消えていく記憶の
映像はやがて
色あせた
一枚の写真になって
避けられない風に
彩りをながしてしまうの


くるくると
回る
地球儀の おと


重ねた手のひらの微熱 ....
メンズポッキーって何だ!
メンズポッキーって何なんだ!
じゃあ普通のポッキーはレディースだってことか!
普通のポッキーを男は買っちゃいけないのか!
メンズポッキーを女は買っちゃいけないのか!
 ....
降り立つ場所を求めるように
あなたは漂っている

薄い羽は
強く吹かれれば千切れそうなほどで
少しの風でも
自分の思うようには進めないふうで
でも
そんな目には見えないような空気から
 ....
(嫌になっちまうぜ…)


俺が生まれたホシの現状 いつも何処かで必ず戦争
遠い過去の延長線上 気にも止めない奴等の心情
外にも出られん腰抜け野郎 覚悟も無いのよド低能
表に出てみて初めて ....
花びらを コーンフレークに 混ぜてみる 君との 甘いキスの 味かも。 それが何だろうとは考えなかった
例えば自分の乗っている飛行機が墜落するとき
墜落という現象について考えないのと同じように

*****

そこに行こうとしたのではなく
他にどこへ行けばい ....
先日のホテルで神の愛が、熱として体に宿った事。適度なスニッフとシャワーで軽やかな心。その状態で恋人に逢いに行く事。私はエデンにいる。
エデンとは銘酊した視覚と弛緩した唾液に宿る。恋歌(ミンネ)!恋人 ....

震えるペン先に
無限の愛を 付きつけて


紙が破けた

あ〜ぁ
今日も書けないや。
風に舞い散るはなの
向こうに
海が見える
 
(ゆらぎ、
 湛え
 しめやかに
 能を舞う
 海
 謡い
 舞う
  ころも
 舞う
  いのち)  ....
いつだって、
手の届かないものを欲しがる、悪い癖。

あの光に過去を思い出そうとしても、
それは凡て幻です。


夏になれば、
夏になれば、
夏になれば、

夏に、ねえ、
 ....
そして穏やかに日は暮れる

夕方の公園には
足跡だけが残されている

子供たちや
その親の
杖をついた跡もあるから
お年寄りもいたのだろう

桜の枝が手をのばすベンチの下で
そん ....
凍てつく
廃墟の、
瓦礫の、
マンモスの、
その下の

眠っている
都市の
永久凍土の
遥か下方

煮え滾る、マグマが
確かに
、在る

、という
観測の
凍結
 ....
ムース配布中
駅前でムース配布中
キャンペーンガール駅前でムース配布中
ムースのキャンペーンガール駅前でムース配布中
新製品ムースのキャンペーンガール駅前でムース配布中

キャンペーンガー ....
耳の奥でずっと鳴り響いている低い音に
3度上のハーモニーをハミングで奏でてみた
上空を飛び去っていくジェット機の爆音は5度上
あいつがここにいたらきっとあたりまえのように
いかしたメロディを口 ....
東京少年
それは空を見上げます。
星が見られない新宿の夜空
私たちは、記憶設定のタバコを蒸して、
上がって、いつもどんなすべての通りもして、パレードする予定でした。

東京少年
それ ....
一日中何をしていても
ずっとあなたの歌声が聞こえてきます

最後の夜
あたたかい腕の中で聞いたせつない曲
あなたが想いをこめて歌ってくれたお別れの曲

自動繰り返しモードで流れてくるから ....
{引用= 1935年、文化人類学者のキルトン・スチュアート博士は、マレー半島に住む先住民族『セマイ族』の調査を行なったところ、彼らは独自の方法を使って、夢をコントロールしている事が明らかになった。そし .... 午前三時、まぶしい日テレ
閉じた強がり、開き直り。囲繞。全然何も開かない感じ
死んだ貝みたいにメッセージがない。
待望される、着信
悪魔の燃料を蓄えているつもり。
全て100か0で割り切 ....
真っ白なミルク
コンビニで買ったよ
息きらして走って帰って
今すぐにでも押し倒したいな
真っ白なシーツ
ミルクぶちまけて
パーティーのはじまりさ
約束のすべてに
火を放って
いま

ゼロに向かって
光の速さで遡っていく
裏切り者を乗せた
クリーム色の機械が
淫らな静謐の中
波ひとつ立てず
貫くように音もなく
飛ぶ

や ....
「いただきM」
なにさアンタいただきますくらいちゃんといえないのかい
、とアニータは言う
日本人なのにアニータと名づけるような出鱈目な親が、23年前からいたということだ。この土地には。
「おい ....
{引用=
冷え切った
ガラス越し

君は・・・・・
雨を眺めている

・・・・・・・・・

冷め切った
君の瞳越し

ぼくは・・・・
少女を見ている

・・・・・・・・・ ....
それがあなたではないという
ただ一点の理由から
わたしはもう誰も愛せない
夕暮れの空に飛行機が消えて4000秒後
あの大都会がすっぽりとあなたを飲み込んでしまった

あなたがそこに飛び込んだ瞬間
無関係だった街が暖色の光を帯びて心に浮かび上がり

あなたがそこに ....
春です!
お花見です!
盛り上がっています!
無駄に盛り上がっています!
小汚いサラリーマンも
無駄に盛り上がっています!
このエネルギーがあれば
恵まれない子供たちが
一体何人救える ....
殺してやる
と言いながら君を抱きしめていた
と言うような事を思い出すなぁ
と口から吐いた煙が言った気がした
ある火曜日の 夕暮れ
灰色の 夕暮れだった




           ....
{引用=
「簡単に言って、料理とは単に舌先だけで味わうものではなく、また弄ぶものでもない。耳から、目から、鼻からと、様々な感覚を動員して、「美」と「味」の調和を楽しむものだと思う。色どり、盛り方、取 ....
雨が降っているので
マグカップを左手に持って
泳ぐように家を出た

なにしろ左手は
マグカップを持っているのだから
なかなか上手く泳げない
気を抜くと溺れそうだ

駅に着いても安心し ....
真っ黒な宇宙に
雨が降る
上も下もない
無限の空間に
音もなく
雨が降る
銀色の糸のように
眩く輝きながら
真空に満ちてゆく
永劫の雨
久遠の雨
ラベルを剥がしたビデオテープ
広げたままのけばけばしくて薄っぺらな雑誌
勘定書や生ゴミ 積ん読の本の山
段ボールの箱からこぼれた新聞紙

その陰から
ひょっこりと覗いている
 ....
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