陽光ー 羊毛の浮浪する早朝は電気式
アナホリカのSun美花の種を摘む
衛生の天体を包んだガーゼをなめる桜色
カーディガンを浸す水溜リングを
横断するスイマーがキスを投げて寄越す
架空のくしゃ ....
かたちがない雲の
のんのんした響き


コロ

しばし倒れて鉄塔

はめられたんだ
生きる鋳型に
はめられたんだ

被害者意識それ
わたし

受け身をとれない

打 ....
 




 男の部屋なんて
 臭くてオナニー三昧だ
 自分ではわからない臭い
 自分の臭いしか返ってこない毛布
 畳にころがった週刊プレイボーイ
 ビデオを借りに行くほど熱心じゃ ....
ストーブの前で
きみの姿が消える
水がほしくなる
透明の重さのない
思い出にならない水



こわれたばかりの
ろうそくの炎が
いなくなったきみの吐息を
 ....
 
 



 面接官は一重の目で
 おれを見つめ
 何も言わなかった
 机にある採用チェックシートの上の宙を
 ボールペンがせわしなく回転する
 肌寒い頃だったが
 秋だかまだ ....
若干 死ぬ気持ちが 薄れるときがある なんとなく 変な感じである
こぼれそうな雲の厚い切れ間から母の頭が うなだれている

ソウルケージとはスティングの曲だったか
たましいの鳥 ....
しゃあないこと
いうても な しかたない こっちゃ けど な わしにも いわして な
てんのじにな まあながいこと な くらしとる というか ほれ あれや あれ  ....
 鳴らないように
 カスタネットをひきちぎった
 偶然なついて住み着いた
 一匹の猫を私はふいに暴力した
 頭の中が真空状態になり
 私は一方的に傷ついた
 風で車 ....
 彼は助けを求める声さえうまく出せなかった。


 雨の中、傘を差して立っていた。
 温かみのある灰色の海が暗闇に変わるまでそこに立っていた。
 服の色は変わって ....
考えすぎと、たれか云う

しかし、霧の中に一度
入ったもの
考えすぎないと
むしろ、僕の霧の触れるままに
いきる
それ歩みつづけること
はっきりと
終わりのない坂の眺望
辿り着くま ....
喪rningBell頭の述べる感嘆符が
炭酸の朝に溶けてillMerryな白紙をハグ
時計で視る眼森の喪リップにキスで
悲蜜を飲んだrt 後の0mで泣く為ny
灯草踏んで夜からの逃走bound ....
すてきな
漆塗りの木の椅子に
画廊で座る

ご主人は魔法使い
みたい

椅子はお尻の部分が
固い木で
柔らかい不思議

肩が凝りがちな僕
でも
背筋に
木の中を水が通るよう ....
庭の木にセミの抜け殻があった
手にとって握りつぶすと
ぬちゃ
それはセミの抜け殻ではなく
抜け殻のようなセミ
もて余した僕はこっそり
ぬか床に隠してしまった
夕食の時
今日のぬ ....
 ぼくの手のひらにお皿があってずっと回ってる
 切れ目のついた流れ星が
 次から次へと不時着を繰り返す
 どうしてぼくは逃げ出したりしないのか
 紺色と茶色のあぶくで ....
スイスギター、宙立p ink春のハウリング

葉を得るRing-O 草の冠の林檎の樹y
午睡突きたypeの打刻は懐中の南中時
球形の求刑に真天を刺すスイスギターの4弦
原初の太羊光said ....
無職のくせに
街を歩き回ると
警官に職務質問され
無職と答えると
「おれも」と答える
言葉は引き金
テキサスの銃撃戦
サボテンは乾いている
ぼくたちはとげとげして
ただひきこもり
 ....
おおきい かあさん おおきいな

ちいさい とうさん ちいさいな

ひるね ひるね らいおん ひるね

おしろのてっぺん こうじちゅう


+


さとうと えんぴつ けんかし ....
姉からの電話で、今年のメニューを知らされた。箇条書きにまとめてみる。

※しょーちゃん用
 ・任天堂でぃーえす(本体)
 ・マリオ系のソフト
 ・げーむぼーいあどばんす(本体)
 ・星のか ....
*は空に飛び出すと
*は*であることがいつも不思議なようだ
僕は両腕を精一杯伸ばして
それから海を囲って
さざ波にブリキ色の半月を映してみる
*は丁寧に覗き込み
綺麗だねと言う ....
                    123時 @ハト通信

とてもよい
いれものをひろったので
さっそく
なかみをつめかえた
まえのいれものよりも
すこしちいさかったので
はい ....
カスタネットの鳴るほうへ
落ち葉が泳いでいった
開かれた世界
忘れてた呼吸のリズムを思い出すような
 明日こそ、と、思えない夜の後には、今日こそは、と、思えない朝がきっと来る、きっと来る、そうとしか思えないまま、お休みなさいを念じる1:08am。

   *   *   *   *   *
 ....
男は書店で物理の参考書を買った。大学を卒業し就職して既に十数年が経っている。文系出の男にとって物理など縁遠いものであったし、特段の興味があったわけでもない。それでも男は物理の参考書を買ってしまった。「 .... 夕暮れになると
ばくは星間に漂いはじめるのだった。

追いつめられてすきとおっていた
声なき声は銀河の構造
肉体を失って誘いを待つあなたは光の粒子
粒子は崩れぼくは光速で見えないあなたを通 ....
覚えたての九九を妻が口ずさむ
大切なものは奪われても
忘れなければいいのよと妻が歌う
夕暮れ前に一瞬空が明るくなり
テーブルのりんごやみかんやバナナが色を手に入れた
頬杖つきながら
文 ....
上ったら、下る、上っては、
下る、彼らが散らかっている、彼らの街で
折れてひざまずいた巨人が、ほろほろと朽ちてゆく


それは、もうずっと歩道橋に見えている
或いはそれは、もう ....
出口がない
そう感じたら
潜れ
潜れ

水死体みたいに
朝の空を流れる

昨日の夜
大阪環状線で
車両事故

ムナシイ
家と反対に
生まれた方へ
帰る

夜をとおりゃ ....
 1
電球頭とオルゲン 下弦の夜に光る雨陰
0朱-音霊韻に道化るアルゴン時計は
針ニ非ズのラマーズ刻みのマルス避け
星がお留守の空に電球頭が
全ての(オール)銃(ガン)を撃ち込んだ、銃声!
 ....
 (世界の最下層、円土の終焉に降火の硬貨)

炎上する宴℃の熱が気化すワイン
鬼化すは韻、淫in宙リップに銀輪廻る
溶けた砂金の雨rry 究理棲ます雨再度の金
沸き上がる或るCallはアルコ ....
潜空し 千の苦痛を 宣布する
   タイプライタは 葉脈の隣人

酸性土 咲いた向日葵も 又、声徒
   [I'm in a beeker] Sun-蜂-花

聖堂を 四肢の無い男が 後に ....
鏡文字さんのおすすめリスト(566)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
清潔な農耕- 六崎杏介自由詩204-12-27
ひかりの後ろ姿- 石川和広自由詩3*04-12-26
コブラツイストガール- カンチェ ...自由詩1104-12-26
前へすすまない水- カンチェ ...自由詩4*04-12-25
セプテンバー山男- カンチェ ...自由詩6*04-12-25
おとかげろうし- 石川和広自由詩1*04-12-25
ほるもん(無限のことば)- 石川和広自由詩5*04-12-24
恐れ/屠られたカスタ- カンチェ ...自由詩604-12-23
ハンカチ一枚- カンチェ ...自由詩4*04-12-23
錐通し- 石川和広自由詩1*04-12-22
モーニングベル- 六崎杏介自由詩104-12-22
画廊で不思議- 石川和広自由詩3*04-12-21
ぬけがら- たもつ自由詩1704-12-21
ぼくの手のひらにお皿があってずっと回ってる- カンチェ ...自由詩304-12-21
電気式- 六崎杏介自由詩104-12-21
冒険- 黒川排除 ...自由詩404-12-21
ファザー・グース- たもつ自由詩15+*04-12-20
サンタのおじちゃんは大変なのだ!- ベンジャ ...未詩・独白3*04-12-19
*- たもつ自由詩6*04-12-19
いたみ- アンテ未詩・独白7*04-12-19
カスタネット- カンチェ ...自由詩3*04-12-18
日々の垂れ流し041217- A道化散文(批評 ...504-12-18
- たもつ自由詩1204-12-17
我がうちなる銀河を低空飛行する- 五十嵐  ...自由詩3004-12-16
九九- カンチェ ...自由詩1104-12-14
白い崩落- A道化自由詩604-12-14
環状遊泳- 石川和広自由詩6*04-12-13
メルヒェノルガン- 六崎杏介自由詩804-12-12
円盤1- 六崎杏介自由詩104-12-11
狂歩3- 六崎杏介短歌204-12-11

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19