すべてのおすすめ
「雨もまたいいね」と君は傘をさすサヨナラ明日は会えないのですね

しゃかしゃかと君する料理の音もまた初夏のにおいが足踏みしている

川面から何を欲しさに口をだす藍より染める夏の鯉とは
 ....
一行で勝負しようぜ僕たちの愛する言葉がグーチョキパーで




駅前でカップチーノを飲み干して横山剣からギャラを受け取る




君は何故毎年秋に亡くなるの、紅葉だからよ、 ....
ほんとなの?

上目遣いに言う君が 胸に手をあて喜び隠す



ほんとだよ 大丈夫だよ 

もう君にあんな思いはさせないからね
かごめかごめ籠の中へと残されてさくらはひとり散っていきます

口惜しく散って逝くならあわれむも花いさぎよく嫉妬するのみ

たとえばと、たとえるものを探しても見つけられない春の終わりを

 ....
この腕が
止まり木なのだと
いうあなた
飛び去る小鳥を
捕まえもせず

今はもう
止まり木なんて
いらないの
憩う日々より
愛が欲しくて

止まり木を
差し出す相手を
間違 ....
「触れていい?」
聞かずに触れる
おもむろに
あなたの足の
爪先の薔薇
 眠れずに夜明けの足音聞きながら ナビの無い道 行く勇気だす



 遠ざかる眩しき季節はもうこない 淡々とこなす 日常のわび


 
 幼子の笑いし無垢の声を聞き 少しの安堵を灯して ....
運命を
装い恋に
落ちた振り
落ちた時点で
運命だと知る


返歌


運命と
信じる君の
その笑顔
見つめて気付く
運命の恋

運命は
偶然 ....
一面に菜の花広がる河川敷
暮鳥の歌をひとりつぶやく

はなびらに光をいっぱい浴びながら
どこまで続く黄色い海よ

歩を進む
黄色い波をかきわけて
我が身よ輝く色に染まれ

みどりご ....
便箋の字面に溶けた君の息 獣のかおり 熱っぽくって

和尚の目に浮世のひかり瞬く夜ナナナナナーナおれは彼女を

黒猫は媚薬を舐めてしなやかにふたりと海を飛び越えてゆく

「こんな事してあれ ....
温もりが恋しい夜は君の名を3回呼ぶと魔法がかかる

ゆびさきで思い出すのはやわらかい春の午後とか君のくちびる

ストロベリーみたいな憂鬱(隠してる)心そっと触れて欲しくて

目を閉じて夢の ....
 

 ほら、ごらん桜の季節をむかえ撃つ空へとあおがひろがっている

 待ちなよと雨は桜を冷やしてる散るだけなのに咲いてしまうの

 おはようと桜が咲いて現われるその感情の意味を知りたい
 ....
忘れない 忘れられない 忘れたい

幾度目の春を 迎えたのだろう
弱いから強いふりして前を行く振り返ったら戻れないから



堰き止めた涙のダムは優しさで壊れてしまうだから離れる



見えないと未来に怯え悩むのは明日が必ず来るという前提


 ....
カテドラル 傍で祈れる 横顔に みとれたる我 聖句を忘る

夕暮れて 耳に届くは {ルビ夕の鐘=アンジェラス} サンタマリアと 汝は唱えん

微笑みの下に澱める 汝の罪 分かちて負わん 我にも ....
君は君 僕は僕だと始めから 分かっていたさ だから求めた

邪魔なのは 二人を分かつ この肌と 抱き合う度に 溶ける夢みる

寄り添えば 分かち合えると思ってた 足されるだけの 僕らの孤独
高らかに目押しのできないふりをした私に和尚が近づいてくる

頭蓋骨からして大きめだって言うなら猫の腹をあてがってやる

涙目で「バスタブの縁に上ってたかどうか教えて」なんて無意味だ

そこ ....
さようなら
君から先に
云い出さぬよう
僕から先に
{ルビ沈黙=しじま}を破る
夕暮れに
繋ぎし指は頼りなく
僕らこれから
何処へ行かうか
清さこそ、いやらしいとは思わない?若い和尚の鼻梁にみとれて




アルコール分量わざと間違えて きょう 今 あなたに{ルビ手=た}折られたくて




ガールという字面で服を ....
このコインの桜をじっと見てください あなたはだんだん春になります



失踪は春の間に すれ違う人がよそ見をしているうちに



肩と肩近づいていくまだ雨はそうだね雪のにおいがするね
 ....
油染みだらけの記憶のわら半紙提出期限をとうに過ぎ去り




透明なグラスの底を目にあててきみの星座を見る白昼夢




あの夏にきみが投じた問いかけのこたえをさがす 波のまにまに ....
黒蜜の氷菓和尚が食べるとき観音扉の奥のまばたき


猫みたいな声を出すから燃え上がる火事にみとれるひとみをなめる


無意味だと思うぼくらのやることは星と星とが抱き合う夜に


尾& ....
眠れない夜に読経が聞こえない和尚も坊主もくんずほぐれつ


あしたから猫になるから恥ずかしい名前をつけて呼んでもいいよ


泳ぐ魚 無意味と知りつつ死ぬ君の欠片が♂の形をしてる
 ....
戒律

日曜の教会の君の白い指若い和尚の無駄なき仕草



口移しそうっとくれたマシュマロは口に出してはいけない祈り



まっすぐな背中や胸を這い回る無意味な戒律汝犯せよ

 ....
こんなにも狭かったのか 幼き日 年月戻して吾は佇む


真っ白なキャンバスの上に描いてた未来予想図鮮やかすぎた


この場所で始まり別れるいつも居た君は明日から共有できない


 ....
いつだってあなたのことを思ってる 寝ているときも起きてるときも 空は青く きっと僕は幸せだった
この想いの名を 知らなかった頃
凍てついた
道端に咲く
一輪の

花びら見つめ

「もう少しだよ」
君の事
迎えに行くとき
”満点”な
ボクになりたい
心躍らす
逢坂桜さんの短歌おすすめリスト(302)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シャカシャカの初夏- たにがわ ...短歌2*06-4-25
一行で勝負しようぜ- ピッピ短歌1906-4-21
再会の時- とびまる ...短歌1+*06-4-20
さくら散る- たにがわ ...短歌806-4-13
連作止まり木五七五- AKINONA短歌206-4-12
ペディキュアなくとも。- AKINONA短歌506-4-12
眠れぬ夜に- 山崎 風 ...短歌3*06-4-12
アイタイ運命五七五- AKINONA短歌406-4-11
いちめんのなのはな- 広川 孝 ...短歌606-4-6
【短歌祭参加作品】ナナナナ- たたたろ ...短歌6*06-3-31
春色の魔法- ユメミ  ...短歌3*06-3-25
むかえ撃つ春- たにがわ ...短歌206-3-24
巡りゆく- Honesty短歌1*06-3-20
「耳をすませば」- 十六夜短歌606-3-11
ステラマリス- キリヱ短歌3*06-3-10
僕らの孤独- キリヱ短歌706-3-9
【短歌祭参加作品】教えて、エロい人- 合耕短歌406-3-8
夜明けを前に- キリヱ短歌2*06-3-8
もう忘れてしまった手に寄せて- キリヱ短歌4*06-3-8
【短歌祭参加作品】_ガール- 簑田伶子短歌14*06-3-7
春催眠- ソマリ短歌9*06-3-7
教科書を、閉じる- 望月 ゆ ...短歌37*06-3-6
【短歌祭参加作品】contre_le_sexism- 本木はじ ...短歌9*06-3-6
【短歌祭】エロは心のクスリです- ピッピ短歌1106-3-3
【短歌祭参加作品】キッチンではだめ・・・- ふるる短歌16+*06-3-3
別れの時- 十六夜短歌306-2-26
いつものこと- とびまる ...短歌2*06-2-23
この想いの名を- 短歌106-2-21
あたたかさを待つ君へ- もこもこ ...短歌5*06-2-15
始まりに_想う。- もこもこ ...短歌6*06-2-15

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11