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雨が すきさ
うたを うたおう

森が すきさ
ふたり やすもう

山が すきさ
うでを のばそう

風が すきさ
くさを なでよう

雲が すきさ
ともを さがそう

 ....
夢を追って
走って走って
途中
なんだか疲れて
何もかもを投げ出したくなって
振り向いてみると
もう足跡は消えていた

「走るしかないか」
って言ったものの
道はどっちに続いている ....
君がお風呂で
お湯が水になるまで
待っていたことを僕は気づかなかった

君は泣き
水があふれそうなくらい増えていて
そのうち君は水に溶けて
紛れていったのにも気づかなかった

僕はう ....
きょうはぽかぽか
おひさまのきげんもよく
きょうはぽかぽか
そらのきげんもよい。

こんなひはおもいきって
あたまのふたをぽっかりあけて
ちいさなこぶのひとつふたつ
とりだしてみたくな ....
空には50億年の嘘があって
それを雲が運んでゆくのです

遠い物語が砂漠を歩くとき
羽のあるものだけがそれを読むことができるのだ

私は知って
そして知らない

私は嘘を繰り返す
 ....
あなたは届いたり
届かなかったり
する

ふゆのなかでは
わたしはあなたにもぐり込んだり
息をとめたり とめなかったり
する

わたしは海のように
いくつもの約束を
忘れたり
 ....
おじさんはいつも何かにつまづいている
ずいぶん空が遠くなった

友達が少なくなったけど
仕事は増えた

良く知らないひとのことを気遣っている毎日
親しいひとのことはどんどん知らなくなって ....
指先であそぶ旋律がピアノの鍵盤の上を流れて 
部屋に溢れるやさしい音階のすきまに
天球図は青くひろがってゆく
東のかなたの
さそりの心臓は自ら発火し
そのきらめきは引き出しの奥で眠るルビー
 ....
馬鹿ターボ
全開で帰宅する俺
髭をたくわえ少しワイルドな俺に
おかえり、を言う娘は少しワイルドな俺に少し慣れ
一番星が出始めた空の下で縄跳びの練習中
綺麗でしょ、綺麗でしょ
いや、 ....
海には
ばらまかれた空が広がる
雲はときどき
空を恋しがって飽和する
眩しいくらいに雨を降らせたなら
やがて雲は白い波になる

ふゆの海では
鳥は幾千もの残照と背中合わせで
お腹はい ....
ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し ....
心臓に届きそうな言葉を下さい

まっすぐだけが納得させる
曖昧さが神経を麻痺させて

ぬるい方へとそっと導かれてしまうから

心臓へ

まっすぐ届く言葉が欲しい

悲しい夜だけが ....
永遠に風は変わらない
潮は満ち引きをくり返し
夜のあとに朝が
冬のあとに春が

永遠を願うなら
自然に戻ればいい
ただ風に吹かれて
揺れる花になればいい
悲しい青の中で目覚めるのが好きだった

そっと空を見上げると
つぶつぶの青から落ちてくる小さな光が
こんないとおしいって
涙の青 深緑に変わる私の膝の上で
空耳だったといっ ....
許したと思っていたことを
許せてなかった
忘れてしまったと思っていたのに
忘れられなかった


台所で
風呂で

ふっとひとりになる
重ねてゆく日々の小さな落とし穴のような ....
彼の嘘を
嘘と見抜く力が私にはある

彼の嘘を
嘘と知りながら知らぬ顔する
私の顔も嘘の顔
ねて
めざめてね
いつも流れる夢小道

顔の皮ふがはがれて
赤い紙になる

いつも窓を開けなくちゃって思う

人間を混ぜて、肌と灰色の混じった色の
タールができて
壁に塗りつけら ....
白く光る雲が流れていく冬空。
夕暮れの橙色が水色と混じり合って、それは綺麗。
烏の群れが西の空へ向かって飛んでいきます。
帰る場所があるの、良いね。
冬の短い日が暮れるのは、何よりも寂しい ....
空を

どこまでも飛んでみるということを
振り返った視線の、端のほうの夢の中
ほんの少しの香りで、漂っている

今、この辺りで



いつのまにか、梯子がなくなっている
あの木の ....
僕は走っていた
景色のない闇は
音も無く 後ろ
から

転んだと思ったら
既に
転び
過ぎた跡は
降り注ぐ刃よりも恐ろしい
風と

僕を微笑う
狂い咲いた花びらは散る

 ....
杏仁豆腐がとろけそうなころ
       
              舌の上はエラーです

空の上は Lalala


舌はずるい
空想に



一番近い気がしたから

 ....
喜びのうしろに
悲しみが
いる

涙のとなりに
微笑みが
いる

神様のつくった
小さな人間
つぶ

だまって青い空が
ある

だまって揺れる花が
ある
まだ生きているのに
上にあるのは冷たい土ばかり
そんな私の運命を
悲しんでくれる者はない

指先の冷たさは
声なき罪の思い出
生きているとはいえない
今の私の存在は
むしろ
むなし ....
あのくも
かいじゅうに みえる
あのくも
さかなに みえる
ぶらんこゆられ
となりに だれもいない
そら
あのくも
きみだったんだ
叫びたい
本当は

私をかなぐりすてて
泣き叫んで
のたうちまわってしまいたい


そうしないのは
私のプライドだ
旅行かばんを片付ける
今頃になって やっと

ひとつずつに思い出が
ぎっしり 詰まっていて
レシートさえも捨てられない
確実にふたりが一緒にいた時間だから

あの時のあの匂いが
マフ ....
雪が降り
終わりを告げ
また始まる可笑しな世界
いつでも世界に反発した私は
何処が世界なのかわからなくなった
君と出会って
初めて世界の中心を見つけた
私と君が世界の中心なんだと
君を ....
紺色のグラデーション
心に広がった波紋
だんだん

だんだん
のみこまれていく
だんだん

君のことを忘れていく

忘れられないと思っていたのに


君の笑顔と泣き顔を最後に見た

あの日

いくら泣いても

涙が溢れてきて

いくら飲んでも

 ....
短めの夏の裾をめくれば
過ぎた夢の夜に迷うよ

月の光が僕を照らして
繰り返す闇を優しく包んだ

心のブランコを止めるのは
もう、君じゃない。


だけど
もう少し、もう少し ....
フォマルハウトさんの自由詩おすすめリスト(603)
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ぷるん日和- ユメミ  ...自由詩6*05-2-11
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★123_シロイ、トビラ- 貴水 水 ...自由詩8*05-1-5
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