妬みもあったんだ
悲しみもあったんだ

お前はそれに名前をつけるな

綺麗な場所もあったんだ
汚れたこともあったんだ

お前はそれに名前をつけるな

ほしいと思う日があるんだ
 ....
ハイフンが続いてく
真っ黒な道路の果てには
さみしがりやのバイカー一人
スコップで何か探してる

退屈しのぎの仕事でもらった
退屈しのぎの小銭を燃やす
スコップが小石を弾いて
炎と ....
ざぶんと音立てて
かわのなか
跳ね橋の底
見上げてる

気持ちのいいことなんか
気持ちが悪いし
誰かを好きでいることは
自己嫌悪への入り口
後ろでドアが閉まる
慌てたようなふりをし ....
彼は枯れ葉
私は木の実
そういう例え話
聞き飽きてるけど
楽しむ草の上

肘の裏を探しながら
中途半端な言葉を放て
僕は彼ではないのだ

笑い 話して
紡がれてる物語に
乗 ....
つわー!今年のギッグ(コンサートとは言わない!)はまっことホットな、エキサイティングな、言ってみれば過剰なアクトが多かったっ!
新譜レビューの”サバス”内藤も「これは年末のオールタイムEXの内容 ....
普通の暮らしが
目の前の世界を作ってる
忘れそうなことだけを
建築するモグラの生活

僕ときみは
はちみつ同士さ
五月雨を待ってる時
口に出してみる
これが最後の雪の降る世界
空を ....
誰かのもんと笑って
欲しがれなくなるのは
いつも昼下がり
腹ペコから解放されて
だらつく無意味川の中

いつまでこうしてるんだ
わすれたし
ゆるしたろ
詰め寄るあいつ
絞められ ....
憎い憎いと
与えられた不幸で
踊る俺を人が笑う

次は
こっちから
笑おうと思うの
彼女は言って
そして黙った

彼女は
腐りかけた
地面を見て
何かを知ってる
みたい ....
あああ、そうだ
思い出してきた
何かを欲しがれるように
強くなりたかったんだと

眠りからさめるとき
突然じゃなく
ゆっくり帰ってくるみたいに
先に弱さが訪ねてくる
そんな風に思 ....
自我インナー言葉
悪く探るドック・ドッグ
繋いだ手を
腐る牙で噛んで噛んで

洞察する部屋で
キャッチしてる22!

ラインダンサーの並ぶ
工業製品は不純で効率的
居並ぶ矛盾と ....
なんども
繰り返し
浴びせかけられてる
この感じは

麻痺してるみたいで
変なもん食ったみたいで
いろんなものが
遠ざかってく

気持ちは
感情は
誰にもさわれない
ここ ....
なにもかも
いやんなって
また今日も
忘れることを
ゴールにするよ

部屋のドアを開けて
明かりの消えた部屋の中
消し忘れたテレビを消して
飾りみたいにつけてる
制服を脱ぐ
 ....
午前4時
夕暮れが恋しくなる頃
息の白さが深く沈む
繰り返すさみしさの波に
黒く溶けていく

闇の中で誰かがいった
こんなはずじゃなかったよな
そうだな、こんなのは
どっかのグズ ....
初恋だと思って
何人もふられて
よくかんがえたら
俺誰も好きじゃねえもんな
何にもしてこなかったもんな

手遅れって
思いながら
諦めるべきなのさ
諦めるべきで
忘れなきゃダメ ....
僕にポイントを入れたひとが僕にはわかる(知りたい人には誰にでもわかる。そうしようとすれば。)
うれしくてその日一日にやにやする。(1ポイントに付き6分前後でしょうか。240ポイントで一日にやにやする ....
近づいてきてる
君にはどうも
なにか許せるとこもなくて



すぐ探せる
なくしものも
思い出す前に見つかる忘れ物、

みたい!
近づいて!



爆ぜてる間
 ....
デーモン、僕のすきなあの子を
うばって闇夜に消えてって

ブルースをもっとおおきく

デーモン、僕の笑い声を
うばってそしてなくさないで

ブルースをもっとおおきく

悪魔の会 ....
街につながるドアが
この家には有るのに
開けることをためらうのは
誰かが着せた僕の罪なのか?
正解は二つ
違うとNO
ギターを肩に下げる
ヘッドフォンにめいいっぱい音をぶち込む

 ....
過去を埋葬するものの中に
ときたま
何かを見出す人がいる
過去を埋めるガラクタを持たず
今を削り取り捧げる人だ

過去を埋葬するものの
すでにそれは生き返っていたと
嘆き慌てる人も ....
冷たい拳銃をにぎって
毎日過ごす
世界は僕の敵
君を思うことを邪魔する
たまらないよ
電子銃はまだ一発も撃てない
あと6.5V


落ちこぼれの
殺し屋のように
毎日を過ごし ....
にげろ
さめろ
夢の末路は今
のしかかって笑ってる

全速力で走ってる
動いてないと
死にそーさ

噛みつきの花
真っ赤で
くさくて
にやけてる
最後までついてくる花
 ....
はてなきよくぼうのはてにはてあり
さけをかてによごとよるをこえて
さまようたましいはなにもないへやのなか
ただかぜにかべをみてくるうのか

さかみちにむかってかめのあゆみをためす
つげのか ....
いつものままでいたら
通り過ぎる場所を
あつめていた

かけがえのない世界の片隅
お前を探してるやつが居たよ
かけがえのない世界の片隅が
顎を上げてわらった

いつものままでいたら
 ....
爪の生えた
あくまになりたい
忘れるより先に
思い出してる

抱きしめてから
気づいたんだ
君を嫌いだってこと
僕はあくまで
君の敵
ドゥー・ザ・ケーブル・イート

船の上 ....
8月が始まる頃の欲望は
冷めた満月みたいに膨らんでる
飲み込もうとしたって
変に甘くって
吐き気がして痩せちまいそうだよ

ギターの弦を巻き直そうとしてるんだ
なにもかもがでたらめに ....
変わらない場所が
ないってんなら
自分がそうなろう

捨てた車に乗り込む
捨てた場所に向かう

んなもなねーやっても 今は届かねーな
有るが頭から覆いかぶさって
ねーだらけさ
 ....
俯いたまま弾けるのが
ギターのいいところだ
黙ったままで
音が出る

靴の紐を
見ながら
音でいっぱいの
場所に立っていた

誰かがそこに
いるなんて
思わなくても
さみ ....
ゲロ吐いてるときは
ずっと
背中に火が着いてるんよなー

って訳わかんねえ

つかまり立ちなんて
すげー久しぶりよなー

って誰だてめー

指揮者が野良犬を乗りこなしてる
野性 ....
人の話を聞いている
することないから

人の話を聞いている
俺に話し掛けるから

こうこうこうで
どうなりましたと
交わしあう押し売り
疲れたし無理
言わずもがなもがもが
口ん中 ....
あの人は喋らなくなる
あの人は笑わなくなる
あの人は見えなくなる
あの人は消えていく

あの人が喋らなくなる
あの人が笑わなくなる
あの人が見えなくなる
あの人が消えていく

 ....
竜門勇気(790)
タイトル カテゴリ Point 日付
名前をつけるな自由詩317/3/27 3:13
HI FUN自由詩017/3/24 23:30
再サイレント自由詩4*17/3/21 10:49
春が来る自由詩017/3/15 3:06
ファンジン:GIGG! 1987/12/12 第8号[group]散文(批評 ...217/3/15 2:08
はちみつ同士自由詩017/2/28 0:07
ねずみと火花自由詩1*17/2/23 11:24
こっちから自由詩117/2/12 11:43
ロスト!自由詩117/2/9 2:42
ドロップ・シンナー・サイダー(キャッチ22!再び)自由詩117/2/9 2:02
さよならプリースト、ローグ、そして観光者自由詩017/2/5 23:11
わらっててーね自由詩017/2/1 12:18
次の発車を待つ自由詩2*17/1/30 7:55
手遅れじゃ自由詩017/1/26 5:05
CATFISH散文(批評 ...1*17/1/26 4:44
RUN! FURY! ...RUIN ABOUT.自由詩017/1/26 4:14
ブルースをラウドに、ソプラノをやや不安定に自由詩1*17/1/24 23:42
続きは受け入れちゃいけない自由詩3*17/1/19 9:18
胡椒の粒が凍ったら自由詩1*17/1/17 9:45
あと6.5V自由詩2*17/1/4 2:51
航海自由詩3*17/1/3 23:45
鈍るセックス自由詩1*16/12/31 4:13
思い出せない言葉を思い出せないままにしておく自由詩1*16/12/31 2:45
DO THE CABLE EAT!!!!自由詩1*16/12/31 2:26
ピリー、僕にその紙束を一つよこせ。こどもが花をちぎるような仕 ...自由詩5*16/12/16 8:44
新パニックさん自由詩1*16/11/15 23:26
新他人の話自由詩2*16/11/15 23:14
再パニックさん自由詩2*16/11/13 18:50
再他人の話自由詩0*16/11/13 18:48
へっていく自由詩216/11/11 11:09

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 
0.1sec.