すべてのおすすめ
{引用=
パーティ




さらりーまん・まんいんでんしゃ・はいいろのエレクトリカルパレードみたい


ニセモノの綾波レイにサヨナラを これもぼくらの作詞作曲


は ....
見渡せばひろい病室 
ぼくたちの知覚過敏の火花がきれい



真夜中のシンクに細く漏れている
何処か遠くの国に降る雨



つかいかたおしえてもらった錆びた鋏 
おま ....
横断し続けた川の端と端もちあげ上手に運ぶ 、となりへ


窓外に無数のつぶてが降る いつか海に沈んだ都市に住もうね


痛いかと自分に聞いてしまう夜 括弧のなかで息を整え


 ....
図鑑から拾い出したらさみしさの集まりみたいホモ・サピエンス


鈴鹿でさ、熱気球がちりぢりに空に別れていくのをみようよ


ピアニカに人工呼吸を施してでたらめな人の怒りをみてた


 ....
響き合うことに楽譜は要らなくて夜の舞台で雨が奏でる 渦の中うまれてきたの(かたつむり)シとドの間の宇宙をみてた


世界地図の片隅でそっと競い合うかたつむり(鍵は海に落とした)


両耳に飼っていたかたつむりたちを探しています連らくください ....
閉店までコンドーム売ってる棚の前でけわしい顔してるだけのバイト

謝るからリズムよくフィギュアの首を抜いたり挿したりするのやめてよ

第一回写メ撮られるまでカマキリの真似して街を練り歩くオフ
 ....
ブルームーン、青くないねって笑ったきみの犬歯にかかる流星

これきりとかわした肌に露が落ち二度目の月が白く微笑む
あ、あ、って、口のかたち、壊さないで、息を、ゆっくり、吐いて



天使がどこに隠れているかはぐぐれかす 合わせ鏡の一番奥か?



『シャブ、草、LSDに覚せい剤 ....
{引用=
Femme fairytale}



死に際の蝉は毎日発情期(「「「死に際だから許されるのよ?」」」)



五反田の渋滞待ちのトロイカがスマートフォンのシャッターまみれ ....
たよりない軸をつかんでわらってた 人工衛星みたいに遠くで



罵倒してもよかったんだよ ボディソープの淡い匂いのぬけがらを抱く



かみさまの代わりにネオンの消えた街へ ....
みとめよう 夏は終わってしまったし あなたをぜんぜん愛してなかった

溶けているアイスクリームの傍らで 吹けばとぶような恋をしていた

場所なんてかまわなかった 季節なんて名前なんてかまわなか ....
恋しくて雨のソーダ水飲み干したはじける泡よ恋しくてまだ


ものがたり、は続いている泣きながら夜そして昼あなたの時間


たわいなく戯れ過ぎる風としてもふりむかないで首筋にただ


 ....
とくん、とくんときみはうなずいて
真昼の空をひろげてみせた

背伸びして手をのばしてもまだ遠い
青の時間につつみこまれる

目をふせて きみは何かを想ってる
雲にかくれた月に似ている
 ....
天井をかき分け浮いてまた沈む浮遊した昼チャイムは重く

ざわつきも混乱も日々続いてく国道沿いを見ては陽炎

いつだって風を待ってる蜃気楼オアシスがすぐそこにある

さみしい季節だと思ってた ....
冬の窓押し開けとおく空を見る瞳をのぞく異端者のごと


言葉いまだ伝えきれずくちびるを噛む、ただ強く血が通うよう


口寄せてささやく夢よ火と燃えてこころに満ちる雪は今しも


いた ....
かぜのうた あなたとあるく ふゆのまち せかいはこんなにも うつくしいのだ



どこにもない ここにしかない はじめてしった たったひとりの いまここあなた



とおいつき ゆめの ....
愛しても
届かねぇなら
諦めな
ガラじゃねぇんだ
色恋沙汰は













デトロイト
シカゴテキサス
殷プラハ
 ....
化膿した傷口をさすり続けている 夕焼け、風のにおいがしている



奥まったところに隠しているような恋だったからいけないんでしょう
音の無い雷光を視て指ひらくひとでなしの手にけだものの鈴



とどめさす瞳の色を忘れたか常にそこに居る常にそばに居る



うつろにはうつろなる色おまえには向こう側の色 ....
息もなく脈もない君に水みたしコンロひねる夜会いたくて おれはいま
だれかを
そっと
殺したい
ともだち
ぜんぶ
川にながして



きみとおれ
今と昔で
違う町
抱えた秘密の
手品を教えて



夕暮れは
盗人だから ....
雲を問う風のゆびさき振り向いて頬をかすめる秋はひそかに


かなしみもよろこびもただ共にあれいとしいといってまだ青い林檎


まなざしに目を手のひらに指かさね日々を夢みる風さえつれて

 ....
夕暮れが桂川から帰化してる 魔界みたいな街をみつける

出発の笛の前にはsee ya later 言いたいことは線路に棄てる

風が吹く 神社がごうごう鳴っている 秋の夜長の妖怪フェスタ
 ....
駆け引きはうまくないからいつだって失敗するからうまくなりたい



ぽっくりと死んでもおかしくない恋を守っているからさわらないでね



本当はこわい いつまであのひと ....
この星はせつない星ね。吹く風がみなサヨナラのかたちをしてる。



お母さん。お母さん。お母さん。誰もいない教室。椅子のぬくもり。



放課後の音楽室で鳴るピアノ。セーラー服のリボン ....
何だっていいからはしゃいでいただけの夢だったから振られたのかなぁ




なつかしいにおいの雨だと思ったがなつかしいのは雨の日だった




あられもない願いだったね 流れ星消 ....
あなたしかいないと気付かされるたび 何度も0に戻る失恋



起きているときと眠っているときのひとりは違う孤独みたいだ



もうあなたのようなひとには会えないと思っても光る十 ....
他のどの白い花木にも思わない山茶花だけが降る雪に似てる

結納を終えほっとした友の父「本とマンガは全部持ってけ」
 
落ちたザクロ割れ目ざっくりぎっしりとダリのルビーがのぞいて見えてる
 
 ....
一瞬でさらってくれたひとあふれ出すには少し遠い輪郭


背伸びしたささやか過ぎる罪のせい おとなになるを経験している


すきすきの思い出ぜんぶ消えてゆけきらいきらいが本当 ....
夏野雨さんの短歌おすすめリスト(209)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
タイトルのない絵本- しろいろ短歌7*14-11-16
ハイアト- しろいろ短歌4+*14-11-14
、となりへ- 佐藤真夏短歌4*12-10-21
ホスピタル・サーキット- ことこ短歌7*12-10-17
雨の夜- そらの珊 ...短歌812-10-12
桜のようにきえるだけだね- ことこ短歌1012-10-3
空飛ぶ紐パン- 魚屋スイ ...短歌3*12-9-4
ブルームーン- はるな短歌312-8-31
きみにあげます- コーリャ短歌212-7-14
フェイム・フェアリーテイル- ピッピ短歌512-2-22
アンチ・ハッピー- しろいろ短歌10*11-12-3
かまわなかったけど- はるな短歌6+11-9-15
恋しくて- 石瀬琳々短歌6*11-9-7
夏空のうた- 橘あまね短歌1211-7-22
何回も夏- 唐草フウ短歌8*11-7-15
冬の窓- 石瀬琳々短歌5*11-3-10
冬(三)- 青色銀河 ...短歌111-2-22
ドーベルマン・ジャックポット- TAT短歌1*11-2-14
深夜2時に、眠ると嘘をつき電話を切って。- 苅田由枝短歌511-1-30
虹盲- 木立 悟短歌211-1-23
ケトル- 小川 葉短歌111-1-23
氷降る部屋- コーリャ短歌511-1-17
風のゆびさき- 石瀬琳々短歌5*10-12-9
いちばんのクズ- コーリャ短歌410-11-25
前夜- 苅田由枝短歌210-11-21
永遠の地平- 青色銀河 ...短歌410-11-18
おやすみ、おやすみ。- 苅田由枝短歌610-10-30
three_months- 苅田由枝短歌3*10-10-24
十月夜の四方山話- 小池房枝短歌6*10-10-20
幾度もの終わり- 苅田由枝短歌6*10-10-2

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