天神様の 秋祭り
出掛ける空は 青高く
吹く風 先っぽ 心地良い


今日はおめかし リボンのついた
私の好きな 赤いワンピース

隣町の 天神様まで
お姉ちゃんに 手を引かれ
お ....
一瞬の美を知っちゃった君のする投資信託投資信託 関根悠介

☆未確認飛行物体一瞬の出来事でしたさよならでした(一瞬の) こもん

空に脚、描いて飛行す屋上で雀のなぞるわれの足跡(飛行) 守り手 ....
そのひとの名は やさしげでありました 。ほっそりとやさしくあさの匂いがありました。うつくしいところに およめに いかれるでしょう。ききょうの ようなひとです。
大和なでしこというけれど わたしは ....
お母さん
もしもあなたがいなければ
私はいまココにいない

お父さん
もしもあなたが違う人を選んでいたら
私はいまココにいない

いてくれてありがとう

結ばれてくれてありがとう
 ....
 去りゆく季節は せつない
 迎える季節は 夢みがち

 それぞれに抱えている 命の灯火
 たとえ それが消えてゆくうつらなものでも
 たとえ それが意味のない土に帰るものでも
 それは  ....
犬が鳴いている
と書いた瞬間
何かいのちが死に絶え
また生まれるような気がする

書くことは定義不能
生きている毎日が
戦いだ

誰のため
自分のためではない
存在そのもののため ....
じっくり
と 
ゆったり

間延びした

きを巻き取り
一日が静かに
暮れていく



出番を待ちかねた
まんまる

ほころび
が青白く

煌煌
 ....
風のかたちになりたいのです
なのに
縫いつけておいたはずの秋風が
かたちをうばいました


(ほたる  湯けむり  はぐれ雲)


うばわれたと思ったのは勘違いでした
かたちがない ....
救急車が来ない。

だから、
ないてみた。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

救急車は来ない。

周りには、
こんな ....
我ひとり凛と咲きたるケイトウの立ち姿に見る揺るぎなき赤


夕焼けを映して林檎の色づいて食むる乙女の頬にうす紅


ひそやかな紅き花よと見惚れたる君のまなざし吾もまた乞う


い ....
秋桜揺れる 
秋揺れて
風の彼岸を見渡せば
時の遥かに思い出揺れて



塩辛い川面に光注げば
懐かしく
哀しく
かの人は手を振る



道を分かちて
生きた君
人のか ....
勇気を出して走ってみた

転んだ

勇気を出して喋ってみた

舌を噛んだ

勇気を出して微笑んでみた

「何にらんでんの?」って言われた

勇気なんて要らないと思った

だ ....
愛されなければ  生きて行くことができません
誰からも 愛されなければ 生きて行くことが
 できません
もし 私が 誰からも愛されずに育ち
誰からも愛されないと 感じ続けて生きて来た
ならば ....
着慣したる父の背広ひろげれば 知らぬ匂いの蝶が湧きたり 私の大好きな二人が
木蓮の詩を書いていたので
私も書こうと思って
毎日 家にある木蓮を見に行った

山の日陰にある木蓮は
つぼみはつけても
なかなか咲かず

そこだけいつまでも
く ....
曖昧模糊のもこちゃんは
啓蟄の頃のヘッジホッグの同類である

もこちゃんは悪夢をムシャムシャ食する貘の遠い親戚で
ペガサスやユニコーンとも従姉妹筋かなんかじゃなかっただろうか

もこちゃん ....
今日の仕事は うさぎだった

陽気なピンクだ

道行く車にいっぱい手を振ったよ

振り返してくれる人は

みんな笑顔で

おいら、ちょっと

幸せを振りまいた気分。
 ....
さぼてんがいっぴき
今日も室外機の上で
びやぁぁぁぁぁんって
音に同調しながら
ふるえてる

ええ天気やのになぁ
やっぱあれかな
砂礫の放つ熱気とちがって
ひとの放つ熱気は
きみに ....
お別れの歌
振り返らない背中
朝焼けの街
消えていきそうな君
強い足取り

消えていきそうなのは、君そのものでなく
私の中にいてくれた君という存在

さよならの歌
遠く、小さく見え ....
どこにも行き場がなくなって

しかたなく 一回転

また もとにもどってしまった


むりやりすすんでみれば

落とし穴にもきづかない

また ふりだしにもどってしま ....
「今夜はうどんよーー!!準備はいいかーい?」
「いぇーーい!!」

うぴっぴぴっ、うぴっぴぴっ、ぴぴっぴ、ぴぴっぴ、ぴーーー、どんどん

うどんど どんどん どんどん どどんど
うどんど  ....
そこは とても きれいな 場所でした 。 ぶるは 多臓器 不全 でした 。 とうさんと かあさんと 病院に たどり着いたとき ぶるは 向こうを 向いて おおきく 三回 息を しました
それが最期でし ....
月の夜にほろほろ酔い
虫の音聴いて踊り出す
モミジの葉陰の魔物たち

ヒガンバナが燃えてるよ
ワレモコウは眩しくて
そっと瞳を閉じている

秋の月夜はきれいだね
アケビの露を ....
たゆたふ明日にさようなら
今宵の星にお辞儀する
母上は魚を捌き
父上は機械を解体する
ワタクシは殻と戯れ幼児退行
「この球は割れないよ」
小さな赤子の澄んだ眼に
穢れを知ってさようなら
 ....
 



 萎れてゆく花ではなく




1.「ゆびぬき」


でんとうの 咲いてゆく中で

ちくりと刺さるところを
そっとつつんで
もう無い 
てのひらの形を
朝 ....
歩いています夕暮れ
空は赤くありませんでした
曇り空が何度目かの意識で
その姿を現しました

その下が
天王寺の駅前の古い商店街というか横丁で
腕を組んでパチンコ屋の前で立っている
お ....
「おー、よしよし。いいこだねー。
 ムニムニとしておってからに。」

「ぷきゅーう。ぷきゅぷきゅーう♪」


パタパタ…。

もたもた。


ばったばった。

ドッタバッタ。 ....
小さいお店に立ち寄った

こんにちは。

挨拶もそっと
ベランダから見た
自分の部屋は
まるで他人の抜け殻のようで
少しだけぞっとした。

自分の中だけを生きていたら

見えないものがたくさんある。
大量のオカユを入れた片手鍋、歩いてウチまで持ってきた君

「たまご粥、食べると風邪が治るって」それだけ言って帰ってく君

鍋を持ち夜道を歩く大男、思い浮かべて涙が出そう

ありがとう。もう ....
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