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街の灯は味方ですか
ショーウィンドウは砕けますか

たぶん
砕ける音が綺麗で
私は足を止め
喜んでガラスを集めるでしょう

銀座の空について考えていると
有楽町でした
思いがけず出 ....
吊り下げられた鉛の球は
僅かにもぶれることなく
静止している

ざわめく空気の中にあって
微かにも揺らぐことなく
停止している

憧れと嫉妬の視線を受けながら
ただそこにある ....
                 090528



ガメラがカメラを構えていると
最終列車が入ってきて
カメラ小僧のオヤジたちが
一斉にフラッシュを焚く
今どきマグネシウムは無いだろ ....
遠くのビルの上の方でざわめく航空標識の赤い燈が
少しも愛情を感じさせない顔つきで
「愛してる」
と言ったお前に見えた

僕の希望がお前の希望を犯して蝕んでいく

原点から点々と点が伸びて ....
気づくと
背中に窓があった
木の枠の 両開きの窓だ

閉じられているその窓を
覗き込んでいる自分がいた
中には 止まった時計と
傾いだ天秤が見えた

やがてその窓の中にも
自分があ ....
無印で働いてるような彼氏がほしい

英語がもっとしゃべれるようになりたい


体の仕組みを詳しく知りたい


もっとスラッとしてたらいいのに


全部全部ないものねだり。足りない ....
 
 
夜空の星は
人が一生歩いても
届かないところにある

もしも
一生歩けば届く
星があったなら
ぼくらは歩くだろうか
その星へむかって

ああ
だから今この時も
歩い ....
良く晴れた多摩川沿いに走る二車線の都道
歩行者用信号機は青へ変わっているに右見て左見て
みーちゃんの手を引きながら急いで渡る

轢けるもんなら轢いてみなよ…いつもならそんな気概なんだけど

 ....
土管にスカートをはかせたり
スカートに土管をはかせたり
博士に土管スカートさせたり
スカートに博士土管させたり
土管にスカート博士させたり
エスカレート土管博士ニタリ
博士似たエスカレー土 ....
                090521


五重塔と三重の塔
どちらが偉いのかと考えた
五重塔
がっしりと重厚な三重の塔
十兵衛が守る背高の五重塔
守られなくても強い三重の塔と
 ....
鳥になります。次はきっと、鳥に。
きみの部屋の窓辺に降りて、
ガラスをこつこつ鳴らします。
きみが窓を開けても、飛び立たない。
それがぼくです。
逃げない鳥がぼくです。
スズメかな。メジロ ....
 
 
水鉢で
金魚が泳いでる
赤いから
女だと思ってる
女はなぜ赤いのか
知るすべもなく
あなたは宇宙に浮かぶ
水鉢で泳いでる
地球はなぜ青いのか
知るすべもなく
 
 
扇風機を起こしたら
「もうそんな時期なの?
 早くない?」
と言われた


きっと、これから
毎年、一日ずつ
早まるでしょう


そのうちいつか
一年中
働いてもらわなければ ....
 
 
 
白線の内側で
猫と戯れる間に
 
白線の外側で
飛沫は舞い散る
 
白線の内側で
傘を差している間に
 
白線の外側で
光は唸る
 
白線の内側で
煙を吸い ....
ほほう ではあなたが寝入った直後に串カツが現れたと…
しかし寝入り端に揚げたてサクサクの串カツが枕元に現れても
寝ているから分からないのではないですか!
さいきん身体がやわらかくなったので
じめんにも両手がつきます
ふくらはぎの辺りを覗きこむように
ダイブする寸前の
ポーズ

  *

夏に向けて
競りあうように
伸びてゆく
ふぞ ....
 
 
考えても
仕方のないことを
考えている

スターバックスコーヒーで
名前を
間違えてしまった

マクドナルドの
喫煙席で
あなた宛の手紙を破る
 
 
貴方に、私が見えているでしょうか
貴方は、私を見てくれるでしょうか

貴方に、私は気付いてもらえているでしょうか
貴方は、私に気付いているでしょうか

貴方の視界の隅に、私はいるでしょ ....
ガ行をかっこよく響かせて
古い電車は止まった
あたしは
何もかも捨てる気持ちで乗り込んだ

発車のベル鳴り響き
電車はゆっくりと出発
と思うやいなや

駅や人や風景が
あたしと電車 ....
pointを下さい
下さい下さい下さい
1pointじゃ足りません

もっとpointがほしいんです
ランキングに載る位、

もう誰も
僕の文字を読んで呉れない

pointがpo ....
私の小鳥が死んだ
何度か獣医さんに診てもらったりしたけど
これが胸騒ぎなのだろうか
部屋の錠を開けるのももどかしく逆光に沈む鳥かごへ駆け寄れば
初夏の陽射しのなかで彼は小さな亡骸と化していた
 ....
その魚は女で
この骨は女で
あれを食べ残したのは女なのだという

よくわからないが
すきだとおもった


その背中は私で
このくるぶしは女で
あれを食べたのは男なのだという

 ....
梅のすっぱいにおいに酔っ払う
華に群がるみつばちは私
どうか どうか
こんな虫ですが、甘いくちづけを致しませんか



甘い蜜で夢を見るお礼に、世界へいざないましょう

 ....
私は三ツ矢サイダーやカルピスウォーターがのたまう青春に惑わされずに生きてきた。

それが甘いことに腹が立つからだ。

水に砂糖を混ぜるのは

テレビで人を騙すのと同じ

アンタはそれを ....
花の名前をもらった少女は
未だ咲けずに居る
若く青白い身体は
誰にも触れられることなく
たわわな花弁のふくらみは
未だ誰も触れない

未熟なまま
腐ってしまいそうな
悪環境

集 ....
             090428


面白い
そう感じたら
白い息が
霧のように現れて
風に吹かれていった
錯覚だよ
君の
幻想だよ
いつでも表現が
大袈裟だよ
おふざ ....
 
 
辛いね
ルーばかり食べるからよ
微笑んで
きれいにバランス良く
カレーを食べている
君と違って
ごはんばかり残してる
自分の皿を見て
恥ずかしくなる
子供じゃないんだから ....
神様哀しいね
なんだっていつも僕たちはこう
目をつぶることでしか逃げられないの
 チョコレートは好きだけど
 チョコレートケーキは嫌いなあの子の
 公告を貼り付けた電車は
 今日もがたんご ....
夢 ゆめ 嘘を抱いては

歩ける人はカモメで 歩けない人はアヒル
軌跡をみつけてね

夜の夢の不思議 有り得ない事ばかり
馬鹿にしないで


傷付けて 美しくなる純


孤独は ....
彗星は氷の塊だと教わりました

ゆんゆんと楽しげに
春風はすぎてゆきます
りんりんとさかしげに
春の日がおちてきます
春風は単に空気の移動な ....
FUBARさんの自由詩おすすめリスト(749)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
街の灯- 木葉 揺自由詩3*09-6-11
Plomb- Pirouette自由詩209-6-1
カメラ- あおば自由詩2*09-5-28
- 虹村 凌自由詩3*09-5-27
背中の窓- 塔野夏子自由詩7*09-5-27
ないものねだり- つゆ自由詩5*09-5-26
夜空の星- 小川 葉自由詩109-5-26
夢さわぎ- 恋月 ぴ ...自由詩27*09-5-25
とろけるカレー- サトタロ自由詩3*09-5-23
五重塔- あおば自由詩4*09-5-21
もう二度と人間としては産まれたくない。- taznu自由詩7*09-5-21
水鉢- 小川 葉自由詩309-5-15
せんぷうき- 小原あき自由詩5*09-5-13
白線- 蟹太郎自由詩109-5-13
串カツの侵入- サトタロ自由詩3*09-5-12
明日の予定- ことこ自由詩4*09-5-9
スターバックスコーヒー- 小川 葉自由詩609-5-9
綾−aya−- セルフレ ...自由詩209-5-8
捨てる- ふるる自由詩4+*09-5-8
pointを下さい- AKiHiCo自由詩3+09-5-7
止まり木のひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*09-5-4
食卓- 昼寝ヒル ...自由詩309-5-2
蜜蜂乱舞- 蝶澤自由詩1*09-5-1
ドクターペッパー- ひとなつ自由詩7*09-5-1
遠い視界は白い花- 蝶澤自由詩3*09-4-29
白い息- あおば自由詩3*09-4-28
ランチタイム- 小川 葉自由詩309-4-27
神様哀しいね- 亜樹自由詩309-4-21
蝋燭- 蝶澤自由詩1*09-4-21
彗星は氷塊なのだから- 佐々宝砂自由詩609-4-17

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