山の端にさそり座一つずつ昇る
釣り針の尻尾が銀河を吊り上げる
文字盤を重ねて二つの柄杓時計
麦と真珠 腕をそらせて指ししめす
冠をひとに贈りたがったひと
冠をひとに贈りたかったひと
....
好きなもの 好きだと言えない その気持ち 空に浮かんで 星屑になる。
指先の回想は 罪深い引力で 灰皿に落ちる 水色吐息の癖
傷心なら午睡 幸福なら沐浴 存在さえ咀嚼 虚無すら消化
禁欲を徹底し 放蕩を覚えよ 賢者か砂塵か あるいは詩病
嬌声の縮図は 冒涜を孕んで ....
あのひとはあそこにいるのだと
思い馳せてみる二日月の夜
量子テレポーテーションの実験成果を問う
いたって事務的なメールを受信し
月の裏側での勤務を希望する
いたって事務的なメールを送信す ....
神は時々、雲間から
小石をポンと投げ落とす
空を見上げる余裕ない
人に小石は当たるらしい
小石はお腹に入り込み
陣痛並みの鈍痛で
七転八倒苦しめる
小石は私の大切な
志に鎮座し ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34774
僕が東京少年だったのは小学校5,6年のときだけだった。新宿の地下通路に
は夜になると5mおきくら ....
どこから
吹いてくるのか
わからない
その風を探して
ビルの谷間
急いで走り出す
流れていく街に
流れていく時間を
マーブル
絡み合って
ミックス
混ざり合って
メロウイエロー ....
ひとりのような気がするし
誰かと一緒のような気もする
今日は三度死んだのに
同じ回数だけ生き返ってしまった
いろんなことに飽きたから
何もかもやめてみた
身体を動かさない
思考を停止 ....
確かに
すべての物語は 語られた
それは真実
疑うことの出来ない 真実
だが
人々の ひとりひとりの
それぞれの物語はいまも
日に
夜に
生まれつつある
やがて
歩くものとなる物 ....
{引用=
どれだけ言葉を吐こうとも
どれだけ嘘を吐こうとも
結局僕らは
}
元気にしていますか?僕は元気でやっています。
この前、あなたの劇団の公演があったと聞きました ....
{引用=
この目は、
わたしの目じゃない
この鼻は、
わたしの鼻じゃない
この口は、
わたしの口じゃない
この言葉も、
わたしの言葉じゃない
ココロもカラダも
ツギ ....
てめぇの詩を覚えるより
その教科書を覚える方を選ぶんなら
詩人なんざ辞めちまえ
詩人なんざ 辞めちまえ
紫の羽根の鳥を追いかけていたら
知らない町まできてしまいました
帰り道もわからないし
人の言葉もなにやら違うようです
初めは戸惑いましたが
そのうちに言葉も覚え
友達も何人かできて
家を ....
好きやねん
めっちゃ好きやねん
ものごっつ好きやねん
大切やねん
めっちゃ大切やねん
ものごっつ大切やねん
離れたくないねん
めっちゃ離れたくないねん
ものごっつ離れたくないね ....
☆インディーズ系ショートフィルム
(自主制作映画等)が無料で見れます。
(RealPlayer)
ABW
http://www.hc-tv.com/abw/
#予告編・全編公開 ....
何もむかつく事なんて無いのに
何もいやな事なんて無いのに
何もかなしい事なんて無いのに
叫びたいのはなぜなんだろう
僕の部屋の壁は薄くて
腕を振り回せば誰かの整った顔を殴って歪ませちゃうから ....
− 素子へ、特別版 −
子供の頃は戦後のモータリゼーションが
発展し始めた時期で
うちの車は初代パブリカのデラックス
その頃は車のグレードと言った ....
ゼリーのように透明な若い緑と
突き抜けるスカイブルーの
鮮やかなコントラストが
ぼくを憂鬱な気分にさせる
五月
無残に折られた桜の枝にも
健気なまでに生々しい緑が芽吹き
それを食 ....
今朝ひとり海に行って
砂浜でナイフを拾い
海賊になる運命を知った
ああ
そうだったのだ
これまでの人生はすべて
海賊になるための
複雑な道程だったのだ
風をいっぱいに受けた帆が ....
冬の海が好きだ
できれば真冬の海がいい
雪が降りしきる海は
まるで
この世の果てのようだ
地球が丸いなんて本当だろうか
実はそんなの大嘘で
平坦な地平線はここで終わり
この先は果て ....
あぁ
温かい光が沈んでゆく
ありがとう
Tバックの女王、飯島愛。
彼女の根性を認めない訳にはいかない。
あ、希望者は金さえ振り込んでくれたら、
ヴィクトリアシークレットの、一等SEXYなTバックをお土産に買いますYO☆
そうだ、 ....
初夏の夜、首が痛くなるほどに
高い空を見上げて、
あれがかんむり座だよと、
いつかそう教えたのに、
あなたは忘れてしまった。
七つの星でできた王冠を、
あっさりと投げて捨て ....
彼の心がすき
恥ずかしくて愛しいから
彼女の心がすき
楽しくて笑顔になるから
貴方の心がすき
優しくてあったかいから
自分の心がすき
って言えたらいいのに
世界に対する僕の存在なんてものは
とてもちっぽけなもので
ゴールデンウィークにどんなに
汗だくになって働こうとも
その大変さをわかってくれるのは
ほんの一握りの人間でしかいない
朝マッ ....
遠い、遠い、記憶の中
不安で、不安で、しかたなかった
つないでいた手を
ほどかれたとき
まるで自分の一部を失ったかのように
泣きじゃくった
子供の頃
デパートのおもちゃ売 ....
{引用=
昼の月が
しらけた顔をして
朝からずっと僕を見ている
虚しいなどと言ったら
すべておしまいでしょ
と君は言った
おしまいでいいと
僕は思った
やがて
....
生まれたのが
海の近くの
とても小さな町で
だから
海の見えないところにいくのが
怖い
波の音とか
磯のにおいとか
塩気を帯びた風とか
わたしの細胞のひとつひとつが
そうい ....
鮮やかな青紫の羽根を
ゆっくりと羽ばたかせながら
鏡のような水面の上を蝶が飛ぶ
きっとあの軌跡には
永遠という言葉の意味を読み解く
複雑な方程式が隠されているのだろう
蝶が羽ばたくたびに
....
バスキアも
ウォーホルも
リキテンシュタインも
安売りTシャツの
プリントに成り果ててしまったよ
安売りTシャツいいじゃないですか
大いに結構
ダメですか
ダメなんですか
ダメじ ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25