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左手のダイヤの裏に隠された本当の意味知らぬ幸せ
寝言では私の名前が出ないよう
呼び名はいつも愛犬『ナナ』で
「ねぇ今日は記念日でしょ」と花束を
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戦いで戦いの無い世の中を得ようとしても得られるはず無く
行き先は極楽浄土と信じきり桜のように散り逝く戦友
生きる意味捜し求めて死ぬ意味を押し付けられた彼等儚く
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純白の雪舞い降りて新年は清らかに唯幸せよ降れ
遅すぎた蝕む闇に気が付かずココロはいつしか身体を襲う
息をするただそれだけを忘れれば永遠都市に行けるでしょうか
{ルビ紅葉=くれは}散る田舎の家の軒先は夕焼け色を纏ったカーテン
ばあちゃんが甘くなぁれと魔法かけ吊るった柿はほっぺが落ちた
寒いから嫌いという子に干し柿を冬だからこそ良い事も ....
黄昏に季節外れのお花見を 浴衣姿の君に一献
記念日に飲もうと言ってた幼き日 開かずの洋酒 明日嫁ぎます
ぅんまいねぇ
ジョッキがからりと音たてるラムネもころりと笑って ....
弱いから強いふりして前を行く振り返ったら戻れないから
堰き止めた涙のダムは優しさで壊れてしまうだから離れる
見えないと未来に怯え悩むのは明日が必ず来るという前提
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こんなにも狭かったのか 幼き日 年月戻して吾は佇む
真っ白なキャンバスの上に描いてた未来予想図鮮やかすぎた
この場所で始まり別れるいつも居た君は明日から共有できない
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初めから独りだったら感じない寂しいだとか恋しいだとか
恋なんて爪を切るのと同じなの残しすぎても切り過ぎても駄目