一瞬の判断ミスも運命の一部だろうかカエルはカエル 穴のあいていない人間はいません 力でねじ伏せてほしい夜もある。

お口を塞いで

体に問うて
走り始めた
向かい風さえも、今は心地いい


走り始めた
追い風に押され、心は晴れやかに


0から 
1つ1つ 
たしかな熱とともに
すべてが真っ白なまま 
始まりを ....
美しい上級生の正面に座って脚を組み替えてみる 愛してよ愛してよ愛してよ中指だけでも良いから

華奢な手の中性的なあの人が男に変わる瞬間が好き

端正な横顔が好き整った髪型が好き全部壊して 

SEXを『性行為』と言うあの人がたまらな ....
あなたのような人は長生きしてほしい
そう素直な人あってのひねくれ者だから
だから九十四歳は悪くない 悪くない
これでも献花のつもりなんだ

アンパンマンを見たことがなかった
なのにアンパン ....
多くが 寂しい
それとも
それについて 迷っているのは
予期しない 悲しさなのか


こごえるような 朝を迎える
北海道の
町外れの ホテルで
朝焼けだけが 美しい


コ ....
そう、悪くない毎日。

長電話をたまに。

時々朝までファミレス。

4月からは昇進。

晴れた日はドライブ。

山の上は星もきれい。



そう、悪くない毎日 ....
誰もいない日
あれは 小学生だった頃
埃の舞う 帰り道を 歩いた
一人で帰るのが 好きだった
家に帰って それから
考えていた
新しいファミコンのゲームをしようだとか
面白い漫画を  ....
さよならの時期を知らない振りをして私あなたを殺していたのね

もう二度と愛に傷付かないように私あなたと心中します

気移りをしたなら行って構わない影だけ私に残してください

味噌汁 ....
 爺や!ねえ聞いて!例のブーツ再入荷ってよ

 凄くない?まるで姫子の為に地球が回ってるみたいね

 目まぐるしくってよ フフフッ(飴玉ほっぺにあるよ)

  師走前には走って届け ....
あと何度海を見ようと
あと何度夏を迎えようと

あなたと過ごした夏は
最初で最後の
わたしの永遠の夏だ

寄せる波も
流れる星も
上がる花火も
じりじり太陽も  ....
私のムートンブーツ ミント色の

三日悩んでいるうちに 完売だなんて

完全甘かったわ

寝込んでしまいそうなくらいの トホホな溜息

爺や! 爺や!姫子のミント色のムートンブーツ な ....
私の言葉の源はどこにあるのか?
3日間 眠り続けた
3日間 起き続けた

私の言葉の源はどこにあるのか?
3日間 凝視した
3日間 無視した

押しても 引いても
見えて来ない
私 ....
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える 豆御飯思考を停止させる美味

風鈴が白壁の街濃く染める

アイスティー瀬戸の小島で一休み
あの月をおぼえている
かつて輝いた太陽を知っている
その手に触れたものも
触れ得なかったものもぜんぶ


それは、
緑陰にそっと揺れていた
真昼のしんとした光を浴びて
それは、
あ ....
沖に出てあおむけに視るこんなにも空の広さがおしよせてくる

優しげな名前とは裏腹に盆過ぎて泳ぐ子 戒める海月

光る波ひとつふたつと三角の硝子の意志が増殖してく

足裏の次第に砂がさらわれ ....
にじりよる夜
酔っ払いが揺れる
優先席だけぽっかり空いた
日本人の優しさがあって

にじりよる夜
わたしの寂しさにつけこんで
漬け込んで臭いものには蓋をしよう
広がりそう ....
    

     焦げつくほどの灼熱の道
     このまま歩いて行けるだろうか
     じりじりと焼かれ続け
     息絶えてしまうのではなかろうか
     あぁ、それでも
 ....
  煙突
  その柵のむこうに
  無数にうごめく夏の虫たち



  とうめいなシャツをぬいで
  ひとりきみは走りだした
  煙突
  イメージそれははかない
  イメ ....
  まぶしすぎる朝に
  ポテチの袋をすてる



  ケンタの箱をすてる
  底のほうに液のたまった
  わけのわからないビンをすてる
  まるで夢みたいだ
  車のキーが ....
かなしみとは獣のようなものだ

この涙はどこからくるのだ
あのおおきな海原からか
ぼくの中に海があるのか
ああ
どうりで
母の腕へと温かい

ぼくに流れる潮がかなしみだと知った
 ....
まっさらな春の手紙を開封す花びらこぼれていちめんの花


雨のように心は君をおぼえてるインクのにじみ幾度もなぞり


桜闇何を待ちわびあの日からかごめかごめの輪のなかにいる


雨で ....
夜空の彼方から私の窓辺に舞い降りる音の輝きを見る。
煌めく音の粒が私の心に絶え間なく降り注ぐ。
それは確かに、天上の天使が奏でるピアノの純音。
流麗な音色が疲れた私の心を癒す。

私は自 ....
瞬きがまだ終わらないうちに
なくなってしまう
数知れぬ一秒にも
満たない想いがあるだろう
とは思うけれど

一瞬のあいだ瞬きをするうちに
恋の始まりはきっと
終わりのない愛になる

 ....
近過去 確かに沖縄に住んでいたのを思い出す
近過去の音楽をただ聴いただけの 思い出し
振り出しのような 落ち込み
リセットのような 意気込み 混じり交わる岐路なんて歓迎

近過去 旧姓の名残 ....
目の色を変えるようにね
驚くようなファッションでも、
空気を馴染ませて
きちんと味がするところまで浸みている。 

たいして体の仕組みは変わっていないのに
音質や画質を高めていって
色付 ....
優しい嘘と残酷な真実
つきたい嘘とつけない嘘
死にたい私と死ねない貴方

ぐらりぐらり
アンバランス
シーソーゲームの毎日
片足浮かせてゆらゆらと
地に足つかない私たち

知ってい ....
渡辺亘さんのおすすめリスト(682)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一瞬の判断ミスも運命の一部だろうかカエルはカエル- 北大路京 ...短歌613-12-11
穴のあいていない人間はいません- 北大路京 ...自由詩913-12-11
屁理屈女。- 駒沢優希自由詩213-12-11
走りゆく鏡- komasen333自由詩4*13-12-11
脚を組み替えて- 佐野まこ短歌313-12-8
性春時代- 永乃ゆち短歌5*13-10-26
ひねくれ者より献花です- ただのみ ...自由詩36*13-10-16
旅の果て- 番田 自由詩413-10-12
そう、悪くない毎日。- 永乃ゆち自由詩5*13-10-9
一人の日- 番田 自由詩213-10-9
殺人狂時代- 永乃ゆち短歌11*13-10-6
爺やと姫子の例の色- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-9-5
「永遠の夏」- ともりん自由詩3*13-8-29
爺やと姫子のミント色- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-26
言葉の滝つぼ- 小川麻由 ...自由詩7*13-8-22
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える- 北大路京 ...短歌313-8-21
アイスティー- 夏川ゆう俳句413-8-21
緑のおもいで- 石瀬琳々自由詩7*13-8-21
夏の終わりに- そらの珊 ...短歌11*13-8-19
にじりよる- かの自由詩9*13-8-2
夏おんな- 石田とわ自由詩17*13-7-22
煙突- 草野春心自由詩513-7-20
ポテチ- 草野春心自由詩513-7-20
猛獣使いにさよならを- ゆったい ...自由詩513-6-25
手紙- 石瀬琳々短歌7*13-6-19
F・H- ヒヤシン ...自由詩3*13-6-2
恋と愛のあいだの何秒か- りゅうの ...自由詩7*13-6-1
近過去快走ルート58- 朝焼彩茜 ...自由詩613-5-8
宙へ連れて- hiruishi自由詩113-5-7
箱庭で踊る- 瑠依自由詩113-5-7

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