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豚はどうなるんだ、と怒号が飛んだ連休前の特別会議


ファックスのそばに置かれた空き缶は明日誰かが捨てるのだろう


二度目の稟議書が読まれることなく机の上に放置されてる


唾つけ ....
春半ば今宵は雨となりにけり恋も終わりて歌うことなし 東京で20回目の夏が来る。あなたの知らぬ暑さと共に


田園の太陽はもうありません アスファルトだけ熱されてます


ふとあなたを思い出してはいつだってなごんでいます また会いましょう ....
   於錦帯橋

天に伸び届けし思い花をつけいつぞや散りても枝は結びつ
吹雪舞ふ街並暗くなりゆきて
車の尾灯赤く際立つ


娘の買いしロシヤ民謡の低き声に
ほれぼれと聞く灯を消す部屋に


隣家に毎日来る左官屋の
両肩に今日 サロンパスあり


ま ....
桜ならぶ坂道の夢のごとき明るさを此は上る時なり 吾が植えし稲は早や穂を出しにけり
そも刈らずして行く身はかなし


豊かなる無形の情は一層に
此の地離るるは苦しきものよ


娘のもらいし記念アルバム開きみれば
笑顔並びし子等達の顔 ....
こぼれぬよう青い空へと向き合ってそんなことでは泣かないと決める

呪文のよう。鏡の私と向き合って「だいじょうぶだよ」と「きっとだいじょうぶ」と

年の瀬にふれる静かというシャワーそして ....
宵夢の {ルビ幾年千代=いくとせちよ}の 花見酒
     酒に浮かびし 月はかぐやか


宵は酔い 遠見の富士の 静かなる
      月に浮かびし 薄桃色の


寒空に あ ....
午前二時留守番電話のメッセージ「経済的に苦しいです」と

バイトにも友にでさえも言えなくて「私、大学辞めました」って

大学を辞めて気持ちが楽になりバイトの時間まで横になる

好きだった授 ....
ほらそこに
紋白蝶が
飛んでいる
きらきらきらと
光を放ち
 
 
にこにこと
太陽の子が
笑ってる
周りの全てを
明るく照らし
 
 
微笑んだ
君はまさしく
チュー ....
春の朝ようやく見えぬ霜柱
緩むは時と心の中も

春の陽の照らす大地の暖かさ
{ルビ温=ぬく}むは土と心の中も

春の道見せ合う初の制服に
歩むは足と心の中も

春の風少し強くは吹くけ ....
春の色に月やあかきと問ふ人の
かざしにせばや八重桜花



あらし吹く春ならずともこぼるるは
恋のこころの花とこそ知れ



仮初の夜にも似たるかいささくら
 ....
『好きだよ』と想いを打ち込みまた消して完成しない君へのメール
 
 
未完成だけど気持ちが込もってる
送信ボタンを押さずに消した
 
ふがいないぼくの背中を
押したのは君が送った応援メー ....
麗らかな春の匂いはどこにある
梢の先の小さなつぼみ

清らかな春の光はどこにある
川に流れる小さな雫

ゆるやかな春の動きはどこにある
日なたで伸びる子猫のあくび

新しい春の心はど ....
鍬を肩に明日の日和のたしかなるを
友と語りつ茜さす道


亡き兄が呉れし つつじの花濡れて
五月雨暗く今日も降りつぐ


寒の水 喉鳴らしつつ飲みほして
湯上りし吾子 大きく息す
 ....
もう一度振り返ったら消えていて路地の多さに負けた春です

背中へと腕をまわして横たえた君の香りを忘れそうです
止まり木を見つけた鳥になりました 憩う暇すらないのだけれど

家でなくあなたの部屋に帰りたい とぼとぼ歩く金曜の夜

この顔とキャラで損しているんです たとえ本気で恋していても
忘却の
旅の果てには
哀しみと
深い想いが
溢れだしてた
 
 
泣く君の
姿を記憶に
留めては
差し出せぬ手を
固く結んだ
背にひたい押しあてているどこよりも海から遠い場所のざわめき



「お大事に」はさびしい言葉云いかけてやめた言葉を思う道行き



やや強き風が発ち口噤むとき岬のようだホームの端は
 ....
ひな祭り
今年はなぜか
人形も
飾らず家は
日常のまま
 
 
雛鳥は
巣立つことすら
叶わずに
独り彼らを
見送りました
母と{ルビ娘=こ}の

思い出まぜて

ちらし寿司

仕上げにかける

古雛の謎






子供の頃、飾っていた雛人形の指が折れてしまい、結局誰が折ったのかは今もわから ....
空を見て落下してくる梅の匂いを名残惜しんで一歩踏出す


日が翳る誰もいない市役所の裏 目が合いひっそり笑む白牡丹


図書館のそばを過ぎる自転車のチェーンの音が時を巻き取る



 ....
ねこ花子 泣いて甘えて おもいきり 短い命 知るかのように

拾われて 可愛がられて 三年間 花子は眠る さくら木の下
春近く
陽も穏やかに
降り注ぐ
もう足音が
聴こえるだろう
 
 
穏やかに
照らす光が
眩しくて
それでもそれを
見つめてたくて
 
 
鮮やかな
陽色の頬に
キスをして
春の匂いに
また酔いしれる ....
門出だと
自分の心に
言い聞かし
涙ごまかし
無理して笑う
 
 
最後だと
解っているのに
言えなくて
ちゅうぶらりんの
私の心
洗濯機に自分でパンツ入れないでそのあったかさ確かめてから


蜂蜜の垂れるすがたはエロチックなんてくびれの辺りで思う


靴べらからドアが閉まってしまうまで何度私を見るか数えてる
 ....
ブライアン・セッツァー・オーケストラ聴いて 陽気に行くぜ月曜の朝

むせかえる異国の風の芳醇な香り奏でるジプシー・キングス

バロックを奏でるロックギタリスト ブラックモアズ・ナイトに酔って
 ....
青柳
背なに負いたし
子をあやし
 
揺らるる君も
笑っているか
暗くても
明けない夜は
ないんだと
心に灯りを
ともしてくれた
 
 
かの人は
今は隣に
いないけど
空から全てを
照らし続ける
 
 
いつかまた
話せる時が
来たならば
感謝の気持ちを
君に伝え ....
逢坂桜さんの短歌おすすめリスト(302)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オフィスの休日- たもつ短歌1007-4-25
- A-29短歌4*07-4-15
東京の夏- 歌乱亭カ ...短歌1*07-4-15
出逢いの桜_- 秋扇短歌107-4-8
6P_「短歌2」より_〜塩田より京都へうつる時_昭和三十四年 ...- むさこ短歌16*07-4-4
時めく- A-29短歌2*07-4-2
5P_「短歌2」より_〜塩田より京都へうつる時_昭和三十四年 ...- むさこ短歌4*07-4-1
そんなことでは泣かない- たにがわ ...短歌407-3-30
春夜奏- プル式短歌8*07-3-28
大学中退- 壺内モモ ...短歌6*07-3-27
- 秋桜短歌107-3-25
春の朝- ぽえむ君短歌8*07-3-23
月下咲羅(げっかさくら)___■古語の宴参加作品■- Rin K短歌20*07-3-22
メール- 秋桜短歌307-3-21
初春の歌- ぽえむ君短歌16*07-3-20
1P_「短歌2」より_昭和三十六年- むさこ短歌10*07-3-16
過去へはゆけない- 歌乱亭カ ...短歌5*07-3-15
恋とお仕事〜多忙な日々の五七五- AKINONA短歌107-3-7
- 秋桜短歌5*07-3-5
海から遠い- ソマリ短歌1707-3-5
雛祭り- 秋桜短歌107-3-3
雛の日に- 朱雀短歌7*07-3-3
散歩- ポッケ短歌1*07-3-2
花子- 雨人短歌1*07-3-2
春間近- 秋桜短歌207-3-2
卒業- 秋桜短歌607-3-1
えっち- さち短歌17*07-2-28
まだまだえいごでうたえ!〜Music_on_575(Part ...- AKINONA短歌207-2-27
揺らるる- 黒子 恭短歌807-2-25
暗闇- 秋桜短歌607-2-25

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