美しく
変わりなく
差し迫る
短く
暖かく




おもいで


そして
戦ってたかも
死にながら

今いない
永遠の
小屋で

眠い
眠い

こども
 ....
僕は僕でなくなりたい
私はもういない
ただひとつその場所だけは覚えている
きみとかきみらとか
いくら手をのばしても硝子瓶を通してしか触れることはできない
溶けた硝子の腕を通して見つめる僕は
 ....
現実が輪郭を失って虚無へと形を変えた日に
雪が降った

大急ぎで明日に向かわなければ

冷たさを伴った足音が
少しずつ体から色を奪っていく

「色づきすぎた僕らはいらない」

そう ....
憧れは
いつまでも
追い続けていたいから
完全な憧れなど
持たないんだ
雪が降る朝
こたつにもぐりこんで
みかんなど食べていると
外で誰かが
“あ”と

こんな寒い朝に
誰だろうと
障子を開けば
雪ともつかぬ
白い梅のつぼみ一つ
“あ”と
ほころび ....
この寒い日を選んで
梅のつぼみが
咲こうとしている
まるで祈りの姿のようで
触れれば儚く解けてしまう
雪のようで
私はここに
立ち尽くしている
花 を 空 に 投 げ て 毒 を 白 で ひ と つ に し よ う


橋 を 渡 っ て 泳 ぐ ひ と 津 波 の 度 に 旅 に 出 る


躍 動 美 激 変 せ し め る  ....
ふゆの ひくくひろがるそらをみて、



きみは



きれいだね



といった。



ぼくは きみのよこがおをみて、


 ....
ぼくらはうまれた。

りゆうをもとめることなんかしない。

それはすでにぼくのなかにいきづいているから。

きみにあうためにうまれたんだ。

それだけをしんじてるよ。




 ....
「 」が欲しい

「 」がすべてだ

あぁ 僕には

「 」が足りない

もっともっと

「 」で埋め尽くされたい

でも

「 」って何だろう

しばらく考えて

 ....
おれの言葉には

乾いた冬の浜を
指す松の葉の固い鋭さがない

防砂林の激しい
潮風揺れ
ふうらり歩く

めまい

えんぴつを
尖らせた
紙に刺した

的に突き刺す
激 ....
遥か彼方の水平線は
冷たい冬の空にとけ
薄雲の光る中に
青さも白く霞む

寄せる波の音を聞きながら
どこかに
懐かしさを覚え
元始の記憶なのか
あるいは
胎児の記憶なのか

い ....
ああ
かみさまはいるのだ、と
思った
そんな夜の話をしてあげる

雲をつんざく、青
無尽に動く、光
まっすぐ、
ひたすらまっすぐな、光
それから逃れるため
走った

(まっすぐ ....
声をかぎりに
叫んでも
届かない
未完の言葉
帰らぬ音色
雪の平原は
降りやまない
白い世界が
まなさきに広がっている

ほっぺはりんご
たったか たったか
かけだしていく
あなたのもとへ
たったか たったか
かけだしていく
曲がり角は変だれもが魔


お試しのクリームで肌荒れ田


塩をまけ塩が巻け首列車


階段を何回昇った人類よ


白い粉空を掃く鳥が死にレレレのレ


タイタンもしくは ....
電線の五線譜に
鳥がうたう音符は
どんな曲を奏でるか
雲と空にはさまれて
どんな曲を奏でるか

街の音は聞こえない
風鳴る空
指先ひとつで崩れゆく
私だけの幻想即興曲
君の瞳は僕を導く光だ
僕の指を君の躯へと導く光だ
でも
僕の指に光る指輪が
やめてくれと叫ぶ
これほど
僕たちにとって
正しい瞬間など
ありえないのに
君の瞳は
奪い取ってと
輝 ....
カーテンの折り目に隠れたら
誰も見つけてくれません

折り目は深く、その影は僕より濃いからです

ですから僕はカーテンに巻かれて
人型の布になりました

顔や手足を描けば、それは僕なの ....
君は
いつも遠くを見つめてる
澄んだ泉のような深い瞳で
素直で優しい君は
いつも私を支えていてくれた

そんな君をいつまでも忘れない
今日は
昨日の続きだけど
毎朝 目覚める
毎日 日々新しい

昨日のぬくもりを胸に
今日の冷たい服を着よう
窓を開けて
扉を開けて
昨日とちがう
私 探して

雨でもよし
風 ....
いつまでも少女のままで
いれますか?
いつまでも少年のままで
いれますか?
名を呼ぶだけで心が痛くなる人が
いますか?
あさごはんのめにゅー

どりんく……こーひー
主食……しょーとかっとがにあうあなたの
    よあけまえのれいきでひやされたくびすじ

かろりー……わかんない
まんぷくど……★★★★★
 ....
そらっ



うわ、なんでとれるの!?


ふははは


いや〜……考えられんって


なんでこれ気持ち悪がるんよ〜普通やで?


普通ちゃうて!はよ捨ててや!!

 ....
満月の空
循環、円を歩きます
振り返れば影がゆがむので
進むことを
渡されています

街道の名前は不明
集まる人達は群れ
大きな坂道と階段
鐘の音が、ひとつ

進んでみる、今日に ....
クリスマス
みんなが
みんな
誰かのサンタクロース
あなたのもとへ
プレゼントを持って
西へ東へ
恋の嵐
ルドルフのハナ
赤いハナ
どうして赤いのかは
サンタも知らない

その1
おてんばルドルフ
そりの上
調子にのりすぎて
雪のカベにつっこんだ
出てきたおハナはまっかっか

その ....
曇り空の向こうに夢が霞んで見えるから

雲が晴れるのを待とう

そんなに急がなくても

そこに変わらずあり続ける空のように

夢は待っていてくれる



疲れたら休めばいい
 ....
こんなにこころ細いのは
君のことが大切だから
めまぐるしい空を
いたたまれない気持ちで

一度 知ってしまった感情は
もう二度と

知ってしまったら
忘れることも
知りなおすことも ....
ないてしまうかと おもった
きみは よぞらを みあげて
あれは リゲル
あれは べテルギウス
そんなに きれいな めで
とおく とおく あるものに
そらを すかして うちゅうを みてる ....
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