「旅」にはたった一つしかない。
   自分自身の中へ行くこと。

         ── ライナー・マリア・リルケ





宇宙人地球で蟬になってます 👽

手のひらの生命線 ....
拾いあつめ
また捨てて
息をするように

無意識ではないにしろ
なぜ そんなにも
答えは奇妙にねじれ

開き始めた蕾
からみ寄生した
耳に甘く残り

口に苦く広がった
残響  ....
意味も知らない四十九日
できれば輪に入らずに
木陰に座ってたい
そしたらタバコを吸いに
きみも出てくるでしょ?
砂漠で

畳の上で

けっこう一杯水の中で

バスの中で

ああ、なんかここで




そしたら妙に神で

バスの中で

けっこう一杯の水の中で

畳の上で

 ....
あなたが好きな

あなたが教えてくれた曲たちは

夏の太陽みたいな陽気さで

とぼけたような気軽さで

悩みなんて欠片も感じさせない

まるで あなたのような

悩む前に放射し ....
一瞬
影のさした殺意に
光をあてて解いた
こころに謝り
手を合わせる

まわりはどうあれ
時は過ぎてゆく
全てが静止するまで

叫ぶ雲。
出来ていないからあえて言うけれど
「足 ....
難しくなると
投げ出したくなる仕事
継続が危うくなる
AIを使えと命じられる
AIに振り回される
使うつもりが使われて
AIより下っ端の労働者
AIを乗りこなす
騎手たちがゆんゆんと走 ....
冬場も薄着で、
寒くないのですか? あなたは
って言ったら、
年寄りには寒さも暑さも同じこと
って、返されたけど、
人間も体温に近い毎日が続けば朦朧と蟻になる
体感以上にあたまのことだ ....
アカゲラについばまれた

桑の木 ハチワレの

地球のような球体の眼は 風の色をうつし、

木陰はさらさらと葉を揺らす

不安や恐怖が 世界を委縮させていく

怒りは人を疲弊させ
 ....
 {ルビ花=はな}の{ルビ輪郭=りんかく}は
  {ルビ鋼鉄=こうてつ}のようでなければならぬ 
                                         
       ....
清浄な君の、白いレース柄による、
胸の施錠、
かたく閉ざされた、
はちきれんばかりの、
極楽浄土、極楽浄土、
 西風が吹きつける
 白い塗装の剥げかけた
 木枠の窓

 嵐の前の雨が胸をつき
 かえるべき場所を見失った心は
 ぐるりぐるり
 過去の幻をめぐるだけで
 固くなる

 あなたは ....
鶴のおおくいる村に、
温泉へと向かいました、
露天風呂に入ったあと、
石だらけの日本庭園のベンチに座り、
その竹垣のまわりには、
樹々が青々と生いしげっており、
その葉がそよ風にさやさやと ....
あなたは夏のよう
夏というだけで モチーフ テーマになれる
純粋培養した笑顔は季節そのもの
夏の花は熱く咲くから
明日の朝まで待てない 手を放して踊ろうよ


お腹まで響く雷鳴は 大 ....
銀河の天秤がゆっくりと傾いて
月がかろやかに昇ってゆきます
夏の星座の中心へです

澄んだ湖面は夜空をうつし
魚が背びれに月明かりをうけて
チカリ、チカリと輝きながら泳ぎ
まるで流星のよ ....
 大洋の波は疲れを休めに
 小さな湾へ入る
 湾を取りまいた山々が厳しく空を区切り
 空は益々、高く逃れ
 大洋の波を冷たく見下ろす

   ⭐︎

 姿を取りえない青春の彫像を打ち立 ....
生きるのはなぜと尋ねられたなら
義務と答える
仕方がなく
そして
ずっと迷子で

朝が来ても消えない影
空虚で胸を満たしながら
闇を歩く

どうにもならなくて
足掻けなくて
苦 ....
 騙される人はいつも同じ

       ── どっかの人







しょうもない未知の予言にうんこする 💩

嘘つきが金を儲けるスピリチュアル 💸

ピンポ〜ンとエホ ....
るーるー、カチ・カチ・カチ・カチ・
うめくようにきつく、くぐもった、湿る声で許しを請う、どうして?、静夜のからくり、まだ内側を掴んで離せない、風が占める、時は鳴り続ける、果てる波と砕ける{ルビ過去= ....
このお母さんから私が生まれて来たの
お母さんとお父さんがセックスをして
精子の一つが卵子と結びついて
私が出来たの
いのちって
ふしぎね
この宇宙が生まれる前から
私が生まれることは決ま ....
{引用=(𝘭𝘦𝘵𝘵𝘦 𝘳)
ユウヒはとてもかわい よね さいきんなにしてすごしてる の ぼくはさいきん読みものしてる さいしょはわから なくて しらないことが少しずつわかるようになると これまでそう ....
恋人が蝶だった、ひらひらと羽搏きながらじゃれ合って、夏のあおぞらへとどこまでもどこまでものぼってゆく、その陽と風と葉はとても明るかった、ぼくはたしかに蝶だった、やがてそれぞれの夏空へと旅立っていってし .... 零れ落ちるのは涙だろうか
それとも赤い砂
ひっくり返した砂時計から
まるで煌めく砂糖のように
細かい粒子
さらさら流れ落ちる

ほんの少しだけ締め付ける痛みに
胸をおさえて
ガラス越 ....
犬の名前を並べる、
タロー、ルル、ブンタ、シロ
そのことを悔い、
喉元にキムチの色を塗りつけて、
俺たちは、見つめあった

北の城壁が高く聳えていた
たぶん、高さは、
喉の渇きで測った ....
ーーーー
ーーーー
 ーーーー 五線譜は要らない


''''
,,,,/,/,/,/
,/,/,/,/,/,/,/,/=    ※ ,/ ....
長い時間をかけて
ひとつ ひとつ
ピースをはめて
綺麗に出来上がりそうになった時
ひとつ ふたつ
ピースが無くなっていたことに気づく



決して埋まらないその穴は
いつまでも
 ....
政府が進めている、「ムーンショット計画」なるものがある。これは、2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現しようというものだ。ボクが説明するよりも、内閣府のサイトのア .... 他人の色と 路地の空に

私は何も望まない

心の中で 助け求め

でも私は1人で歩く

言葉を紡げ たとえそれが

ポエムと罵られようと

私は書くの 私だけを

私を紡 ....
 アナベルの咲きそろう庭に遭い
 手で触れることを
 ためらって

 六月の午後にあがった
 冷たい雨
 潤ってあざやかな花房に
 そっと 顔を寄せると
 控えめで甘い匂いは
  ....
きみの柔らかな手のひらで
冷えた肩を包んでくれたなら
ぼくは大空を舞う鳥になる
高く 高く どこまでも
澄みきった空を目指し
青く溶けて自由になれる
やがてあたりは暗くなり
たくさん星が ....
夏井椋也さんのおすすめリスト(557)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
永遠たち- 森田拓也俳句9*25-7-15
ブサイク画- ただのみ ...自由詩5*25-7-12
- mizunomadoka自由詩825-7-12
らいおん心理学- 林 理仁自由詩625-7-11
太陽みたいな人- 花野誉自由詩10*25-7-11
自分自身を持っている- こしごえ自由詩7*25-7-11
追い抜かされてゆく- 自由詩11*25-7-11
寒さ暑さも便秘にシュール- 洗貝新自由詩8*25-7-10
_風と桑- 月乃 猫自由詩10*25-7-9
ぼくのおっぱいは好き?〜二匹目のどじょうはいるか?- 森田拓也俳句15*25-7-9
観音びらき- 本田憲嵩自由詩1125-7-8
凍った雨- リリー自由詩14*25-7-7
虻湯- 本田憲嵩自由詩1225-7-6
ミッドナイト・スキップ- 唐草フウ自由詩11*25-7-6
無題- wc自由詩15*25-7-6
海辺- リリー自由詩10*25-7-5
生きていた- 自由詩10*25-7-4
恐怖の予言_七月五日〜大災害- 森田拓也川柳13*25-7-4
羽化- 唐草フウ自由詩10*25-7-3
おかげ- こしごえ自由詩6*25-7-2
(letter)- ryinx自由詩17*25-7-2
蝶の夢- 本田憲嵩自由詩1125-7-1
赤い砂- 栗栖真理 ...自由詩4*25-7-1
犬の名前- atsuchan69自由詩24*25-7-1
,/.脊柱閉塞,_(D.C.)- 洗貝新自由詩6*25-6-21
ジグソーパズル- さち自由詩625-6-17
爺ちゃん、月へ行く- atsuchan69散文(批評 ...13*25-6-16
感情の投げつけ- 短角牛自由詩2*25-6-14
しろい景象- リリー自由詩15*25-6-10
彼方へ- レタス自由詩8*25-6-10

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