すべてのおすすめ
ひまになると

「なんのために生きる?」

という言葉が

追いかけてくる

しかし

生きるに値するから

生きているのじゃない

生きるに値することをめざしているから
 ....
神様 私は悲しみと向き合っているだろうか

絵具で押し当てた灰色の空に ギラギラと鱗が生える

その日の空自身が自ら仰ぎ泳ぐように

時間を動いて泳いでいる

ぐだりぐだり

片足 ....
陽の照る日、日は冬日、あかるい日に、

日の陽の光の広がって
あたりいちめん純白の原
ときはとけてうずをまき
めくるめく永遠の瞬間を
垂直に切り開いていく

陽の照る日、日は冬日、あか ....
演歌がやたら心に染みるのさ

何だか気がついたら年寄りになっちまってた
還暦過ぎちまってよ
どうしようもねえ 巻き戻しは効かないんだから
このまま先に行くしかないよ

老後はのんびり釣糸 ....
寝台の上で瀬死に横たわっていた
虫のように息をしている

何人も神にも仏にもなれない
死人にしかなれない
死人にしかなれない

死人以外になれない

冬の夜は寒くて
冬の明かりは冷 ....
芝生の生い茂った
小高い丘のてっぺんに
池がありました

そのほとりに
風車のように
クルクルと回る
赤い花が咲いていました

その花を見ていた僕は
淋しくって
淋しくって
思 ....
感化されようとは
思わないが

あの目は純粋なのです

どんな幸福を
謳う人のそれよりも

憑かれた目
ててんたたん ととんつてん
きしゃ はしってる

ててんたたん ととんつてん
きしゃっていうか きしゃじゃないの

それくらいは しってるし

でんしゃれっしゃ れっしゃでんしゃ

 ....
実家の仏間では
北の方角に手を伸ばし
いつでも笑い出す
生まれて間もない甥っ子。

姿かたちは見えなくとも
かわいい孫に会いたくて
ふらりと帰ってくる父が
楽しいひとときを過ごしている ....
茜色の雲から
茜色が抜けていくのを眺めていた
わずかの間に光を失い
灰色の雲に戻っていく

その色を目に焼き付けて
覚えておこうと思ったのに
ほんの少し
視線をそらせただけで
もう  ....
なんにもない
なんでもない
ぽかんとあおぞらあけまして
しずかなかぜがふいている
むおんのかぜがふいている

なにもないわたくしは
まちのけんそうのただなかで
たいこのおとをきいている ....
あたしは

決して、一途ではないんだ。


あなたの言葉に

心が、

鍵をかけられただけなんだ。
月見草のいちりんは、首をかしげて、

何を見るのだろう。
何を見ると思う?

それは、月の影。
 心の音。

砥石にかけられた、街のかけら。

──知っている?
死は、前からはや ....
声と声が交わるあいだ
柔かな光が横切って
わたしは不意にいなくなる

うねる大気が木霊して
いつからかどこかからずっと聞こえている小さな悲鳴は僕のものなのかもしれないしあるいはまるで関係のない誰かのものかもしれない、ポータブル・ラジオがたまたまどこかの国の電波を拾ってしまうみたいに僕 .... 水玉記念日

 カラカラリン
   と卒園式
 はじめてのさよならは
   カルピスの味



あまがえる

 雨、降ってきたかとてるてるぼうず
 雨、降ってきたよとへのへのも ....
修学旅行で長野の永平寺に行った
若い坊さんが
俺たちのホストだった

晩御飯を食う前に
「いただきます。」
て何をいただくか知ってるか
奴は得意げにそう言った

そんなネタ俺は知って ....
飛び込む
タイミングが
解らない

あの胸の中このビルの下

希望はいつも
上にあるのだと
知っている人が
作る空の色

吸い込まれそうな
青の視界が
反転をした
海に変わ ....
人生の
アクセルは
欲望で
ブレーキは
感謝だ
おおきなたてもののなかに
人がたくさんはいっていて
空や海はそれぞれに実在するとして
みえない思考や行動はどうしよう?

種のない畑にも
風はやってきて
よごれるように
生活は ....
とつぜんですが、
狂ってしまったんだ

人生の歯車

その人にあってしまい
その夜を境に
とも言えるけど、
本当に狂いだしたのかな?

人生の歯車

それ
わかんないよね ....
青空が見えている

静かだ

青空を見ている

静かに


呑まれていく
わたし


青空が見ている

静かに
桜並木が校庭を一周していたわけではなかったのかもしれません だけど桜並木に咲く花などどうでも構いません
確かに彼の記憶は水分を失い干からびていました
全ては不確かな世界のぼんやりとした景色だったの ....
更新されていく生活の紋様を
生きていくだけで今日も二人だ
目指すべき幸福は漠として見えず
幸福の分化して進化した概念ばかり見える
家庭という孤島に置き去りにされて
社会との親交のためたくさん ....
  静かさ


静かさ、といふ音があると思ひます。

秋の夜長、しをれかけた百合を見ながら
静かさに耳を傾けます。



{引用=(二〇一八年十一月八日)}



 ....
わたしを測るものさしと
変わらないリズムで過ぎていく日々

この二つが欠けてしまったら
わたしはどうなるのだろう?

毎日何度もわたしを測り、確認し
毎日同じリズムで過ごす

わたし ....
いつだって平穏を欲しがるけれど
本当は非日常を求めてる

早朝

道端に横たわる亡骸にはカラスが群がり
通りすぎるだけの景色の一部になっていることに少しだけ胸が苦しくなった


 ....
最近、寂しいところが少なくなった

宅地開発が進み畑はなくなり
無人化した団地は壊され
樹木は切り倒され、インフラ工事は進み
ホームセンター、リゾート・ラドンセンター、
24時間営業の店、 ....
海が見える最高の場所に
外国風の別荘地が広々とある

静かな環境に身を置き
心も体も休ませて
素の自分に戻っていく

どの季節にも美しさがある
その美しさを楽しめる場所

別荘地と ....
満月が夜にふんわりと浮かんでいる。
それは、輝いているというより
黒く塗りつぶされたキャンバスに一点、塗りつぶされていないところがあるような、そんな空白に見える。

世界の明るさから逃げて、夜 ....
秋葉竹さんの自由詩おすすめリスト(2147)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉- ホカチャ ...自由詩2*18-12-3
鱗が泳ぎ_悲しみを研ぐ- 朝焼彩茜 ...自由詩318-12-2
光の瞬間- ひだかた ...自由詩418-12-1
人生の冬に凍えた夜なんか- こたきひ ...自由詩118-12-1
冬の夜は- こたきひ ...自由詩418-11-30
赤い花- ゴデル自由詩4*18-11-29
感化- ナンモナ ...自由詩5*18-11-29
きしゃ- 自由詩218-11-29
じーじ。- 梓ゆい自由詩118-11-29
茜色の雲- Lucy自由詩12*18-11-28
かぜ- ひだかた ...自由詩618-11-28
- 巳 砂自由詩218-11-27
(無題)- la_feminite_ ...自由詩3*18-11-27
街角にて- ひだかた ...自由詩9*18-11-27
御免よ、僕には気づいてあげることが出来なかった- ホロウ・ ...自由詩2*18-11-26
クロッキー_2_うるま- AB(な ...自由詩4*18-11-26
いただきますの永平寺- ゴデル自由詩5+*18-11-26
リバース- ミナト ...自由詩218-11-26
人生の運転- ホカチャ ...自由詩2*18-11-26
たてもの- はるな自由詩318-11-25
人生をかたる- 立見春香自由詩518-11-25
失語- ひだかた ...自由詩7*18-11-25
記憶にかからない橋に- こたきひ ...自由詩218-11-25
静寂がうまれる- 葉leaf自由詩118-11-25
静かさ/窓/祈り- 石村自由詩23*18-11-25
鎖国- 卯月とわ ...自由詩318-11-24
平穏と偶像と- 十一月の ...自由詩118-11-24
寂しいところ- あおいみ ...自由詩818-11-24
別荘地- 夏川ゆう自由詩218-11-24
空白- 言狐自由詩318-11-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72