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木漏れ日がもしも零れて落ちたなら
享けとめるためまつ毛をカール
ハリウッドの女優気分で歩こうか秋色緋色の絨毯の上
空高く群れる羊を追いかけて風の尻尾を捕ま ....
独り寝の永いカキネを乗りこえていまほらわたしここにいる
一瞬の美を知っちゃった君のする投資信託投資信託 関根悠介
☆未確認飛行物体一瞬の出来事でしたさよならでした(一瞬の) こもん
空に脚、描いて飛行す屋上で雀のなぞるわれの足跡(飛行) 守り手 ....
我ひとり凛と咲きたるケイトウの立ち姿に見る揺るぎなき赤
夕焼けを映して林檎の色づいて食むる乙女の頬にうす紅
ひそやかな紅き花よと見惚れたる君のまなざし吾もまた乞う
い ....
着慣したる父の背広ひろげれば 知らぬ匂いの蝶が湧きたり
秋空は透き通るほど美しく手を伸ばしては溜息をつく
銀の針に
雨糸通し縫い合わす
宵の衣の白さ哀しき
空揺れる
ブランコ振り子に
時忘れ
むかしと今を行きつ戻りつ
約束も出来ぬきみ待つ日も翳り
小さき溜息
風にさらわれ ....
心から悲しいことがありますか?
ただ時々にブラックホール
{引用=何でもないことや
ふと通り過ぎる景色にも・・・
なぜか・・・
ごめんごめん。。
悲し ....
君はゆく夜行列車の汽笛鳴り鞄ひとつを両手で抱き
傷つけた僕の言い訳聞き流し香る林檎に話をそらす
さよならは言わぬ契りのふたりなら軽く会釈で旅立ちの秋
かたちとは目に映るもの色ありて
固体と覚ゆ人の群れかな
地上では色無き物の存在は
大気の流れ風と覚えし
色褪せたペディキュアの朱 もの憂げな視線で足を組み換えてみる
この浴衣ひとりで着たの?と囁かれ耳が火照るのに あぁ今日はダメ
その後の貴方の舌がつめたくて気持ちいいから抹茶 ....
銀色の雨が降り出し
夏、恋も。
The end...もう、傘もいらない
温めたミルクに溶かす甘さなら君のいない夜に忘れたよ
綺麗な色を並べるの ....
一点の翳りも見えぬ空の下白さを競う百合とTシャツ
軒下でチリリと唄うびーどろは風に撫でられ恋を煩う
結い上げた髪にかんざし挿してみる すこし淫らなおんなを気取る
誰がため ....
キッチンをピカピカにして良い女演じて見せる吾にウインク
「待ってるよ」その一言にスロープを心が先に駆け下りて行く
其処からも「ちがねえだろ」君の言う我は其処から違う距離有り
本棚に並 ....