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ひとりで食べる夕食は
いつものように
電子レンジでチンして3分

たった3分
それでも3分

どうにも待ちきれなくて
電子レンジの前で腕組みしながら
ながめるタイマーは
永遠にカウ ....
朽ちてしまった
 
想い、は
 
2000年になった瞬間に
冷凍庫にしまった
 
 
7年経った今
解凍しようと
キッチンに出しておいた
 
月日が長かったせいか
カチコチに ....
誰も知らない夜明け
誰にも聞こえない鳴き声

一羽のニワトリが高層ビルの屋上から
フワリと身を投げ出した
必死にもがいて羽ばたいて
自分にも飛べると思ったのかしら?

あなたは ....
楽しいときほど
思い出してしまうのは
あなたと過ごした夏が、きっと
あまりにも輝きすぎていたから
あいたい、と
そんなき持ちに自分の笑い声で気がついた
だって二年前、あ ....
チャイムまでゆっくり刻め次の一秒 
  授業の合間ふたりだけの輪・・・kaz

時の音に掻かれた誰かの声がして 
  指で秒針すすめて笑う・・・issey
  
  数学より ....
止まってしまった時計は
錆びてしまったドアノブ
と同じ
 
回しても 回しても
動くことはなくて
 
いつまでもそこから
進むことができない
 
 
未来も過去も超越した
イマ ....
さ よ な ら

ロウセキでアルファルトに書いた

さ よ な ら

声に出して読んでみると
更に文字はアスファルトの上で白く浮き上がった

さ よ な ら

道行く人が小さく読 ....
そこは新宿の雑居ビルが立ち並ぶ一角の
地下にある場末のバーだった
薄汚れた階段を下りていった記憶はあるが
すでにかなり酔っていたので
なぜこんな場所で飲んでいるのかわからなかった


そ ....
汚れた雨が蹂躙する街角で
傷をかばいあうために手を繋ぐ
傘を持たない日だけ、どうしようもなく
君の手があたたかくて
切れた指先が痛みを増した

僕の手は
どんな温度で君に ....
それはそれは
沢山の雨でした
 
 
 
 
降っては止み
降っては止み
忙しなく
 
 
時に
神様の道具として
人に嫌われ
行き場を無くし
 
 
時に
優しく ....
良く頑張っているよね

そんなふうに
自分を褒めてみるのは
なんだか
むなしい気がする

お馬鹿さんだからなあ

そんなふうに
自分を卑下してみるのは
どうしてなんだろう
ふぅ ....
 
産まれた時から
そこには あって
 
触れた感触などないのに
そこには あって
 
 
ちいさな
それはそう
とてもちいさな
 
 
溢れているよ

言うか言わまい ....
人の心が覗ける機械を
苦労に苦労を重ねて開発しました

世紀の大発明
とりあえず誰彼構わず
手当たり次第覗いてみました





世紀の大発明
とりあえず修復不能 ....
五線譜に引っかかっている
音符をひとつ 
つかんで
鍵盤に落としてみた


小さく高く弾んで
涙のしずくに
変わってしまった


やさしく
なにか語ってくれると
思ったのに
 ....
淋しさを知らなそうな
青い空に染まろうと
重いペダルを
さらに力をいれて漕いで

 汗がぽとり

四十八色の折り紙で
継ぎ接ぎされた丘が
さらに
進めと囃したてて

 ぽとりと ....
今宵の透き通った月に誘われて
くり出した散歩道

頬をくすぐる風が
密かに運んでくれるのは
遠い夏の記憶


線香花火と消えかけの蝋燭
揺らめくあなたの笑顔
儚いのは時の流 ....
あい で空中はべたべたしている
ことのロウディングは、火の車なのか
潜って息をする世界のなかに
金を食べる魚、うまれたときから
何がそこから見えるの
尾を振らして遊泳 
砂糖菓子は水に溶け ....
仕事を終え

パソコンを終了すると

そこには何も無かった

テラテラと光る黒い画面の中に

僕の顔がただ映ってた

三十歳を過ぎた僕がいた

白黒割り切れない僕がいた

 ....
ちょっと足らないだけだものね
八時二十分を指している
あなたの眉毛の上に
ボールペンかざしてあげる

いざ出かけようとしたら
小糠雨降り出して
傘を差そうかどうしようか
迷うのにも似て ....
夜が、二足歩行で
足早に通り過ぎていく音を
淡い錯覚にくるまりながら、聴いていた
抱きしめあう行為は どこか
呼吸と似ていて、ときどき
わたしたちは声を漏らす
ともすれば ....
いつもみんなよりも前に走っていた
けれどもそれは
人生のたった最初の十八年だけに
すぎなかった
次の四年間は
自惚れていた自分がいた
適当に時間を過ごせば
それで許されていた
ペースダ ....
この夏休みは リンゴとレモンと
スイカの皮を すっぽりぬきとり
息を吹きこんで フーセンにして
こどもたちに配る 八百屋の
アルバイトに 応募しました
あなたを睨む

眼が痛む


守り隠すように
あなたは柔らかな腹部を下にして
その為に息苦しい眠りの上表には
あなたの背が波打っている
私は扇風機を止める
 ....
レモンの木に

レモン汁

かけてやったら

「酸っぱいじゃないか!」

と言い返してきた

これで

なにより

なにより
よくなかった
全然ダメ
まだまだ
物足りない
満足できない

などと
仰っているようですが

腰は教えてくれる
それらがすべて嘘だと
あなたの腰は
嘘をつけない
正直者
ふたつの傘はちょこんと触れ合っていた

傘同士は仲良く触れあっているのに

二人は冷めた顔色


雨の音に互いの声は霞んで遠くから響いた

さよならと告げて去っていくあなたの背中
 ....
空に浮かぶ
小さな、輝きたちを
指先でつまんでは
ごくりと飲み下す
 
たくさんの色で
彩られた私は
いつか、同じように
あの空に浮かぶこと
 
夢、見ている
 
 
**
 ....
何も、考えたくなくなるときがある。
貴方を、思い出すとき。

あの七夕の夜。
恋人だった貴方は、遠いところに行ってしまった。
もう、何年も、逢ってない。
連絡も取れず、ずっと一人だ。

 ....
乳母車の乳児のバイバイに
こたえた手
布の端をひとかがり

  だっこされている乳児を
  泣かせた作り笑い
  布の裏に斜めの縫い目を見た

横断歩道を渡る小学生に
掲げた手
布 ....
今日見えたものが
明日も見えると信じてるから
生きて行けるのですか?

さながら私たちは
籠の中の鳥にもなりきれずに
開け放たれた扉を
行ったり来たりの繰り返し

振り向けば ....
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