最近は めっきりと冷え込んでいますが
如何お過ごしでせうか・・・・・・・・・?
大好きな君は既に記憶の
片隅 つまり 輝かない星
カフェインの無い珈琲とニコチンの無い煙草
....
君に会って何と言う?
「愛していると 言ってくれ」
君に会って何と言う?
「キスをしても いいですか?」
君に会って 何を言おう?
昔の事だけ輝いているような言葉なんて要らない
これか ....
安っぽいヒロイズム
何て言うか 嫌いじゃ ないよ
吐かせる為の本も 泣かせる為の歌も
カラダに悪い ムラサキの煙も
諦めたらそれまで さようなら
不条理に迎合されたら 俺はどうす ....
もしかしたら、バカ男の正体はカメかもしれないよ
おっきな甲羅を背負ってさー
現代詩フォーラムにログインしてカタカタとキーボードを打つ
おおっきなカメ
おい、バカ男、それ何のダジャレだよ ....
鏡の色が
鏡そのものの色でないと気づいたとき
透明で書かれた文字が
読めるようになりました
そこには
「在る」
と書かれていて
それを読むことで
はじめて鏡に映ることができ ....
冬枯れの芝生を背負って空に飛び込めば
雲よりもはるか高くに居られる
重力に吸い寄せられた現実
あるがままの世界は逆さまだ
夕方の日は昇り
夜は足元に降りてゆく
暗闇に沈む星に手をのばし ....
結婚しよう
スキップしながら
手をつなぎ
ダブルベッドを買いに行こう
黒い下着身に着けて
純白のドレスを着よう
アネモネの花ぶちまけて
パーティを始めよう
あなたが見ててくれるなら
....
白梅が咲きほころぶ庭先に
この冬最後の雪が
チラハラ舞い散るころ
女の子というだけで
チヤホヤされる日
それがひな祭り
今年も我が家はちらし寿司
もちろん具から仕込んでます
食 ....
ソファさー、右側にどいてよ
なんでよ? 座りたいならそっち座れば?
いや、左側に座りたい気分なんだよ
だからどうしてよ?
いいからどいてくれ
おへその穴が気になって
ゆびをつっこんだらするする入ってしまった
はじめてさわった内側は生温かい
こりこりしたものがあったので
ひっぱり出してみたら癌だった
知らないうちに入り込まれてい ....
宇宙とジャングルを
真一文字に結ぶ線上に
おれは屹立していて
おれの中で
宇宙とジャングルは
混ざり合って溶け合って
宇宙ジャングルになる
おれの中に誕生した
新しい世界が
爆発的に ....
コトバがいらなくなった
瞬間
ぼくらはすごく近くにいたんだ
コトバという記号に
置き換える作業が
無駄に思えるほどに
・・・・
この壊れそうな時間を
もう少しだけ
そ ....
嫌な、文章だろう。
非常に書き方が不味かったと思った。
これを読んで、傷ついた方もいたと思う。すまない。
謝ります。
これを、書き直して、発表したいと思います。
しかし尚 ....
ぼくは流れてゆく、洗面台から消えてゆく、洗面台の排水口から、少しづつ、消えてゆく、冷え切った蛇口と、無造作に放置された、石鹸の反目、ぼくの手は、今日も汚れてしまった、ぼくは石鹸で手を洗う、今日一日分の ....
無視
似合って無くても着たいモン着て
身体に悪くても吸いたいモン吸って
悔しかったら男泣きに涙を流して
下らねぇモンには鼻クソつけて歩く
確かなモノは己の欲望だけだけど
理性を捨てちまう訳 ....
何かを表現しようとするとき
そのものが、実在するしないに関わらず、まず「在る」ということを受け止めてみる。
たとえば「音」
鳥の声が聞こえてくる。しかし姿はみえない。
このとき
....
笑ってる
イライラしてる
電車にのる
意味なく運命から逃げて京橋を通りすぎ
光が刺して来る
きもちいい
何かが静まり
次の川をわたりながら
女の子の高くいきる声に、おののく
電車の中 ....
感情の糸をわたる指先は
安いヴァイオリンのように響いて
逆立つ髪を宥めれば
傾いた首の方へ流れてゆく
(鼓膜を抜けて届いた先には
やわらかいあなたがまるまっている)
明滅 ....
まどろみ
みどり
ぬかるみ
よけて
みよ
くさもえる
あの
みどりのこみち
まよいみち
みちくさ
まみれる
みどり
まみどり
きみどり
ふかみどり
つかみどり
やりたい ....
ぴよぴよ
うまれたよ
あさでもひるでもよるでもないじかん
まいにちあかるいの
たべるものはいつもたくさんあるの
たべると
ぼくはすぐにふとるの
めきめきとおとをたてて
からだがひめいを ....
若い!!のに 独り善がりの世界平和的願望
たったひとつの詩を書いて 疲れたツラして
修羅場を幾つも潜り抜けてきたみたいに
”闘うのもラクじゃないね” だなんて…
若い!!のに カッコウ ....
病院の待合室で
子供をお利口にするための薬を
待ちながら
私はどんどん小さくなって
周りがどんどん大きくなって
それとも私が透明になっているのか
どちらかはわからないけれど
私の存在 ....
こんなに良い日の最後
洞穴からサンショウウオが顔を出す
夢を見て
最後にとても幸せな
エンディングシーンのはずが
わたしが「これは夢だ」
と気がついたとたん
ダメになる
私 不在のまま
幾つかの涙が流される
私 不在のまま
地球は回る
私 不在のまま
予約録画は始まる
私 不在のまま
私の詩は読まれる
おまえ知っとるか 蝙蝠ゆうのはな
超音波出しながら 飛んどるんやで
そんなん知っとるよ
ウチのお父ちゃん 鉄橋の修理してる時に
蝙蝠の超音波にやられて 落っこちて死なはった って
お母ち ....
馬鹿ターボ
全開で帰宅する俺
髭をたくわえ少しワイルドな俺に
おかえり、を言う娘は少しワイルドな俺に少し慣れ
一番星が出始めた空の下で縄跳びの練習中
綺麗でしょ、綺麗でしょ
いや、 ....
君と出会った時
君の唾液が太陽で光ってキレイだった
早くセックスをしよう
君は口づけで背骨を拭いた
あらかじめ無い未来
僕たちのいるところは
あらかじめ
遊園地なんか ....
夢は
叶おうと 叶わないだろうと
いずれ 消える
残るのは
夢を入れていた
銀色に光る
箱だけ。
高校生の頃みたいに
立て続けに三本の煙草を吸う
吐き捨てた唾の泡に
何かの期待を寄せた 夜
何かが起こりそうな呪文を唱えるよりも
何も起こらない夜に
ひとりで煙草を吸う 昭和七 ....
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