唐突に自分語りさせていただきますね。
むかしむかし、なぜだか知らないけれど文学極道っていうところで新人賞もらったんですよ。
それに初投稿から文学極道が終わるまでのあいだ、詩作から離れた期 ....
傷ついた時のための防護服を
何円でも買っていた時に比べたら
今は少し生きやすくなった
戦地にいるような形相の時に比べたら
今は少し安全な場所に来れた
幸せになりたいと今でも思ってしま ....
想いは沈み、
夜の静けさに息が漏れる
やがて、
瞼の裏に灯りはじめた
遠い星、
砂風の吹く
異郷の、
赤い空と渓谷
蒸気を吹き上げ、
無数のプロペラで浮かぶ
機械式の文明が、
....
そろそろ行くか
ボチボチ逝くのですね
愛を歌う人は
愛を捧げた人に殺された
愛を奪いあうのね
平和の為に
父母よ
あなたはひとりの天使を育てあげる
その ....
世界に対して
言うべき何かを持たない
私達は
否応なく
自分の興味に深く
沈み込む以外にない
しかしその狭く閉ざされた空間には
同じように
そこへ流れて来た難民が
少なからず、いや思 ....
勿論クリエーターにもご両親はいるわけなのに
仕事でこんつきて言葉のなかから飛び出せない
誰も助けてくれない世界で忘れてしまっている
自分の軌跡は何かで消され自分が何者であったかを
他人 ....
光と水はあらゆるものによく溶け合います。
美しいものには特によく溶け合います。
よく溶け合って美しいものを半ばちょっと別の美しいものへと見事に変容させます。
たとえば夏のプールからあがって来たば ....
・無、とは何も無いことではない。
・全てが有るから、無である。
・私利私欲の有るではなく、公正無私の有るをいう。
・儒学の君子は、公正無私の有るを楽しみとする。
・どうすれば、無(君子)になれ ....
YouTube番組を見れるように、母親の家にモニターとBluetoothスピーカーとファイヤーTVチューナーを持って行った。スマホのテザリングの設定をしようとしたら、ケチ臭いソフトバンクらしく、別料 ....
この頃、カクヨムのPVが伸びないと、自分の小説が読まれないことばかりに気をもんでいたが、考え直してみれば、人の作品を読んでいないのだから、自分の作品を読んでもらえないのは当たり前ということに ....
白い牙を覗かせて、
獰猛なうねりが崩れ落ちる
老いた小舟は
海の奈落へ吸い込まれてゆく
ゴオオオーと大波は唸り、
水の壁をふたたび聳え立たせる
曇った空には、
騒ぎ啼く海鳥たちが浮か ....
ブーニンが
ブラウン管から姿を消して
ゴルビーが
民衆にもみくちゃにされていたころ
楽しい
未来の思い出話に
盛り上がる
クラスメイト達を
現実に引き戻す
チャイ ....
猫の尻を追いかけてる犬と僕
世の中には一分と待てない人間がいて、あの日の僕がそうだった。
お金の引き出しや振り込みに関して言えば人はクレイジーだ。
今日引き落とされなけ ....
さいきん固有名詞が出てこない。
むつかしい字ではなく誰でも知っている
作家の名前が浮かばないのです。
あれ? おれ、どうなったの?
あわててその作家が書いた小説のひとつ
を思い出しgoogl ....
ああ、神様、
私は煮詰まっています。
午後の週末です。
それは非常に活発な議論です。
あなたのひげに会えて良かったわ。
長い間、会議に来なかったわね。
主人は自分の携帯電話で滑って眠りに落 ....
がっくりすることがあった。
あまり期待もしてはいなかったが、ひょっとすると、
ひょっとするかもと注目していた若手文芸批評家の
浜崎洋介がよりによって村上春樹推しハウツー本の
宣伝と紹介をや ....
ひどい時代だとぶつぶつ呟きながら飯を
食い続けてもう三十年がたちました。で
も死んでない。おそらくバルブが崩壊し
たあたりから言いつづけているような気
がしています。
まえの投稿にも少し書い ....
遠い昔
有名作家が書いた小説全集の一冊が
場末の古本屋の店頭にバラ売りされていた
古本屋の軒下には
時間の残骸のように小さな位牌が
重なっている
わら半紙を糸で綴じただけの
茶色く変 ....
去年の秋のことだ。
老婆がひとり、道の上を這っていた。
身体の具合が悪くて、倒れでもしたのかと思って
ぼくは、仕事帰りの疲れた足を急がせて駆け寄った。
老婆は、自分の家の前に散らばった落ち葉を ....
吹く風の光り
抜けてゆく想い
水際に佇む女の子が
泣きべそ顔で向こう側へと渡って
いった
精一杯力を振り絞り生き抜いて
もうセイシンは隅々に残っていない
びた一文、かすりもしない
一筆書きの短い眉がふたつ
戦場のように廃れはてた顔面を二つに
引き裂かんばかりに離れて
てん てん
脂肪の表面を剃刀でうすく ....
「マスコミが数を持ち出してきたら割合を見る、
割合を出してきたら数を見る」
わたしが文学と一見関係のなさそうな兵庫県知
事騒動を執拗に取り上げるのは、自由な言論に
対する暴力がマスメディア ....
ゆっくりゆったり
頭もたげる私である声 、
灼熱するもの冷え切るもの
只その双方の均衡の最中に
地の向こうから群れなして
ヒビキのコトバの響き愛、
形造らんとした意味合いの
塵埃の粒 ....
おらあよらあよ
ぺっ
あぶっな
は?
やべーてそいつ
キッモ
見るなよ
やば(これはガチ)
朝方は雨に近いみぞれだったが、いつのまにか大粒の牡丹雪となり
真冬のような降りとなっている
誰にけしかけられるでもなく、雪は味気なく空の蓋を開けて降り出したのだ
すべての平面が白く埋め尽 ....
やがて白銀の景色は薄桜に染まり、
雪風は砂風となってアフリカの砂漠へ移り吹く
ぐにゃりとした冷たい肌のやつは、
サハラ西岸の浅海で捕れた後、冷凍されて
TAKO と記された紙箱に詰められ海 ....
私たちが暮らしてゆくのに、
米を買うのにも窮するような毎日だったら
きっと憲法第25条は守られていない
ご飯と納豆だけの朝飯を食べ、
お昼は抜いて、
夜はカップ麺を食べて眠る
そん ....
千人の仙人、殴り合う。
それが、最初のヴィジョン。
笑っちゃうだろ。
もちろん、「僧侶」のパロディさ。
有名な詩人たちが殴り合うのも面白い。
だれが、だれを殴るのか、興味があるし、
殴り方 ....
『詩人の素顔』という本を買った。
シルヴィア・プラスのことは
ガスオーヴンに、頭を突っ込んで死んだ詩人
ってことくらいしか、知らなかったけど
読んでみたいと思った。
死に方にも、いろいろある ....
あなたに会ってすぐに
夢を見ていることに気づいた
夢の中でくらい元気でいてほしかったのに
弱々しいかつての微笑み
もう二度と会えない眼差し
懐かしくて抱き寄せてもすり抜ける
夢が覚めないよ ....
鏡文志さんのおすすめリスト
(198)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
書かない人のはじめかた
-
飯沼ふる ...
散文(批評 ...
3*
25-6-6
愚かさ
-
sonano
自由詩
6*
25-6-5
星の儀式
-
atsuchan69
自由詩
17*
25-6-1
悪霊のうた
-
洗貝新
自由詩
6*
25-5-31
私達に何が足りないのか?
-
花形新次
自由詩
4
25-5-31
クリエイティブでなくても鉄のレールを走る電車なりに装飾がある
-
足立らど ...
自由詩
5*
25-5-30
水貌
-
本田憲嵩
自由詩
13
25-5-29
学問が目指すもの
-
aristotles20 ...
散文(批評 ...
3
25-5-28
クレクレ星人の独り言「保守化のすすめ」69
-
ジム・プ ...
散文(批評 ...
1*
25-5-9
クレクレ星人の独り言「独りよがり」68
-
ジム・プ ...
散文(批評 ...
1*
25-5-8
安らかな茫々
-
atsuchan69
自由詩
17*
25-5-1
昭和64年をまたいだ後に
-
北村 守 ...
自由詩
9*
25-4-30
後藤くん、金髪先生はいつまでも待つよ
-
洗貝新
自由詩
14*
25-4-30
アルツ+ウツ=ワルツ
-
室町 礼
散文(批評 ...
3
25-4-28
いま一度、いま千度、
-
田中宏輔
自由詩
14*
25-4-27
肉体と精神を失った日本人
-
室町 礼
散文(批評 ...
2+
25-4-27
つるっつる
-
室町 礼
自由詩
3+*
25-4-24
古本屋の軒下で
-
室町 礼
散文(批評 ...
6*
25-4-17
横木さんの本を読んで、やさしい気持ちになった。
-
田中宏輔
自由詩
16*
25-4-17
深夜の頂
-
ひだかた ...
自由詩
8
25-4-17
われら現代ニホン人の肖像
-
室町 礼
自由詩
3*
25-4-16
じゃんけんぽん、あちむいてホイ
-
室町 礼
散文(批評 ...
3*
25-4-12
ちょうど境で終わりを前に_
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-4-3
あくダメ悪
-
陽向(2 ...
自由詩
4*
25-4-3
初雪
-
山人
自由詩
11*
25-4-3
桜飯
-
atsuchan69
自由詩
19*
25-4-1
憲法第25条
-
atsuchan69
自由詩
16*
25-3-27
亀の背に乗って帰る。
-
田中宏輔
自由詩
12*
25-3-27
WHOLE_LOTTA_LOVE。
-
田中宏輔
自由詩
15*
25-3-24
瞼の裏のあなた
-
海
自由詩
6*
25-3-22
1
2
3
4
5
6
7