仰ぎ見る高みから
呼ばれている
この青い青い朝に
湧き上がる歓び
ゆっくりゆっくり吸い込む 、

時の佇み在り静かさ巨大に

とほくやはらか澄みわたる
波の次々と
波の鮮やかな水の ....
通りすぎていった雨にまだ濡れている。まだ舗装されたばかりの黒いアスファルトにもはやすっかりと晴れあがった青空が映りこんで、まるで磨き上げた曹灰長石(ラブラドライト)かなにかのようにその淡いみずいろを反 .... 現代日本の専門詩誌における「難解さ」の制度的生成

――ブルデュー的フィールド論、エニックの制度的承認理論、新制度派同型化に基づく分析


序論

現代日本の詩誌・短歌誌はしばしば「難解 ....
粗末な哀しみを夜に浸し、
柔らかくなった端くれを口へ運ぶ

牛脂の付着した鍋に、
豆と小麦粉、
岩塩を加えてシチューを作った

焚き火に、美しい魔女が裸で踊っていた

火のそばが母の ....
師走がすまぬという

みんな居なくなってすまぬという

 やさしい言葉をかけるのを躊躇う
 やさしい言葉が渦を巻いて襲ってくるのを躊躇う 
 助手席に乗せては苛々が募り
 飽きもせず ....
まばら 言葉の散布
ちらちら舞い続き

専ら冷え込む
この朝に 、

真っ直ぐ射し込み
放散する陽光受け
あれまっ!
西の地平遥か
くっきりにょきっと
輝き浮き出る
富士の高嶺 ....
ヘミングウェイが入ってきた。
(レイモンド・チャンドラー『さらば愛しき女よ』32、清水俊二訳)

元気そうじゃないか。
(チャールズ・ウェッブ『卒業』1、佐和 誠訳、句点加筆)

プルース ....
赤信号
ここの信号は
変わるまで長い

運転席から見やる舗道は
眩しいくらい明るい

紅葉した連なる木々が
夕日に照らされて輝く

ひらひら 
赤、黄、茶の葉が
人々の上を舞う ....
ふるえる
ふるえる
ふるさとなき
さむいさなか
はらへり
かさこそ
おちばのまい
はらへるふるえる
ぅううおぉおお
もうたまらずに
ぽわぁんぽわぁん
はずむたましい
しいんしい ....
君のお姉さんの言葉は
論理的にも倫理的にも
破綻した言葉だよ

カッコイイ……
チャッピィ、言ってやって
言ってやってよ!

こうなれば訴える先が
裁判所から
AIになっただけとい ....
生まれたくなかったかもしれない世界に
大きな泣き声で
生まれてきたのだから
つらいことがあったら
思い切り泣けばいい
そんなことを
普段忘れて固まってしまう
ツボに思い切り指を食い込ませ ....
カーテンの隙間から
漏れる、鉄状のもの
汗や痛みなどの
混濁した

私たちの怒り、は
私たちの表情、は
私たちの時代、は
安価な口笛のために
無意味なものへと
分類されてい ....
ぬけられます
 と、
白い戒律の剥がれた板に
赤錆びた日本語が
合法を装ってしがみついている
 
飢えと寒さのために、
大勢の煌めくことばが死んだ
ただ夢を叶えるために、
「嘘だ」
 ....
下ろしかけていた自動シャッターのボタンをまた上げる方に押す。シロップ漬けのサクランボのような紅色をしたまあるい巨星。とても大きく膨らんだ夕日がシャッター先のひくい夕空に浮かんでいる。しばしのあいだ魅入 .... {引用=

心を鞭打つ海風を欲する日
波音もきびしく鳴り
冬が眠りにつくまえに
 海をめざす


息を荒げ 山の稜線を進みます 


遠く人知れぬ
潮騒がむかえ
曇天の 色を ....
シルフ 、涼やか
風の吹き寄せる
来る冬のすぐ手前
この小春日和に
それ 、天使の身体よ
びしっと引き締まりつ
やはらかくしなやか
朝に頂いた半熟卵の感触
未だ舌先に温ったかく残り
 ....
どこへ向かうかわからない駅で
本当にひとりになったとき
何も信じられなくなったとき
ひとり遊びしながら電車に飛び乗った

お父さんを演じる
お母さんを演じる
子供を演じる
僕は私はここ ....
私が髪を切るとき

羊羹を包丁で
切るみたいであってほしい

髪型を変えても
大抵、夫は気づかない
それでいい
なぜか
それがいい

髪を切るのは
飽き性の私の
ささやか ....
青 、
誘いながら遠去かり
遠去かりながら誘い

奥処へ伸びる光帯の鮮やか現れる瞬間、

思いっ切り決断し
しいんしぃいん壊し
荒れ狂ったこの夏
嬉し冬支度へと
取り敢えずも収め
 ....
その日レマン湖畔の夕暮れは
満月を覆い隠していた
暗い鬱蒼とした雲の翳りが
静かな湖面を映し出していた
「みんなで1つずつ怪奇譚を書きましょうよ」
11月の侘しい夜
メアリーシュリ ....



猿を動かすベンチを動かす舌を動かす指を動かす庭を動かす顔を動かす部屋を動かす地図を動かす幸福を動かす音楽を動かす間違いを動かす虚無を動かす数式を動かす偶然を動かす歌を動かす海岸を動かす意 ....
吹き流されいく巻き戻されいく
一つの時の、また一つの時の
死者から生者へと生者から死者へと
さようならこんにちはこんにちはさようなら
生まれる前から生きて居る間に死んだ後からご挨拶

逆様 ....
天使たち 舞い降り
大地蹴る午前三時
また誰か人 、
独り引き取られ
涙の一粒に 光滴
寄り添い響き合い

新たな苦難と安らぎに向け旅立つ

この深夜に 光の帯の街並み 、
何処ま ....
冬、まだ生き続けている。とても大きなオオクロバエ。窓ガラスに張り付いたまま。もはやほとんど動かない。指さきを近づけてみてももはや俊敏に飛び立つこともしない。それはまるで、もう十分に生きてきたから、みた .... きらびやかな文章は
あでやかに飾った着物のよう
人を惹きつけて
魅惑する
その長い時間みても
飽きの来ないこと!

わたしは文章を読む
嬉しい
わたしは読める
文章の華は着物のよう ....
病棟のベットでぼうっとしている私
四人部屋のお隣さんは
ラジオを鳴らしながら歌っている

私は揺れる緑の仕切りカーテンを見る
空調の送り込む風にゆっくり揺れ
お隣さんの歌声は続いている
 ....
大工よもっと梁を高くして
 

石けんの切れ端で
洗面台の鏡に書いた
身内への連絡

返信はいつも
ルージュの伝言


2025.11.21
0 5 0
ぽえ
薄暗さ覆う海辺、うねり寄せる波間の渦に 
子供たち二人、あっちとこっち何か大っきな貝を掴もうと盛んに手足を動かして動かして

自分たちに肉体があることの自由自在を喜び、歓喜の木霊のやがて波間の渦 ....
最早絶望に絶望する
孤独と云うモンスター
最早親も誰も助けにならない
その現実を幼少に凝視した人間の

ごろんと転がる親しみ在る人の死体
ぱっちり両眼見開き固化した瞬間 、

自らを切 ....
粉雪の夜空からそっと舞い降りてくる、とてもちいさな白い天使たちが、君のながい睫毛の上にそっと置いていった、とてもちいさな氷水晶。
鏡ミラー文志さんのおすすめリスト(411)
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