ああ、神様、
私は煮詰まっています。
午後の週末です。
それは非常に活発な議論です。
あなたのひげに会えて良かったわ。
長い間、会議に来なかったわね。
主人は自分の携帯電話で滑って眠りに落 ....
去年の秋のことだ。
老婆がひとり、道の上を這っていた。
身体の具合が悪くて、倒れでもしたのかと思って
ぼくは、仕事帰りの疲れた足を急がせて駆け寄った。
老婆は、自分の家の前に散らばった落ち葉を ....
吹く風の光り

抜けてゆく想い

水際に佇む女の子が
泣きべそ顔で向こう側へと渡って
いった

精一杯力を振り絞り生き抜いて
ゆっくりゆったり
頭もたげる私である声 、
灼熱するもの冷え切るもの
只その双方の均衡の最中に

地の向こうから群れなして
ヒビキのコトバの響き愛、
形造らんとした意味合いの
塵埃の粒 ....
おらあよらあよ
ぺっ

あぶっな

は?

やべーてそいつ

キッモ

見るなよ

やば(これはガチ)
朝方は雨に近いみぞれだったが、いつのまにか大粒の牡丹雪となり
真冬のような降りとなっている
誰にけしかけられるでもなく、雪は味気なく空の蓋を開けて降り出したのだ


すべての平面が白く埋め尽 ....
やがて白銀の景色は薄桜に染まり、
雪風は砂風となってアフリカの砂漠へ移り吹く

ぐにゃりとした冷たい肌のやつは、
サハラ西岸の浅海で捕れた後、冷凍されて
TAKO と記された紙箱に詰められ海 ....
私たちが暮らしてゆくのに、
米を買うのにも窮するような毎日だったら
きっと憲法第25条は守られていない

ご飯と納豆だけの朝飯を食べ、
お昼は抜いて、
夜はカップ麺を食べて眠る

そん ....
千人の仙人、殴り合う。
それが、最初のヴィジョン。
笑っちゃうだろ。
もちろん、「僧侶」のパロディさ。
有名な詩人たちが殴り合うのも面白い。
だれが、だれを殴るのか、興味があるし、
殴り方 ....
『詩人の素顔』という本を買った。
シルヴィア・プラスのことは
ガスオーヴンに、頭を突っ込んで死んだ詩人
ってことくらいしか、知らなかったけど
読んでみたいと思った。
死に方にも、いろいろある ....
あなたに会ってすぐに
夢を見ていることに気づいた
夢の中でくらい元気でいてほしかったのに
弱々しいかつての微笑み
もう二度と会えない眼差し
懐かしくて抱き寄せてもすり抜ける
夢が覚めないよ ....
よもぎが新芽をだしました
そろそろ餅をつくころです。
茹でて混ぜてペッタンペッタン
餅がだんだん色づきます。
一口切りにとりわけて
きな粉をふって
はい、お地蔵さん

その、あしもとに ....
 
 ユダヤ人どもを閉じ込めておけ!

もちろんこれはわたしの本意ではなく1941年第二次世界大戦当時ナチス政権の人種隔離政策を代弁した言葉である。
ゲットーと聞いて思い出すのは映画「シンドラ ....
おっきなあいつがいるからかな
あすをよぶ7時が
こわくてたまらん

桜咲くらん
おおきな玉ねぎのした
川面のはないかだ

花粉のつごもり
めまぐるしいR7
いきるかいきまいか
 ....
戦争と平和

クリミア半島を手中におさめたプーチンの
第三次世界大戦を匂わせた脅しに怯えながらもと
思わせながら情報抵抗力をあげていた私達

この世界ひかりより速いものはないと
教わって ....
あなたの耳の中に
階段があった
手摺はないけれど
転ばないように
わたしは一段一段
下りていく

一番下にたどり着く
幼いあなたが
膝を抱えて泣いている
もう大丈夫だよ、と ....
己の立場に満足してなさげな人がいる
方々にバカと言って回っている

何とも残念な
キャパの狭さなのだ

人間は賢いと言えるほどの何物も
持っていない

レスバになった場合
ただ強情 ....
ひたりきる
ひきもきらず
ひかりのなみ

 なんという巨きな
うねりひかり 、

 ひたすらに
 ひたりて
ひかりのなみに
 いなくなりはじめる
  このわたし

 次第に  ....
 詩集「ジム・プリマスのポテチ」がなろうの週間ランキングで5位に入っていて、驚いた。しかし評価されると嬉しいものだ。
 それにしてもトランプ大統領とイーロン・マスク氏を、擁護するような詩を書いた ....
オオタニさんのテレビを見るに
呆けている場合かぁっと
ツッコみたくなる己を抑え
ときに素ラーメンが人気ですと
お終いだ、もうおしまいだ

アニメ好きがあるでしょ
男憎しがあるでしょ
グ ....
明日死ぬかのように生き
永遠に生きるかのように学び*
靭やか研ぎ澄まされていきながら

分け入りても分け入りても青い山**なほ抱え 、

自らに柏手打って肉身に基づき肉身を置き
魔と魔の ....
 石破君、とうとうやらかしましたね。この時期に新人議員に十万円の商品券って。なんかズレてるというか、本当に頭が悪くて、自惚れが強くて、それでいて自分の行動の責任が負えない。 
 この件も、まあい ....
わたしたち 、
綿あめ食べながら
この世に在って
苦肉の策を練り続ける
けれど ぴゅるなん、
どれもこれもてんでばらばら
いったいどれを選べとやら

とっくに溶けてどろどろの
お口の ....
茶柱が立った、と言う
その声が
柔らかな水分のようで
会議室の会議の最中にも
誰かの幸せが
どこかにはあった
特急列車が通過する時の
数え切れない風圧
議長さんが小さく
手を ....
あっ
それ、何
引っ越し祝い?

あはっ
ありがとう

でも
よくわかったね
ここが

それに
こんなに朝早く

休講だったの?
そう  ....
静寂を沈めた海が、満月を映している

白い泡を浮かべた幾度目かの波が、
今夜も踊らない砂浜を濡らして、
ひとりの足跡が、塔のある岬までつづいた

打ち寄せる羽ばたく声と、
幼い飛沫が果て ....
某太郎は盗人だ。盗むのは村の子供たちであった。子どもを盗むと汚物を塗りたくって家に返した。するとその家の者は全員病に冒され、死んでしまった。村人たちは某太郎に憎悪した。ある家の男が某太郎を憎むあまり自 .... 昔読んだ本を思い出した。浜辺に死体が打ち上がるんだ。人間の死体じゃないよ。怪物の死体だ。腐った死体だ。次々に打ち上がる。どこからきた死体なのか誰も知らない。浜辺を歩きながらそんな話をする。磯の匂いは腐 .... 道端の花壇の端に老人が腰掛けて苦しそうにしていた。止まって声をかけることができなかった。通り過ぎてから老人が重病だったらどうしようと思い振り返った。老人はまだ座ったまま。戻って声をかけることもできたは .... 滑走していく冬の夕空を
概念が凪いで金魚と泳いでる
熱の籠もった長靴下、
そろそろ君ともお別れだ
糸が引き千切れた 
正月凧、
風に流され遠く  
とほくすきとほりいき
春へと 遠くか ....
鏡文志さんのおすすめリスト(240)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いま一度、いま千度、- 田中宏輔自由詩14*25-4-27
横木さんの本を読んで、やさしい気持ちになった。- 田中宏輔自由詩16*25-4-17
深夜の頂- ひだかた ...自由詩725-4-17
ちょうど境で終わりを前に_- ひだかた ...自由詩525-4-3
あくダメ悪- 林 理仁自由詩3*25-4-3
初雪- 山人自由詩11*25-4-3
桜飯- atsuchan69自由詩17*25-4-1
憲法第25条- atsuchan69自由詩17*25-3-27
亀の背に乗って帰る。- 田中宏輔自由詩12*25-3-27
WHOLE_LOTTA_LOVE。- 田中宏輔自由詩15*25-3-24
瞼の裏のあなた- 自由詩6*25-3-22
はる- wc自由詩8*25-3-22
イメージについて/足音に影を落とす_(白と黒の考察)- 洗貝新散文(批評 ...6*25-3-22
さくら_咲く_RUN- wc自由詩7*25-3-22
戦争と平和- 足立らど ...自由詩4*25-3-22
迷子- たもつ自由詩4*25-3-21
マウント不治- りゅうさ ...自由詩8*25-3-21
瞑目一刻- ひだかた ...自由詩6*25-3-20
「クレクレ星人の独り言_48」- ジム・プ ...散文(批評 ...2*25-3-19
齟齬- りゅうさ ...自由詩4*25-3-19
詩想、透き抜けて寄る- ひだかた ...自由詩5*25-3-15
「クレクレ星人の独り言_44」- ジム・プ ...自由詩2*25-3-15
お研ぎばなし- ひだかた ...自由詩6*25-3-13
会議室会議- たもつ自由詩425-3-11
こんなふうに- 田中宏輔自由詩13*25-3-3
グィネヴィアとエレイン- atsuchan69自由詩14*25-3-1
疫、- 自由詩5*25-2-28
私達は仲良し- 佐々宝砂自由詩325-2-28
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