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私が大嫌いなお正月を

母がどんなに楽しみにしていたか

考えると涙が出てくる

少しボケたせいか

鯛のお頭が二つ買ってあった
1

毎年この日の夜には
上原君の星が話しかけてくるはずなのに
今年は何も聞こえてこなくて

見上げても光が揺れることもなく
なあ、もう忘れちゃうよ
と、小さく嘘をついてみた ....
ぱらぱら毛布にくるまって
はらはら伝わる母の熱
雪降る街は寝静まり
時を白く染め上げて
束の間君を母とする

ぱらぱら毛布にくるまって
はらはら伝わる君の熱
雪降る街は寝静まり
時を ....
古い毛布にくるまって
そのほのかなぬくもりの中へ落ちてゆく
ときおり失った言葉を見つけ直したりして
なんで毛布が言葉を覚えているんだろう
そういぶかっている自分に気が付くと
ディスプレイ ....
どれだけ着込んでも
どれだけ暖房を強くしても
寒さを凌ぐ方法をぼくはまだ知らない

寒いのは冬だからじゃない
寒いのは一人だからじゃない
氷点下を感じているのは
身体ではなくぼくの心
 ....
そこにある愛
輝きを放つ魂

ただ、感じる
ただ、感じて
本当の自分を知る

何でもどんなことでも
感じることが出来る

深く感じて
深い場所にあるものに
光を当てる

心 ....
悲しみを癒してくれるのは
時の流れなのかもしれない

悲しみを救ってくれるのは
寄り添ってくれる愛なのかもしれない

しかし
ぼくらはただ知らないだけなのかもしれない
もしかしたら
 ....
1

コミケの意味さえも知らずに、そこでは生身
のラムちゃんが見れると聞いたのもので。中
味も知らない冊子を所定の場所にドンと置く
と、待ってましたとばかりに、とは言え、一
言 ....
また夜になり
静けさ、
部屋に充満して
私は一人横たわる
人差し指より先に薬指が
ディスプレイに触れ
誤字が打たれていくのを
眺めながら

)アトランダムな文字列から
)生傷の如く ....
眼が在り映り凝視し続ける眼に
脳裏の戦場の消えない殺し合いか
眼前の草むらの子供らの激しい絡み合いか

展開され焼き付けられるその光景

草むらの草いきれも
左足にぐるぐる巻かれた包帯の ....
この街にも いつの時代にも
優しさを宿した瞳は見つめている

みんな人だから
その心の傷口をつつむように
ひとこと優しい言葉を
投げかけたいと
そう思っている

きっと

混沌と ....
蒼い夜底の真ん中
白壁の沈黙、ふと途絶え

薄い格子戸開ける女の白手
手招き三度、ゆらゆら揺れる

傷だらけの幼子の抱擁
骨組み晒し、癒されぬまま

格子戸の向こうに開ける界
二体 ....
わだかまりが
嫌で
夜を歩くのです

わかってもらえない
プライドを捨てて
夜を歩くのです

すべてを終わらせるために
生きてきたわけではない

夜を歩いて
たどり着いたコンビ ....
平安の黄昏に鐘がなる
カラスの恋人は
ひとつの影になる
朱色の柱に漆喰の鳳凰
牛車の轍のあいだに小さな花
明日は踏まれてしまうだろうか
子供たちは雀のように
無邪気に巣に帰る
ひと ....
闇や苦しみをどこに置いてゆく



お前がここまで引きずって来た物だ



お前が担いで持ってけよ






朝陽が昇る場所
 ....
どんな道でも
あなたとなら
幸せに彩られた道になる

何度も見つめ合いながら
見つけた壊れない想い

囁きに似た
魅力がある言葉
お互いに重ねて

新鮮な空気を吸い
常に新鮮な ....
底冷えする
夜に横たわり
祈っている
迫る闇が咆哮し
幾つもの夢が朽ちるとき、
心の奥処の祭壇に
火を絶やすことなく
灯して、灯して

)不眠の夜を透過する
)純白の雪を待ちながら ....
大抵の事は
いつか笑い話になる事である

但しそうはならない事があるのは
常々肝に命じておかなければならない
無風に花瓶、
押し倒れ
転がる転がる
少女の手許

受け止める幼手
花瓶は砕け
甲高い笑い声
さも当然に

さも当然に、
笑い声響くたび
花瓶は粉々に
亀裂走っていく
円卓 ....
肉身の疼く
今宵の静けさに

心は乱れ不安に駆られ
詩と死と戯れる余裕すらなく

焼酎を二杯、三杯と

焼け付く視界に
蜘蛛の巣張り

払いのけても払いのけても
辺り一面の糸は ....
椿の葉は少しの光でも
沢山の光を受けているかのように
大粒の光を反射する
やんちゃな少年がガバッと掴んで
思いきり投げたいくつもの白い石が
空中で一時停止しているような
よく見ると可笑しな ....
坂道に
水の流れ、
大量に 
夜の透明、
車は行き交い
飛び込んでいく
人、人、人

君はスマホの
中に居て
綺麗な声で
歌っている
聴いたことのない
異国の歌を
夢見心地 ....
ショッピングモールにある
スターバックスは行列だった
店員さんは慌ただしく
注文をとる係と
ドリンクを作る係と
仕上げて渡す係とに別れて
効率よく動いていた
照明はあえて明るすぎず
影 ....
空が握手をした
昼と夜の歴史的和解

世界が呼吸を始めたのは
忘れ物を思い出した君が
今笑ったから

天候曇り
雲量は十

尊重すべき
涙を踏みとどまる自由

もう一人で大丈 ....
わたしの瞳は小さい

つまりはそういうことで
人の気持ちがわからないから
優しい人からも、恨まれたりしていそう

静かな冬のお寺に
昔よく遊んだお地蔵さまがおひとり
孤独を怖れない、石 ....
高音の反響は 
悪魔たちを招集する 絶望の神の宴
  生贄の女たちが叫ぶ 歓喜と恐怖の波長

 極低音の響き ゆるんだはらわたをゆするのは
 夜更けの広大な倉庫に集う 怪物たちの排気音

 ....
涙、溢れて
記憶は麻痺し

思い出せない、
いったい何があったのか

)幼いままの愛娘、
)夢で踊り飛び跳ねて

眠薬片手に
横たう今宵、

涙、溢れて
記憶は死に絶え

 ....
どんな恋愛も
ドラマのよう

魅力的な出来事が
重なるようにして
目の前に現れる

ドラマで見たような情景が
今目の前に映し出される

あなたのその瞳が
キラキラしていて
幸福 ....
ナニカガ ウマレ ソウダ

言葉
宇を身籠もり
身籠もる言葉は
響く声また声の渦
何かが何かが ウマレテイル

夏の炎天下の縁側で
西瓜を食べている
兄と弟、汗流し
その頃青大将 ....
深く森の闇の香りがします
行き過ぎてゆく人に言葉をかけたりします
つまらない世間話ですけれども
視線はいつも痛いものです
いくどもえぐられているような不安定な
でもそれが欺かれていた ....
秋葉竹さんの自由詩おすすめリスト(2103)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- ガト自由詩7*20-1-29
Astronomy_club- AB(な ...自由詩10*20-1-27
ぱらぱら毛布- ひだかた ...自由詩320-1-27
残された詩- ナンモナ ...自由詩4*20-1-27
氷点下- HAL自由詩9*20-1-27
ただ、感じる- 夏川ゆう自由詩220-1-25
不可知- HAL自由詩7*20-1-24
Egg-Lab-Mates- AB(な ...自由詩8*20-1-24
ディスプレイ(改訂)- ひだかた ...自由詩420-1-24
露呈(改訂)- ひだかた ...自由詩820-1-21
きっと- あおいみ ...自由詩2*20-1-21
夜底- ひだかた ...自由詩4*20-1-20
夜を歩く- 立見春香自由詩720-1-19
月の薬- 丘白月自由詩120-1-18
ブラックジャック- TAT自由詩220-1-18
あなたと歩く道- 夏川ゆう自由詩220-1-18
- ひだかた ...自由詩720-1-17
大抵の事- HAL自由詩7*20-1-17
さも当然に- ひだかた ...自由詩3*20-1-15
予兆(改訂)- ひだかた ...自由詩420-1-14
椿の葉- mmnkt自由詩220-1-13
迷子- ひだかた ...自由詩620-1-12
ほうじ茶クリームフラペチーノ- mmnkt自由詩2*20-1-12
曇天の星- TwoRivers自由詩9*20-1-12
- 立見春香自由詩520-1-12
地下室の明滅- いねむり ...自由詩220-1-11
忘却1- ひだかた ...自由詩520-1-11
ドラマ- 夏川ゆう自由詩320-1-11
在るの根っこ言葉の根っこ(改訂再録)- ひだかた ...自由詩320-1-10
杳香- ナンモナ ...自由詩6*20-1-10

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