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また明日どんな日になり何をする?もう一人いる自分が聞いた

早朝のラジオ体操する広場今はなくなりアパート並ぶ

公園も広場もいつの間にかないマンション建つもガラ空き状態

畑とか田んぼが見 ....
さみしくて孤独の先の孤独へと橋をかけては渡っているよ

いつになく憂鬱な日に雨が降りさらにブルーに拍車がかかる

繰り返す日々に少しの曇りさえ見えないなんてそんなわけない

ずっとこう ....
もういいよ善とか悪とか正義とか公園のベンチでビスケットを食べよう



味気ない今だとしても生きてれば星の綺麗な夜にも会えるさ



入力の速い彼女はいつだってタンタカタンと短歌を ....
お互いに果たせないこと知りながら強くゆびきり揺れる向日葵 ゲーセンでひとのプレイをただ見てるまた新しい春が来ました 美術館で静かな心手に入れて無名の画家の思いに触れる

全身に吹き付けている薫風は緑の季節その次へ行く

ネガティブに考えてしまう君の癖子供の頃の厳しい環境

幾つかの国道抜けて辿り着く三名 ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです

キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い

ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき

てぶくろ ....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い 春の野がどこまでも遠いこの{ルビ病室=へや}できのうさくらが終わったと知る


この年のさくらも終わりわが{ルビ病室=へや}はたとえようのなく北東を向く


春風が知らずにすぎる向きに建つ ....
    風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ


    あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し


    過ぎてゆく明日が今日を追い越 ....
一瞬の判断ミスも運命の一部だろうかカエルはカエル 美しい上級生の正面に座って脚を組み替えてみる 愛してよ愛してよ愛してよ中指だけでも良いから

華奢な手の中性的なあの人が男に変わる瞬間が好き

端正な横顔が好き整った髪型が好き全部壊して 

SEXを『性行為』と言うあの人がたまらな ....
さよならの時期を知らない振りをして私あなたを殺していたのね

もう二度と愛に傷付かないように私あなたと心中します

気移りをしたなら行って構わない影だけ私に残してください

味噌汁 ....
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える 沖に出てあおむけに視るこんなにも空の広さがおしよせてくる

優しげな名前とは裏腹に盆過ぎて泳ぐ子 戒める海月

光る波ひとつふたつと三角の硝子の意志が増殖してく

足裏の次第に砂がさらわれ ....
まっさらな春の手紙を開封す花びらこぼれていちめんの花


雨のように心は君をおぼえてるインクのにじみ幾度もなぞり


桜闇何を待ちわびあの日からかごめかごめの輪のなかにいる


雨で ....
仰ぎ見るsolaに巻雲麗しく蒼の祭りか大好きなソラ 巻くだけで
腹筋鍛える
ベルトって
ぜんぜん長さ
足りねえじゃんか
こたつの中で寝息を立てるあなたを今夜蜜柑のように剥いて。

口移しに食べる蜜柑あたたかいあなたの体温を味わう。


乱暴に蜜柑のへそ突き破るあなたの指じっと見 ....
この想い

君に届けよ

恋心

淡いすっぱい

苦い切ない
『 幾千の

  酌み交わし 月 

  ひきかえに

  三々九度の

  今日 この 日 』




『 君 在りき

  この人生を

  愛しむ

  歩 ....
空色のアンブレラだけを携えて田んぼの中を無限に進む



図書館でお勤め始める母さんに「いち早く借りてきてよね 太宰の新刊」

赤い爪とそれが持つ黄ばんだ『人間失格』のコンビをずっとずっと ....
六甲の夕映えはるか丘陵の伸びやかにして淋しきものと 「おやすみ」と告げるあなたのその腕で翼休める鳥になりたい

にぎやかにさえずるだけが能じゃない 歌えないのは恥ずかしいから

ああいっそあなたがさらってくれたなら籠でさえずる小鳥になれる

 ....
放課後のプールサイドに一人きり石を投げれば割れる太陽


まだ細い腕もいつかはヘラクレス鏡にうつる半裸少年


肝だめし墓場を歩く君とぼく怖くないよと結ぶゆびさき


花火あがる綿菓 ....
何度でも愛しているとくり返す
    雨打つ窓にムスカリ蒼く
居るような君の気配を探している沈まない陽の五月の駅で

不意に出るひとつ外れたアクセント「そやね」と夏がちかづいている

このまちが逆さにうつる残り水その向こう側に居るはずなのに

あ ....
渡辺亘さんの短歌おすすめリスト(28)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
安らぎ- 夏川ゆう短歌924-6-3
仲良くなってしまった- ルルカ  ...短歌8*23-11-5
いつの日かこの短歌たちを読み返す僕が笑ってくれますように- 水宮うみ短歌2*18-7-22
お互いに果たせないこと知りながら強くゆびきり揺れる向日葵- 北大路京 ...短歌518-6-12
ゲーセンでひとのプレイをただ見てるまた新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌315-5-12
美術館- 夏川ゆう短歌215-5-12
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ- そらの珊 ...短歌19*14-10-11
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い- 北大路京 ...短歌1414-9-6
「かおるのおと」2014.04.19_(一五首)- もっぷ短歌7*14-4-19
ひたすら- 石田とわ短歌15*14-1-14
一瞬の判断ミスも運命の一部だろうかカエルはカエル- 北大路京 ...短歌613-12-11
脚を組み替えて- 佐野まこ短歌313-12-8
性春時代- 永乃ゆち短歌5*13-10-26
殺人狂時代- 永乃ゆち短歌11*13-10-6
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える- 北大路京 ...短歌313-8-21
夏の終わりに- そらの珊 ...短歌11*13-8-19
手紙- 石瀬琳々短歌7*13-6-19
solaへと至るうた- 高原漣短歌1*12-9-28
メタボリック短歌8___初潮編- 花形新次短歌212-9-17
「_でも蜜柑を包む手はいつだって五つに裂ける。_」- PULL.短歌6*09-2-6
恋心- 井上尚人短歌2*09-2-5
今を愛せますように- シュガー ...短歌3*08-6-5
レイン- 春日短歌8*08-2-6
淋しさ- A-29短歌2*07-9-15
I_wish_I_were_a_bird!〜鳥になりたい五七 ...- AKINONA短歌206-11-28
【短歌祭参加作品】半裸少年- 石瀬琳々短歌24*06-7-21
失意- 石瀬琳々短歌9*06-5-23
君を探している- たにがわ ...短歌804-5-13

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