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自殺するしかなかった者の自殺を否定する人間を信用出来無い。

日本においていじめごときで自殺する人間はクズだが。
希望を持てだとか、咲くはずの花とか、死ねば地獄だとか、そういう戯れ事を得意気に語 ....
 二年前、私は仕事を終えると毎日病院に通っていた。
 夫を車椅子にのせ、夜の病院内をさまよった。病院から出ることができないなら、せめて外気にに触れさせてあげたいと思った。
 屋上テラスの扉は鍵がか ....
 私はとうとう詩が書けなくなりました。ついては他人も巻き添えにして、全詩人を廃業に追い込むべく、「自動詩作成プログラム」を、世界征服の野望を持っちゃってる悪人のごとく作成する次第です。
 そうです、 ....
 窓から差し込む青く透明な光に、ベッドで眠る彼の顔が夜明け独特の清浄な暗さに染められていた。
 こうして彼の寝顔を見るのは久しぶりだ。ぐっすりと眠る彼の顔はとても疲れていて、羽を休めるぼろぼろの ....
 ピラニアは、蛍光灯の光の色をメタリック・グレイに映えさせながら、水槽の中をゆっくりと泳いでいる。
 僕はひんやりとしたガラスに手をかざしながら、ピラニアに向かって話しかける。
「お前とも、もうお ....
言葉には、意味と別に音そのものがもたらす印象があります。
例えば「こんにちは」は明るく強い印象なのに対し「さようなら」はやさしい印象を与えるといった具合にです。
そこで、音のもつ印象を独断で分類し ....
  雲の{ルビ峯=みね}水なき川を渡りけり  子規

 明治三十二年、子規三十二歳の夏の作。私の最愛の句。また子規には

  {ルビ藻刈舟=もかりぶね}雨ふるかたへ帰りけり  子規

とい ....
頭の中で「カチリ」と音がしました。

黒頭巾ちゃんにスイッチが入ってしまったのです。
こうなってしまった黒頭巾ちゃんを、たとえどんなに大事な人でも、止めることはムリです。

黒頭巾ちゃんはそ ....
  同じ事を{ルビ廻灯龍=まわりどうろう}のまはりけり

 子規の句。たしかに走馬燈とはそういうものだ。この句を知って以来、ひとつの古ぼけた走馬燈が心中で廻っている。私にとって普遍の走馬燈となって ....
黒頭巾ちゃんはその日、おうちでピアノを弾いていました。
空は薄ぼんやりとした曇り空で、照明をつけないでいると、おうちの中はまるで霧がかかっているように薄暗いのでした。
でも、黒頭巾ちゃんは、薄曇り ....

ここに文章がおかれる事により
おこる作用
について考えなさい



コミュニケーション
というものによりそう脚力を我々は失いつつある
この問いに対する答えを
丸かバツで表示せ ....
 村野四郎を近代詩人に分類するのは多少のためらいがある。確かに第五詩集までが戦前に刊行されており、戦前に出発した詩人として近代詩人の範疇に含めてもおかしくないかもしれない。だが、戦後三十年を経た昭和五 .... 蛍なんて害虫だ
くそったれだ
緑色のスナフキンだ
ゴキブリに蛍光塗料塗ってみ
かわんないから
ゴキブリのほうがあいらしい
だってカサカサうごくんだぜ
蛍をみろよ
ケツ光ってんぞ
空中 ....
以前、私は、現実とはなんであるのか、という事について触れた。
最近、現実とは「何かをつかむ(実感)」ものだと思いはじめてきた。

確かに、全てを虚構といえば、虚構であるかもしれない。しかし、それ ....
それで、詩についてですが・・・。

あまりどうでもいいことかもしれませんが、
暗い詩、絶望的な詩を書いている人が、残酷であるだとか、
明るい展望ある詩を書く人が、やさしいだとか、
そんな事は ....
「本音」という言葉があるけど、それは「真実」とは限らない気がする。

例えば、ある人に「それが本音ですか?」と問い続けて言ったら、最終的には「分からない」と答えるだろう。

答えは、いつだ ....
 サンボマスターの山口隆は、『そのぬくもりに用がある』のMCで、「言葉にならないからギターを弾くわけですよ!」と叫ぶ。この叫びを突きつけられたとき、思わず立ち竦んでしまった。そして、立ち竦んでしまった ....  勢いこんで始めてしまった「近代詩再読」シリーズ。前回は長い詩暦を誇る草野心平をとり上げたが、今回はいきなり立原道造である。草野心平は八十過ぎまで生きていた人だが、立原道造はわずか二十四歳で亡くなって .... あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
わをん
ああ、無情



国語の授業で
「五行詩を書け」
といわれていたのを
忘れていて
「え! 五行詩? 今、締め切り? やべ ....
 詩のことについて考える。自分が詩を書いているということについて、その意味を考える。詩を書くことに意味はあるのか? あるといえば、ある。ないといえば、ない。はっきり言えばよくわからない。だが、自分が詩 .... 詩と技術ということを常に考えています。
というのは、私は詩を書くとき、技術的なことはぼんやりとしか考えていないから。
ぽっと浮かんだものを何も考えないで(言葉で表せるようなことは考えてない)書いて ....
最初に言っときますが、私にモラルとか良識とか常識とかコモンセンスとか(みんな似たよーな意味やん)を求めてはいけません。あと念のために言うときますが、私は、趣味のガクモンで俳句と民俗学をやり、一年に一度 .... 今月末、女房の実家に墓参りに行く。
仕事の都合などで、もう三年ほど実家には帰っていない。
鹿児島なので、千葉からそう簡単に行けるところではない。

墓地は高台にある。
眼下にはきらき ....
{引用=
空おちる。はれも、ときどき。そら落ちる。PULL.

というのをパクッて
{引用=
「!」: 空おちる。ハエも、ときどき。そら「!」落ちる。 m.qyi

というのを書いた ....
(下記の文章中には話の流れ上、性的な表現が多数含まれます。18歳未満の方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。)

 今から15年も前の話である。
 私はその頃、大阪の堺市にある大病院の研修医を ....
林檎を見ています。

一つの瑞々しさをはらんだ林檎、それは歌います。
その歌は軽快なリズムでもって林檎の命、林檎がかつて実っていた木、沢山の仲間たち、
花であった時代、訪れた虫たち、そのきらめ ....
昔、さ。

中国とか。日本とかでも、合戦の前に詩を詠んだりしたらしいね。辞世の句じゃなくてもさ。これから戦いって時に、詩ですよ。それがたしなみっていうか、明日死んじゃうかもって時に、詩がそこにある ....
さて、今日は、人の真似なんかすんじゃねぇって所から始めようじゃないか。何、ニッカウイスキーを持てば、おやぢだとか、東大出てて、女の下着かぶりながら、ホワイトパックを飲んでいたら、変態だとか、俺は言わな .... 京都が風水に則って「作られた」都市であることは周知の史実。もちろん飛鳥浄御原宮、藤原京、平城京、長岡京、平安京と続く遷都はすべて風水に基づいて行われた。南から北に、ほぼ同経度を北上して行った。

 ....
 早朝、携帯電話のアラームがいつものように作動して「んんんんんん」と寝返り打ち「…ん」と起き上がってからやっともっともっと眠ってもいいのだといつまでもいつまでも眠ってもいいのだと気がついて「ア…幸せで ....
るかさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(163)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自殺に即いて+- 六崎杏介散文(批評 ...606-11-19
そのとき「詩」は私を救わなかった- 渦巻二三 ...散文(批評 ...28*06-11-15
全詩人を廃業させるべく作成する「自動詩作成プログラム」- 紀ノ川つ ...散文(批評 ...4+*06-11-12
愛の墓場- ロリータ ...散文(批評 ...2*06-11-10
ピラニア- 「Y」散文(批評 ...406-11-9
音の構成で詩の印象を説明してみる- 青色銀河 ...散文(批評 ...19+*06-10-28
子規の句_雲の峯、藻刈舟- A-29散文(批評 ...306-9-26
黒頭巾ちゃんとびっ○りドンキー- チアーヌ散文(批評 ...406-9-23
子規の句_走馬燈と蛍- A-29散文(批評 ...106-9-15
黒頭巾ちゃんがメヌエットを弾いた日- チアーヌ散文(批評 ...406-8-31
10の質問- モリマサ ...散文(批評 ...806-8-11
近代詩再読_村野四郎- 岡部淳太 ...散文(批評 ...7*06-8-9
蛍は害虫だからつぶしてしまえこのヤロウあんなんか文句あんのか ...- 加藤泰清散文(批評 ...106-8-1
神さまが教えてくれたんだお☆(実際、アホみたいなもんですが汗- 奥津 強散文(批評 ...406-7-31
女なんて嫌いだよぉ。ううっ・・・(あんまり関係ない- 奥津 強散文(批評 ...3+*06-7-27
全部嘘って言ったらどうする?- むらさき散文(批評 ...6*06-7-7
言葉を超えた領域に向けて言葉を放ち続けるのだ- 大覚アキ ...散文(批評 ...1106-6-20
近代詩再読_立原道造- 岡部淳太 ...散文(批評 ...15*06-5-21
教師と詩と私- 加藤泰清散文(批評 ...4*06-5-14
平準化する世界に対抗するために_——池袋ぽえむぱろうる閉店に ...- 岡部淳太 ...散文(批評 ...12+*06-5-7
詩と技術- ふるる散文(批評 ...18*06-4-24
意志でなく運命でなく(愛国心について)- 佐々宝砂散文(批評 ...4*06-4-13
託されている- たもつ散文(批評 ...1406-4-9
僕のハッピィアワー- m.qyi散文(批評 ...506-1-30
セックスボランティア(R18)- 宮前のん散文(批評 ...53+*06-1-18
林檎を見ています- ふるる散文(批評 ...6*06-1-17
今日も詩のある夕暮れを- umineko散文(批評 ...7*06-1-7
知的障害者ラヴ(酒飲み乱文- 奥津 強散文(批評 ...2*05-12-31
方角と風水(札幌人としての)- クリ散文(批評 ...4+05-12-30
海を、見に行く予定です。(日々の垂れ流し処051228.)- A道化散文(批評 ...705-12-29

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