すべてのおすすめ
春を作ろう
土しかない心の中に
春を作ろう

伸び始めた草を
小枝の先に開き始めた葉を
かわいい小さな花を
入れてみよう
ほら
もう蝶が飛んでいる

春を作ろう
土しかない心の ....
母が縄跳びをしている
僕はしゃがんで回数を数えている
あんなに腰が痛い
と言っていたのに
背筋をピンと伸ばして
交差跳び、綾跳び、二重跳び
次々ときれいに跳んでみせる
既に数は百回を超え ....
友よ
僕は時に背を押されて歩くのに
疲れたよ

身軽になるために
大事なものまで捨てて
登った山の頂上にあったものは山

週に一度の休日と
未来の何かにだまされ続けてゆく


 ....
ちゃりんちゃりんりん
とベルを鳴らしてカーチェイスの様に
すり抜けていく自転車に憧れて

朝のすっと染み込む
水の匂いの濃い晴れた日の風に流れて
ジャっとタイヤを鳴らして

僕にはそん ....
重ねるほどに
見えるものまで見えなくなる

それを情け無用と切り捨てようにも
思うが侭にならぬ身体と
曖昧な優しさで隠す意志の弱さ

諦めることさえ捨て去ってしまい
手の中の小さな夢を ....
明日雨は止むから
もう少しだけ
待ってくれないか
 
そう言って
鍵を閉めたのは
君だったのに
君、だったのに
 
 
絶妙に見えない
位置関係で
勝手に進んで行くのも
君な ....
ねぇ
君は知らなかっただろうけどさ

その小さなニキビであったり
背の低さに悩んでるとこだったり
あんま太く無いくせに深刻な顔してたり
そんなとこが僕は好きだったんだよ

ふざけて二の ....
それぞれには帰りたい場所というものがあった
所属欲だ
僕と君は何故か駅で別れた
君は東京へ向かった
東京とは、夢の中に出てくる場所、のイデアを
指す、幻の国の名、ではないのかと
僕は呟く
 ....
君はアイドル みんなのアイドル テレビの中で笑ってる
君はアイドル みんなのアイドル  僕だけの君じゃない


歌に舞台に ドラマにCM
映画 ....
キミの気持ちになりたくて
キミと同じマイルドセブンを吸ってみた
吐いた煙が目にしみて
キミのようには涙を流せなかった

キミの気持ちになりたくて
コントラバスを弾いてみた
キミと同じ音は ....
―お向かいのお母さんとお嬢ちゃんが僕の庭のさくらんぼうを盗むのですがそのひそひそとした犯行が可愛いのです―

もうちょっとしたらもっとおいしくなるのよ(ひそひそ)
あさってとりなさい(こそこそ) ....
とても独りじゃ持ちきれない荷物

「持ってやるよ。」って

ひょいとかついで

私の半歩前を歩くあなた

きっと顔は苦しそうなんだろうけど

背中は大きくて

とっても ....
          2000/05/31

17歳の桜の木
満開の花を咲かせる

ほんとにやつら
好きなこと言ってやがる
いったいおれたちの
基本的人権も労働者の権利も
そんなものど ....
家出をしようと思った
理由なんて適当だ
ただやってみたかったんだ

とりあえず思い切り外へ飛び出した
母さんが追いかけてきて
財布だけ取り上げられた

仕方がないからひたすら歩く
と ....
本を読む人の眼は
例外なく真っ黒い色をしている
それはもちろん
眼が活字のインキを吸収してしまうからである
本を読みすぎて
白眼まで真っ黒になってしまった人が
こちらを向い ....
気がつくと両手は
真っ青な血管から真っ赤な鮮血が
噴出し体中を染め
このまま私は永遠に
何を思う事もなく
記憶も閉ざされ
やっと
煩わしいことも
苦しいことともお別れと
微笑んだとき ....
ばらばらに散らばった
こころをかき集めて、


「こんなにも だよ」

って、見せるキミの手は
散りゆく破片で 血まみれで



降りそそぐ花びらは、

しきつめられて

 ....
カタッ


寝ている時に頭の中で音がした
小さな小さな音がした気がした

朝になって起きてみたら
崩れていた

崩れる時って
もっとガラガラガラとかガタガタガタとか
大きな音がな ....
おめかししてまいりましょう
からす瓜もほんのり色づいて
アザミの花が熱いため息ついたから
あなたに逢いたくなりました

おめかししてまいりましょう
赤いカエデに負けないように
くちびるに ....
骨のことなら知っています


奥深く平面的で
動物的な空が


罪深く走る夜
立てるよ、と勘違いをする男が
束になって走っていました


((はしたなく
    ((はしたな ....
きみのて

あたしのて

つなぐ

りょうほうとも



きみとあたしでつくる

まんまるの

えん



かたてだけ

つなぐ

ふたりだけの

しあ ....
大人の汚い世界を見るなら
     私は {ルビ瞳=め}など要らない

  誰かの悪口が聞こえてくるなら
       私は 耳など要らない

    私の言葉が相手に捻じ曲がって伝わるな ....
いっぱい喋って
いっぱい笑って
いっぱい隠した

1番したいのは
いっぱい泣くことなのに
それだけはできなかった
僕が悲しくて泣いていたら
雨が降ってきて
神様も一緒に泣いてくれた
 
 
 
それはすごく
やさしくて
あたたかくて
ブクブクと
グツグツと
溜まった涙の水たまりが
沸騰をは ....
むきになって
取り繕った一雫、が
忘れ去られた今
ようやくチクチクと
棘を
発生させて
 
忘れるな
忘れるな、と
声を上げている
 
(ように、感じる)
 
 
洗濯機に ....
もう飛べる翼はない
星の足跡 ここで、途切れた
出逢うまでの道も忘れて
広い空をただ見上げる

水平線に夕陽が溶けて
紫色の夜がまた、来る
やさしさ、だけ
欠けたパレットを ....
勢いよく 部屋から飛び出した
あなたから 逃げ出した
深い夜の刻

私の目には 冷たい涙が溜まっていて
見上げる月は 歪んで見える

行き先などなかった
ただ深い闇へと 沈んで行きたか ....
ここからは月しかみえない

ゆらゆら波打っているが

満月だということはわかる

手をのばしても触れられるわけもなく

遠くなっていくばかりだった


背中になにかがあたったとお ....
今歩いているこの路地が
たとえば海沿いにしかれたひそかな町の
その奥に抱かれた狭い路地だったとして

世界一小さいという砂粒が
つもって出来た町だったとして

もうあと何件かの民家を越え ....
また買ってしまった…
飲みたくもない抹茶みるく

あなたがおいしいって言ったから

もう忘れたはずなのに
私は抹茶のほうが好きなのに

あなたが私にみるくを入れたから
もう抹茶には戻 ....
kazさんの自由詩おすすめリスト(1348)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春を作ろう- ぽえむ君自由詩7*07-4-28
まぶた- たもつ自由詩3007-4-28
- みもる自由詩4*07-4-28
自転車をかくんだ- プル式自由詩4*07-4-28
- 恋月 ぴ ...自由詩32*07-4-27
待ち惚け- 山中 烏 ...自由詩3*07-4-27
バイバイ- イヴ自由詩5*07-4-27
縮尺- チグトセ自由詩10*07-4-27
アイドル- 北大路京 ...自由詩6*07-4-26
キミの気持ちになりたくて- 柴田柴助自由詩407-4-26
さくらんぼう泥棒- A-29自由詩9*07-4-26
旅は道連れ- 優飛自由詩8*07-4-26
17歳- あおば自由詩4*07-4-26
はじめての- 優羽自由詩6*07-4-26
書店で働くということ- 吉田ぐん ...自由詩73*07-4-25
終われない- 茉莉香自由詩407-4-25
きらきら_キラキラ- わら自由詩27*07-4-25
崩れる- 夕焼け空自由詩5*07-4-25
茜色の慕情- 渡 ひろ ...自由詩11*07-4-24
空平線- 石田 圭 ...自由詩37*07-4-24
えん_の_カタチ- 愛心自由詩5*07-4-24
無心- 明香璃自由詩207-4-24
泣き虫- 優羽自由詩6*07-4-24
- 倉持 雛自由詩907-4-24
一雫- 山中 烏 ...自由詩15*07-4-24
あさやけ色- Rin K自由詩33*07-4-23
陽炎月- 有扉なぎ ...自由詩607-4-23
- 優羽自由詩4*07-4-23
海沿いのまち_なみ- 水町綜助自由詩23*07-4-23
抹茶みるく- 夕焼け空自由詩5*07-4-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45