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君の苦しみ、悲しみが 伝わるたび
私も苦しみ、悲しみは するけれど
君の一部を共有したようなつもりで
実のところは嬉しいのかもしれない
君の苦しみ、悲しみを もったまま
私も明るく ....
遥か彼方の水平線は
冷たい冬の空にとけ
薄雲の光る中に
青さも白く霞む
寄せる波の音を聞きながら
どこかに
懐かしさを覚え
元始の記憶なのか
あるいは
胎児の記憶なのか
い ....
夕日を見送り
月を背にあしたに向かう
急いても、急いても、
朝が僕を追い越し
今日もまた
夕日を見送る
人は生まれ逝くもの
思いは生まれ逝くもの
命あるのも
そうでないのも
生まれ逝くもの
確かにあるのも
不確かにあるのも
生まれ逝くもの
僕の中で
絶え間無くつづく
営み ....