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カモメが翼を一文字に広げて飛んで行く
灰青色の空
雲は途切れ途切れに流れた
生温い風と遠くざわめく静かな波
周りの声はいつの間にか波にかき消された
水平線の境はハッキリと分か ....
好きすぎて 恋はそよ風 拭いている
冷やし中華 始めましたと
明け方の喉の痛みがヒリヒリと
太陽肌をジリジリ焼いた
今日は雲一つない晴天夜空
ひとつの銀河をそのままに
グラスにとくとくとくと注ぐ
星々がきらめき弾けて消えて行く
飾りには土星をグラスの縁にのせて
風呂上がりの夜空の三日月に腰掛け ....
睡蓮の 花弁千切って 悲しみを 無かった事に する幼き子
水面に 睡蓮ひとつ 咲く時は 私が流す 涙一粒