すべてのおすすめ
一万年と二千年前からは愛していないけれど
「真夜中のカーボーイ」になって
マッハ10で君をルパンしにいけたら
大変なものを奪いに行けたら
海老で釣った鯛で
気を引く必要もないのかも知れない
 ....
あんたは男のくせに真っ白くて
細くてまるで病人みたいな身体して
夜が怖くて朝に寝て
夕方に起きるような生活をして
学校になんて殆ど行かなくて
ご飯はいつもインスタントラーメン
ポットでその ....
(かじって
 すてて)


レタスを洗って
いたい
今日はずっと
レタスを洗って
一枚一枚
丁寧に
拭いて
いたい
今日はずっと


知るのがいやで
本当はもう ....
#41

 青い瞳からは
 青い涙が
 こぼれるものだと
 思っていました

 

#42

 オリジナルという名のコピー
 コピーとしてのオリジナル
 オリジナルなコピー
 ....
おっぱいは夜明けの頃がいい
まだ暗い丘を踏みしめていくように
夢と{ルビ現=うつつ}の{ルビ間=あわい}をなぞるように
その危ういしなやかさに頬を預けたい

夜のおっぱいがいいのは言うまでも ....
花とミクロ

糸的に蛇の祝福を
閉じた空間で受け取る
アザラシの膨らむエロティカを覆う空白の空で
人の型どりを抜きたがる唯

ミスアメリカの笑顔のみで
無理矢理快楽を捉えようと試みる知 ....
息を 
わたしたちは潜めて 
東の空の彼方から 
春がやって来るのを 
待ち侘びていた 

夜明けに 
うすい紫の風が
わたしたちの 
頭の上を撫でながら 
通り抜けてゆくとき ....
塾の講師なんて仕事をしていると
子供の心に触れてしまうことがある

前に受け持っていた女子生徒が
授業中に突然飛び出して
二階のベランダから飛び降りようとした

「死んでやるー!」と何度 ....
1999年8月某日

午前七時起床
朝食後、心理テスト
当てはまると思うものを○で囲む
それからこのテストを作った奴が俺よりちゃんと世界を観ているのか
どうかということが一時間に一度くらい ....
死にたくなる理由を
全部集めて
バケツに突っ込んだら
そいつをぶら下げて
ブンブン振り回しながら
海まで歩いていこう
凍りつくような真冬の海まで
右手にはバケツ
左手は君の右手と手をつ ....
1.

かみさまはいるよ、
って 
教えてくれた人は
もうすぐ死んでゆく人だったけど
それは黙っておいた


だって、あいしてるんだ



2.

きのう、かみさまを見か ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
久しぶりに三人で手を繋ぐ
いつもより寒い冬
汗をかいた小さな掌は
どことなく妻に似ていた

歳を聞けば指で
三本や五本を出していたのに
今では両手の指すべてを使わなければならない ....
誰かいま喧嘩売ってこないかなと思う

オンラインゲームのなかで

アバターとか



詩集とはエロ本のことだ

構えんで

難しい顔をする必要はなく

ただそこに写真よりも ....
たとえば
あなた宛てにメールを出して
それが
行方不明にならない
しあわせ

届ける
ことはできるんだ

つながってはいなくても
 

時折
いたずらな風 ....
モノを置かないでください
と張り紙のあるところに
モノを置いた

そんな些細なことがきっかけで
そんな些細なことの積み重ねだったのだろう

「いつもの」
そう修飾された朝は
あっ ....
大事にしてたコップ割ったの
牛乳おいしかった
おおきくて

だから音楽大音量
かなしみ
でかい音
だだだだだ

過ぎるの待ってる
息づかい

S、S、S、
 ....
あなたは、あなた


ぼくは、ぼく


逆立ちしたって


違う人間だけど


手をつなげば




わたしたち







 ....
ゆっくりと
呼吸する
緑の植物


ぼくの時間が
音もなく流れだす
風のない日に

ぼくは急いで

時計の針をもとにもどした
[は]


蜂の翅より
はるかに儚い翅です

はらはらとはなやかに
花火ははぜるので
はたはたとはげしく
旗ははためくので

儚い翅は

はずみはねる春に
はにかみ
はら ....
買い物袋から
オレンジが転がったのは単なる偶然で

私の爪の端っこに
香りが甘くなついたのも単なる偶然で


果実が転がり出さぬよう
そろりと立ち上がった頭上に
飛行機雲を見つけ ....
夏にすきな言葉は




清涼飲料水




です。




それは
レモンをしぼった透明のサイダーで


汗をかいたグラスは 商店街の福引の。



扇 ....
恋人は、詩を書く人と走る人

ふたりはお互いを知らない

わたしは詩を書く人と暮らしている

わたしは詩を書く人のために食事をつくる

詩を書く人はとてもきれいに日々を食べているので
 ....
ひらがなを覚えたのは
褒めてほしかったから

泣かなかったのは
泣けなかったから

望まないのは
叶わないのが怖かったから

受け入れられないのが
受け止められないのが
拒絶され ....
悪気などないのだから
だから尚更
優しいあなたは嘘つきになる

誰をも騙せなくて
自分を騙すことではじめて嘘つきになる


それがたとえ取り繕いの仮面であっても
優しいあなたは
 ....
すべてのおんなのこは
みんな桃の実のようで

ピンクに染められた指先を
風が撫でてゆくたびに
わけもなく泣きたくなる
土砂降りで
街は
真っ白に
光っていて

おれは
雨の終わる場所を
ずっと
探し続けている
   
  たくさんの流星が
  空から
  やがて降ってきて
  わたしはちいさな
  おいのりを
  ひとつ

  くちびるは震えがち
  言葉を
  すこし信じたら
  肩 ....
入院してる友達のために折ってるのと
その子はちょっと淋しそうに

鶴を折っていました

それを手伝おうと
わたしも折ったのですが
できあがった鶴の
羽を広げようとしたとき

その子 ....
蜜さんの自由詩おすすめリスト(560)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
me,_chain_her,_chain- 虹村 凌自由詩3*08-3-12
クロムハーツの- 虹村 凌自由詩5*06-11-15
レタス- 水在らあ ...自由詩33+*06-9-5
フラグメンツ(リプライズ)_#41〜50- 大覚アキ ...自由詩1006-7-13
おっぱい- 大覚アキ ...自由詩9*06-5-28
花とミクロ- 瓜田タカ ...自由詩306-4-9
春はあけぼの- 落合朱美自由詩4006-3-3
知らないことを知っている- ベンジャ ...自由詩42*06-2-6
鳥取大学付属病院精神科閉鎖病棟のおもい出- 馬野ミキ自由詩1906-2-1
おっぱい- 大覚アキ ...自由詩7*06-1-10
かみさまについて学んだいくつかのこと- 望月 ゆ ...自由詩80+*06-1-6
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
初詣- たもつ自由詩5206-1-2
NOTE_BOOK- 馬野ミキ自由詩16*05-12-28
元気ですか- umineko自由詩15+*05-10-22
修飾されない朝- たもつ自由詩4105-9-15
あけましてお- ともちゃ ...自由詩13*05-8-12
あなた+ぼく=わたしたち?- 柚姫自由詩505-8-10
空間- アメウ自由詩6*05-8-2
沈黙- アメウ自由詩7*05-8-2
五十音頭韻ポエムは〜ほ- 佐々宝砂自由詩3*05-7-30
家路- 千波 一 ...自由詩53*05-7-27
からんからん- コトリ自由詩13*05-7-21
詩を書く人と、走る人- コトリ自由詩18*05-7-20
『雪の降る町』- mana自由詩13*05-7-19
優しきあなたへ罪状を- 千波 一 ...自由詩20*05-7-13
- 大覚アキ ...自由詩805-7-5
雨の終わる場所- 大覚アキ ...自由詩1005-7-4
ながれぼし- ゆり自由詩6*05-7-4
千羽鶴- ベンジャ ...自由詩68*05-7-3

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