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もがいているあなたが見える
いつも苦しいときに何も言わないあなた
だからこそあなたの声が聞こえないと
あなたが今苦しいことを理解するようになった

好きだから愛してるから
苦しいときに一番 ....
神様なんてヤツがいるなら
そいつは
なんてひとりよがりで
ワガママなんだろうって
君だって
それはずっとわかってて

だけど
どうしてボクらは祈るのだろう
何に対して
ひざまずくの ....
{過去=きのう}のことがまるで昨日のことのようによみがえる

・・・花びらは
誇らしげに 寂しげに 儚げに
その色を 形を 輝きを
放っているけど・・・

一陣の風 やわらかく包み込 ....
たいていの問題は時間が解決してくれる、
なんて言葉は(誰が言ったか知らないが)嘘っぱちで
人生に対する問題で
時間が解決してくれるものは
ほとんどない、
と言っても過言ではないだろう

 ....
(いいちこを呑む夏の夕暮れ
人生はとてもぼんやり過ぎて
私は詩を書いていたりする)

あれは遠いせいしゅん
わたしはわたしに呼びかけたりした
美しかったりした

あれは遠いせいしゅん
 ....
湿った夜の空気の中を
飛び回る夏の虫が疎ましい
希望も絶望もないのに
月明かりが仄明るくて疎ましい

波音のひとつもない
此所が海辺だったらいいのに
そしたらきっと泣けるのに

ひと ....
目を瞑って
蒼い風に息を吸い込む
星の降る楽譜を聴いて
世界に一人しかいない私
君は空のゆりかごに揺られ
安らかに夢を見る魂

魂は青くゆらめき
肉体に宿るけど
この魂は私のものじゃ ....
1年後
2年後
自分が何をやっているかはわからない
けど
10年後
20年後
の自分が
何をやっているのかもうすでに
決まっている

そんな
他人―と言っても親だが―に敷かれてし ....
そらのなかで 出逢ったり離れたり
丸めたり 広げたり
うたったり 黙ったり している
わたしらは不思議とそれを受け入れて
生きていたりする
生きていたり 死んでみたり とても
鮮やかに わ ....
初夏の夜、首が痛くなるほどに
高い空を見上げて、
あれがかんむり座だよと、
いつかそう教えたのに、

あなたは忘れてしまった。
七つの星でできた王冠を、
あっさりと投げて捨て ....
雨のあとが アスファルトに溶け込むように
涙もいつのまにか乾いてしまって
たった1人でいることさえ 恐くもなくなった

喉がやけつくような痛みも
時が経って どこかあやふやな記憶にかわった
 ....
 笑っては こらえて
 笑っては こらえた
 君は もういない

 死んでも君に 会えないなら
 僕は生きるよ

 君の居場所 ずっと 残し続ける
 ずっと きっと
 独りじゃな ....
遠い、遠い、記憶の中
不安で、不安で、しかたなかった

つないでいた手を
ほどかれたとき
まるで自分の一部を失ったかのように
泣きじゃくった
子供の頃



デパートのおもちゃ売 ....
陽射し朝
眩しさに眼をあけて
何も無い抜け殻になったベッドの温もり

朝のメールは着ていない
また少し息をして
足枷引き摺るように階段を降りていく

朝のニュース
もう他人の不幸も幸 ....
その時 私は恋をしていた
好きな彼が眼の前にいて
その無邪気な笑顔は 私の胸を締めつける

彼の打ち明け話とは 苦痛極まりないもので
そうね、彼女は女同士でも信頼できる
などと私に言わせた ....
手をつないで
深いところまで、いってしまった


引いてゆくまにまに
記憶の砂がすれあっては
かすかに音をたてる
ノートブックの波に
毎日つづった、日記
夕立ちをよけて、キスをして、 ....
失ったものは二度と戻って来る事はない

切断した腕のように
失明した目のように
脊椎を損傷した体のように

すべては痛みを伴い
辛い日々を送ることになる

それでも一生懸命リハビリを ....
五月になれば 静かなものたちが風に揺れる
栞の挟んだ読みかけの本を開いてみる
わたしの記憶はそこでたちどまっている
色褪せた光の染みを読むように頁を捲る

その先を読むことも また
許され ....
夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした


最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
{引用=
いろんなことは
やりかけた
ままで

どれから
やればいいのかさえ
分からない

いつだって

生きることは
優先順位の
後の方で

国道を危なげに
歩く犬み ....
痩せた身体でうつむけば三日月

足元を眺めれば
いくつもの自分の欠片が光を失いかけている
日々削られてゆくいろいろが
音もたてずに
まるで始めから無かったことのように

やりかけたパズ ....
風が窓を叩く
君…?
夢を見た私は
叩く音に涙を流した

両手いっぱいの月の欠片
想い出でくっ付けて
あの頃の笑顔を作ってみた
君の写真立
ツーショットの数え切れないプリクラに
描 ....
遠い場所のあなたが
しあわせでありますように

桜を見送って
鯉のぼりを見送って
雨を待つふりで
見上げて

私がここにいること
この場所にいることを

あなたは
ずっと覚えて ....
ものすごく悲しいのは

心変わり

誰かさんと新しい恋をする
されたくないから 官能的で
いつも官能モットーで
ちいさなくちびるで
たった一言いえばいいじゃない

失恋した乙女 ....
笑ってくれだなんて言わない
笑えるときに
我慢せずに笑ってくれればいい

それだけを言うためにも
僕ははるかに遠回りをしてしまうのだろう
もしかしたら
あなたの笑顔が好きなんです
なん ....
どうにも身動きが取れなくなる私の
胸の上のあたりで、座っている息苦しさは
行進の仕方を忘れて
隊列に戻れなくなっている
らしい

それは確かにそこに存在しているので



手を頭の ....
愛の言葉が 傷ついて 泣いている
傷ついた分 輝いてる 恋が萌える
君達二人は そこまで したとして
愛の世界に 二人だけ。
  星の夜には
空から銀糸が降りてくるという幻想を持って
  今は亡き
あの人と、あの人と、あの人と、あの子 と
日記のような会話をします。


瞬いた先から、雫が玉のように伝わって
 ....
宇宙全体を
動かす

一つの
脳があり

僕らは
一つ一つの
細胞のようで

たとえ
アメリカと日本で
あっても

1分程の
タイムラグで

同じ事を
考えていたり ....
ひとつ ひっそり咲いた恋
ふたつ 経(ふ)る間に熱を帯び
みっつ 見果てぬ宵の情事(ゆめ)

今尚 口に 数え歌
水面(みなも)に一つ 涙つぶ
今更 口に 数え歌
冷たき月も ....
フォマルハウトさんの自由詩おすすめリスト(603)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雲の向こう- 桜 歩美自由詩1*05-5-5
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60×60×24って長い?短い?- ヤマト自由詩105-5-4
遠いせいしゅん- tonpekep自由詩6*05-5-3
波音- かのこ自由詩305-5-3
見えない絆- *くろい ...自由詩1*05-5-3
今、すべきこと- ヤマト自由詩1*05-5-3
電波- tonpekep自由詩5*05-5-3
かんむり座- 佐々宝砂自由詩2805-5-3
アクロスティックで。- 月夜野螢自由詩2*05-5-3
るいるい- くるす自由詩3*05-5-2
その手をはなさない- ベンジャ ...自由詩10*05-5-2
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恋の時間- 自由詩7*05-5-1
かなしい、さかな- 望月 ゆ ...自由詩25*05-4-30
疑似喪失- ポンテク自由詩3*05-4-29
メイ/ソネット- tonpekep自由詩7*05-4-29
花の墓標- 嶋中すず自由詩43*05-4-29
犬と蜃気楼- 043BLUE自由詩105-4-29
やがて満ちてゆく月のように- ベンジャ ...自由詩8*05-4-28
月の欠片- *くろい ...自由詩2*05-4-28
帰り道- umineko自由詩5*05-4-28
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夜半麻酔- 霜天自由詩605-4-27
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金曜の星夜_土曜の月夜- 千月 話 ...自由詩11*05-4-26
ホログラム- 043BLUE自由詩4*05-4-26
かぞえうた- 緑水自由詩405-4-25

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