の良くなる大切な人のことを考え、そのあと家にどんな顔して帰ろうか .... 駅前にすべり込む黒塗りのクラウンに太陽光。降りてくる半起ちの牛若丸に「クソ暑い」と吐き捨てて夜を待てば、彼女は得意げにチャイナドレスを着て「誕生日のプレゼントだ」と言い張る。ああやりきれない。「バロッ .... 数々の試練と黙殺の流体とドシャ崩れの中をミズコはただ直線に歩いてきた。歩いてきた。眼をしかと開けと父のどこか暗い部屋からの通信を傍受しながら。直線とは全く架空の任意の点を結んだものだから、彼女は生きて ....  朝寝すずめの 電柱につらなるを覆う 

 なまぬるい 足裏の おさなごがつかむ先の 
 
 酒臭い あくびに吸い込まれて ゆく

 うすよごれた野良がのむ 雨だれのなかの

 よ ....
ビルディングの肩はとうに壊れていて
投げ損ねられた昼がアスファルトで砕け続ける
どれが致命傷なのかわからないくらいの夜が始まる
黒々と割れたビルディングの窓は
誰かの死に愕然としたまま死ん ....
三番線に十両編成の
パフェが到着した
中から降りてくる人たちはみな
クリームまみれ

母親に手を引かれた幼い男の子が
頭にフルーツをのっけて
昨日からだよね、昨日からだよね、と
 ....
跳べ灰とMorningBellの幻-言語
     高塔無敬の民の血より蝶

炎長すトンネルのL吸う再度
     霊とレイトショー ルyとSuicide

引火せり減音思想スイッチON
 ....
ウェーブしたものをつくりたいと思ったことはあるか。わたしは、ある。それはまず滑らかでなくてはならないだろう。日差し例えば、うたたねをする準備ぐらいあってもいいだろう例えば、枕ぐらいあってもいいだろう。 .... マジックの話をしよう、と「み」はいう。
床の上に毛布を敷いただけの寝床で、腹ばいのまま、
三枚のなかから、必ずお前が選ぶコインをあててみせよう、と。
そういいながらとても愉快そうに背を波打た ....
ゴンザレス、生まれてこの方メキシコ人
今朝も早くからメキシコ風のシチューを
食べる
ゴンザレスを見守るゴンザレスの兄
生まれてこの方メキシコ人の兄
港の町では遠い海で漁をする季節
 ....
ピンクッションおうちの箱はお手玉々
お花やでは赤毛だったね

フォックスフェイスはゆでて食べるとおいしい?ううん揚げたのそれ

ワイルドベリーはみち子さんお嫁に行くって!まあ女の子は苺みたい ....
鏡文字さんのおすすめリスト(566)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
立ってくれ- バンブー ...自由詩204-10-12
海岸図- 天野茂典自由詩204-10-12
アルチンボルド法- 六崎杏介散文(批評 ...204-10-11
現代思想は何を問題にしてきたのか?- 天野茂典自由詩304-10-11
それから- 黒川排除 ...自由詩304-10-10
near幻視- 六崎杏介自由詩104-10-9
だけれどぼくらは- 黒川排除 ...自由詩204-10-9
あるカーブで- A道化自由詩3204-10-8
ミサイル- 石川和広自由詩7*04-10-7
わかりやすい最古の商売- 佐々宝砂自由詩904-10-6
翻訳:21世紀のアレ- 麻草郁自由詩104-10-6
生命- カンチェ ...自由詩3*04-10-6
牛乳の不眠- 石川和広未詩・独白1*04-10-6
歌祈:積み木- 六崎杏介自由詩204-10-5
加減見ん外科- エズミ未詩・独白19*04-10-4
かわいい匂い- チアーヌ自由詩7304-10-4
自火製レター- 六崎杏介自由詩204-10-2
さわがし野- 六一介自由詩6*04-10-1
_- 石川和広自由詩4*04-10-1
もいっこ群像- 生田散文(批評 ...204-10-1
病にロック(remix)- nm6自由詩12*04-10-1
ミズコに捧げ- 石川和広自由詩3*04-9-29
15センチものさしで_こころみるはいぶん- 六一介自由詩2*04-9-29
秋のカルテ- A道化自由詩1004-9-29
- たもつ自由詩1604-9-29
而5句- 六崎杏介短歌204-9-28
冷たい図工- 黒川排除 ...自由詩604-9-28
千里眼と、赤い花- 六一介自由詩8*04-9-26
- たもつ自由詩1304-9-26
お花食べんのお母さん- 山内緋呂 ...短歌404-9-25

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