判決から刑が
執行される
間の
魔の
空白のイライラの
満喫の禁煙の
毎日が人のかたちを
して
日の光の下歩く

判決が何やかやは
鞄の中のメモにも
ないが
罪といわば全て罪 ....
 昨夜、車で、人を轢き殺す夢を見た。昨夜の夢ではなかったかもしれない、一昨夜の夢であった気もする。男なのか女なのか、子供か大人かお年寄りか、そういえば何も覚えていない、どうしてそれを人間だと思ったのか ....  俺には何もわからない。
 水道の蛇口をひねる。おまえの体液が心地いい。
 ずっとたゆたっていたい。
 かるく海の匂いがするそこに、ずっといたい。
 ずっといたい。
 傾 ....
尖天を支えるナンテンに散る
赤い実は 10 の転入生が
天の乳霧を流す星と肢て
尖天の斜面に貼付けて1-9
と、10の転入生が遠くの下弦で
蒸発した!ただちに外科医を!
列席した幼子諸氏の ....
万象に放たれた天使、に放たれたロープfrom点seaの二枚貝
五回天使ら賛美歌を唇に、祝辞を首に巻きつK短調
長足を遺しep棲む天圃より点seaに向かって吊り上げられ
ている万象天使群の頭上から ....
いくたびの
こうやにつれられ
さいはての
まちかどで
われわれの
おにくをうって
たべましょう

ピーター人がやってきます
おれおれ
おにく くださいよ
ターバンの巻き方がちがい ....
 (その完成は世界の終わり、三度)

星をイル事3℃のポールに砂嵐のローブ
重なる円盤貫く鉄柱は予言の的中に微睡むhope
×3 重い円盤は下、軽いのは上 ウェイ?
はためく万象旗に彫塑の紫 ....
 
 聖地の方角へ向けて祈る
 巡礼者のような面持ちで
 私は此処に立っていた
 星たちの第五待合室


 そこにある伝言板に
 私が一行書き加えると
 誰かが四行詩で返信する
  ....
精神病院と刑務所

どっちが住みやすいか
どっかの哲学者は考えどちらも似たような
もんだ

考えたらしいが
精神病院にはなぜか
卓球台がある
将棋を首吊りかけたおじさんがやってる
 ....
わたしは言っているとき、そのものが悲しい。二回繰り返すことで否定する。思うときはそれが違う。繰り返すときはそれ以外のものではない。

(つくえつくえ「つくえ」)
 つくえ つくえ「つくえつくえ」 ....
                    120時 @ハト通信

つい いつものくせで
くつひもを
たべてしまったので
くちゃくちゃ
ほんのすこし
あるくたび
くつがぬげる
どうし ....
僕の魂は
半分焼け焦げている

弟は半分でも大丈夫
と云った
なつかしい声がした


腎臓だって、ひとつだけでもいけるし、片まひの人の介護したけど街までいけたしね

僕は少し冗談を ....
ぼやき。
ぼやき。
みんなで復唱しましょう。
なぜか?

要は、というか要することはできないがとりあえず
ぼやきを「批評」という言葉に置きかえると、批評の楽しさとつまらなさの判定は
かな ....
はじめて気がついたかのように、
はっと見下ろしたアスファルトに、肌に、
雨の最期が砕けていて、砕けていて
既に息を引き取った冷たさが明らかで、明らかで
それをわたしは見て見ぬ振 ....
美味しい美味しいブブンヤキソバを君は作っている
キッチンは甲状腺のような白い匂いに包まれ
外の方はきっともっと広い世界が連綿と続き
幾多の人々が美味しい美味しいゼンブヤキソバを
美 ....
ある小学生の話を
聞いた

彼は机から、何でも落としてしまう。

えんぴつじょうぎけしごむのーとすぷーんきょうかしょちりがみおやにわたすぷりんと

彼の回りの床には
何でもいつのまにか ....
冬の病院の
日曜日には車の少ない駐車場の
荒々しいアスファルトの
理由も何もない黒いところに
石灰を撒き散らす
何処から引用した余白なのか
誰も見透かさないからこそ
安心して引用 ....
頭かゆい、みそがかゆい
黙っているとしんどいが
声に出るのはうめき声いいたいことは
あぇお

ひとを呼ぶ?
救急講習みたいに
ヘルパー講座で習った
でも、始めてなんだ
毎日
いつで ....
夕刻の代償として 
こぼれ始めた 影
あけすけに落ち込んだ明度のわたし
こぼれ始めて
こぼれたら 伸びました
おとなの後ろを跳ねる 少女の脚の
美しい柔らかい ケン・ケン ....
 わたしはシャッターの降りた酒屋の前で人を待っていた。夜だ。幸いにしてベンチはあったが、なければ凍り付いていたかも知れない。木で出来たベンチは冷たく、しかし体温は冷たくなく、わたしはすぐに暖かくなるだ .... 14歳の冬
生理が1ヶ月近く
止まらなかったことがあった
わたしは学校で倒れ
保健室に運ばれた
どうしたのと先生に
やさしく聞かれても
上手く話せない
自分でもわからない
母親に病院 ....
朝には
テーブルの余白から
夜に吐いたお伽噺は消えていて
お伽噺の糧として要した液体の缶や瓶は
テーブルの余白にて
死に惚けた口腔のような
得体の知れない黒い空虚に成り果てて ....
                  「メリーゴーラウンド」 15

  ぼくは

散髪屋さんなんて行きたくない
って拒絶していた自分がおかしい
喉にタオルを巻こうとして
気管切開のカ ....
りんごの花咲くゆうべのこと。

蛇は指環をくれた。
言葉の代わりに指環をくれた。

指環をはめると、
ぐじゅぐじゅといやな音がした。

左手は灰色に変色し、
潰瘍だらけになり、
皮 ....
沢山の肌があって、沢山の息があって
電車の水疱まみれの窓硝子は、耐え切れず、つつ、と、壊れた
そしてまた、つつ、と、何度でも壊れた
沢山の肌があって、沢山の息があった
私わかってい ....
1:連詩 六咲×金魚

      金韻行を羅列すsickを疾駆す夜
  LOCK鎖桔梗透ける蓮肢 ケエキROCK裂き、狂
 オルゴールedな水棲inkに惹かれて疑似飼育す6time
 酔う ....
尖塔×2の教会へ続くSoLatesな二列縦隊
say!同音異義語と聖堂での大合唱!3bee
花から運ぶ蜜で球薬聖書に白紙の聖歌を貼
り付けテイルと神託はお話しの尻尾の文字
尖塔間に見当違いなビ ....

散天したナンテンを摘む球体関節の
長足が天圃を揺らすモールス-テンポ
もう留守になった巣箱のサテンの毛布に
告発者の独白がchillを喪して震えている
朝靄の満ちる未知の一縷は揮発性
 ....
たなかさんちに
ようじがあるとかで
おばあちゃんについていった
すごくおおきないえで
おばあちゃんとたなかさんのはなしが
いつまでたってもおわらないので
ろうかをたんけんするうち
す ....
バス 食いてえ
ツートン・カラーとか たっぷりの水分を含んだ 薄皮に包まれて
タイヤは曲がったゴムの匂い うは やっぱり
バス 食いてえ 
運転手が禁忌する交差点の手旗信号
それ ....
鏡文字さんのおすすめリスト(566)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
刑の執行- 石川和広未詩・独白1*04-11-27
日々の垂れ流し041125- A道化散文(批評 ...204-11-27
責任逃れの太陽- カンチェ ...自由詩504-11-25
shortFilm- 六崎杏介自由詩1*04-11-25
球体-2x- 六崎杏介自由詩1*04-11-25
- 山内緋呂 ...自由詩504-11-24
円錐3- 六崎杏介自由詩1*04-11-24
待合室にて_(2004.11.22)- 和泉 輪自由詩1804-11-23
怪鳥哲学ならず割れ- 石川和広自由詩3*04-11-23
わたしは不特定多数(です)- 黒川排除 ...自由詩304-11-23
くせ- アンテ未詩・独白304-11-23
半身- 石川和広自由詩2*04-11-22
ぼやけ、ぼやけ、ぼやけ。。。。。僕の今の批評観- 石川和広散文(批評 ...3*04-11-21
ミゼラブル- A道化未詩・独白204-11-21
ブブンヤキソバ- たもつ自由詩1104-11-20
ある発見者- 石川和広未詩・独白1*04-11-20
余白の引用- A道化自由詩704-11-19
発音- 石川和広未詩・独白2*04-11-18
夕刻の逃走- A道化未詩・独白604-11-17
スチール- 黒川排除 ...自由詩204-11-16
子宮の大きさ- チアーヌ自由詩5104-11-15
テーブルクロス- A道化自由詩504-11-14
ぼくは- アンテ自由詩504-11-14
誘惑以前- 佐々宝砂自由詩304-11-13
重々しい諦め- A道化自由詩804-11-12
金魚2編- 六崎杏介自由詩204-11-12
球体-4- 六崎杏介自由詩2*04-11-12
Q潭- 六崎杏介自由詩404-11-12
かお- アンテ自由詩6*04-11-10
バス食いてえ- たもつ自由詩1404-11-7

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