すべてのおすすめ
文学作品は完結していない。それは読者の推定によって補われることで完結する。そして、その推定に際しては読者のバックグラウンドが反映されるから、推定によって完結する作品の中には当然読者の在り方が反映され ....
自由詩というジャンルは、長い間、一人称の最後の砦として機能してきたと思われる。それは、小説よりも私的で、小説ほどの鍛錬も要らず、自由に思ったことを「私」の意識の赴くままに書いていく、そういうものとし ....
詩を書いていると「上手く書きたい」「より多くの人に良いと思われるものを書きたい」という欲が出てくる。その欲が、最初のインスピレーションに従ってただ書き出しただけの言葉を、色々と加工させる。加工してい ....
枝葉末節という言葉がある。すなわち、木全体から見れば、葉は取るに足らないものだということだ。
言葉は、太古には小さなものの集まりであっただろう。言葉の構造も、人間社会の構造も、ツリー状の
構造を持 ....
大飯原発ゲート前を占拠した勇者たち。
出遅れて30日、23時から参加。
私は機動隊にかなりびびっていた。
反対の連呼、ダンスが楽しい。
その光景に涙が流れる。
涙を誘ったのは、 ....
「詩人」という言葉のその概念的内実を考えてみれば、「小説家」とも「文学者」ともちがっていることがわかるだろう。
そこには、詩を表現手段とすることと、個人であるという、相反するような人間の定義が宿って ....
バンペイユという果物がある。確か晩白柚と書いたと思う。最近ではスーパーでも売られている。要はでっかいザボンである。因みにザボンはでっかい蜜柑で、つまりはザボン、バンペイユともに柑橘である。食する機会 ....
特に忘れることができないのは、私がこれらの作品のうちの多くを、決して冗談でなく、遺書と考えて書いたということだ。そして純粋に自分一人のために、私というただ一人の読者のために、力を尽して書いたということ ....
ガマパックン [17:48:46]
るーる ゆるく じゃっじ がまぱっくん
ガマパックン [17:52:30]
祈りの言葉
かれ や 作者にとっては 詩はいのりなのかもしれない それは ....
口語自由詩の世界を構築するために過去の詩人たちの苦悶格闘に関しては詩をよく勉強されているらしい人たちには言わずもがな なので勉強不足の私からあえて論ずる必要もない と思います。
ところで、TS ....
村上春樹のスピーチを聞いて、何かしら心動かされるものがあった。震災から3ヶ月、少しだけ立ち止まって考える時間ができたように思う。あの日から私は何も変わっていない。しかし、大きく変わっている。原発の問題 ....
村上春樹氏の小説の意味は全然わからない。そしてなぜ、こんなに万人受けするのか、よくわからなかった。私は彼の小説は読んだことがあるのだが、私に対して何の感銘も与えられなかったし、多くの人のように、手 ....
小説の場合、著者が提供しているのは図式だけで、作品を完成させるのは批評だったり、読者側での読書行為だったりするのだという考え方が、ある程度でしょうが、承認されているように思います。たとえばあの『文学 ....
寺山修司二十歳のおりのエッセイ(「カルネ---<俳句絶縁宣言>」)に「美学をぼくはVOUクラブで学び、…」という一節があります。「VOUクラブ」は北園克衛が結成し、詩誌「VOU」を発行して ....
詩を書くこと、つまり芸術というのは、一枚の写真を撮ることに似ている。
一見、平和そうに見える世界も、逆にそうでなく見える世界も、
ここからこんなふうに写真を撮れば、こんなふうにも見 ....
【無為自然】
最近、写真を撮ったり絵を描いたりする。日頃からよく風景を眺め、虫や鳥や野生動物や雨や雲を注意深く観察したりして、クソ田舎で無為自然な生活を送っている。
そういう無為自然の視点 ....
吉原幸子が亡くなってもう何年になるだろう。その吉原と近しい間柄だった石原吉郎が亡くなってからでもすでに三十年が過ぎた。一年がとても早く、時代の移ろいのスピードが加速度的に年々増してきている気がする。 ....
富永太郎という詩人を知ったのは、わたしが詩を書き始め、相前後して中原中也を知った時期とパラレルな関係にある。実際、中也がその生地に記念館ができるほど人口に膾炙されることがなかったなら富永は、おそらく ....
それが本気かどうかはともかくとして、だ。強者になれるのならなりたいね。俺が言う強者とは、圧倒的強者であって、多少強いくらいじゃ一般人と大差ないもの。まぁ、俺は自分を脆弱脆弱と言うが、それは俺が属する ....
グレープフルーツジュースがおいしいので今夜自殺はしない。
今度はどんな啓発本買ったのかしらないけどすぐパッと影響されてすぐ忘れて終わることは明白です不確定性は皆無だって他人ごとだから所詮 ....
今年も無責任に逃げを打ちながら好き勝手言う。適当に誰かを捕まえてあーだこーだ言う事はしないけどね。まぁ、今から言う事なんざ、みーんなわかりきっている事だと思うし、目新しい事でも何でも無いんだろうけど ....
西脇順三郎は「詩的な美」とは何か、について次のように言います。
{引用=
「その存在は一つの抽象的な、眼にみえない理論的な(譬えれば、原子形のようなもの)フォルムである。それは通常の経験の ....
3年越しに取った、1年目は筆記試験は受かったが、実技試験で落ちた。
試験中上がってしまい考えられなくなった。2年目は休みを取った。
3年目には筆記試験と、実技試験免除の講習を受け、合格した。
....
{引用=
「……十九世紀においては、詩人は文明からの逃避者として現われ、二十世紀にあっては文明の批判者として現われていることに注意しなければならない。イギリスのエリオット、オーデン、スペンダー、フラ ....
比喩ってよくわかりませんけどだいだい次の二つに大別できると教えられています。
1.直喩 ・きみの脚は鹿のようにほそい
2.暗喩 ・きみの脚は鹿だ
この二つはよく目にする表現法です。
そ ....
GoodBye May
Tsukasa Okazaki
窓から入り込む鈍い光が睫毛の上に乗って、爆ぜていた。あたしは、何度も瞬きを繰返して朝の角度を研究する。息を吐くとそ ....
「書斎に於ける詩人」
それゆえに・・・・・
儂(わし)は雪の振る日の午下(ひるさが)り
水晶のやうに明るい牕(まど)ぎはの長椅子でこれを誦(よ)む
嗚呼(ああ) 書籍よ
爾 ....
二千十年一月二十一日木曜日執筆開始
その日攝津は午前三時半に目覚めた。少し早過ぎる起床であるが、前日床に就くのが早過ぎたので、丁度良いのだろうと思っている。昨日欠勤してしまったが、今日は出勤出 ....
昭和55年に冬至書房新社より発行された詩論の本、「詩と詩論」は 、吟遊別冊79年6月刊の「モダニズム50年史」を改題して発行されたものでした。 内容は、昭和3年発行の季刊誌「詩と詩論」で何が成 ....
アイムテスター オア トースター ダメだったーたら バケラッタ
うどんとかどうよ。いらなくね?いや結局のところ。要約するのは
まだ早いね。と、彼は言った。勿論それ以外のことも言った。彼は。
....
るかさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(163)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
通路としての文学
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葉leaf
散文(批評 ...
5
12-10-18
抒情性の彼方へ
-
葉leaf
散文(批評 ...
5*
12-10-15
駄作について
-
三田九郎
散文(批評 ...
2
12-9-26
言語観の私的考察
-
黒髪
散文(批評 ...
1
12-7-4
再稼働反対!
-
八男(は ...
散文(批評 ...
6*
12-7-1
「詩人」概念の私的探索
-
黒髪
散文(批評 ...
5*
12-6-27
久しぶりに短い文章。
-
小池房枝
散文(批評 ...
6
12-4-26
岩尾忍詩集『箱』小論
-
葉leaf
散文(批評 ...
7*
11-12-14
最近ポイント入れた詩への感想:リアルタイム会議室Aにて
-
ガマパッ ...
散文(批評 ...
2
11-7-21
口語自由詩における写生についての問題提起
-
……とあ ...
散文(批評 ...
6+*
11-7-13
私たちを支配するもの
-
遠藤杏
散文(批評 ...
3*
11-6-17
【批評祭参加作品】村上春樹の過大評価を考える
-
番田
散文(批評 ...
3
11-3-9
【批評祭参加作品】わかンない!
-
藪木二郎
散文(批評 ...
1*
11-3-8
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(6)
-
藤原 実
散文(批評 ...
3
11-3-7
【批評祭参加作品】この世界を特別だと思ってる人たちへ(相田さ ...
-
小川 葉
散文(批評 ...
4
11-3-6
【批評祭参加作品】詩を特別だと思ってる人たちへ
-
相田 九 ...
散文(批評 ...
11*
11-3-6
【批評祭参加作品】石原吉郎の可能性_ー石原吉郎試論ー
-
石川敬大
散文(批評 ...
6*
11-3-5
【批評祭参加作品】近代詩へのリンク_ー富永太郎試論ー
-
石川敬大
散文(批評 ...
7*
11-3-5
【批評祭参加作品】泣いて啼いて哭いて、弱虫(チンピラ)をやめ ...
-
虹村 凌
散文(批評 ...
4*
11-3-5
グレープフルーツジュース
-
榊 慧
散文(批評 ...
4
11-3-4
【批評祭参加作品】アセスルファムKは消化吸収されないからカロ ...
-
虹村 凌
散文(批評 ...
3
11-3-4
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(5)
-
藤原 実
散文(批評 ...
6*
11-2-20
介護福祉士を受かってから思うこと
-
ペポパン ...
散文(批評 ...
5*
11-2-10
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(4)
-
藤原 実
散文(批評 ...
3*
11-2-7
「虚喩」ってなんだろ
-
紙飛行機
散文(批評 ...
16*
11-2-4
GoodBye_May
-
岡崎師
散文(批評 ...
2
10-5-31
大好きな詩人を紹介してみます__「日夏耿之介」
-
非在の虹
散文(批評 ...
4*
10-5-29
生きる
-
攝津正
散文(批評 ...
1
10-2-8
「詩と詩論」(冬至書房新社_昭和55年発行)を読んで_B氏と ...
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リーフレ ...
散文(批評 ...
3
09-9-29
パラマもう貴方は元気にならなくてもいいよ
-
キリギリ
散文(批評 ...
2
09-9-23
1
2
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5
6