もういまさら
なにをほしがってたのかも
言い出せないんだ
あのこの笑顔があれば

もうさみしい景色はいらない
僕はうまく出来なかった
うまく行ったほうでいいよ

カバンにたくさんの言 ....
詩を書き始めたのは高校生の頃。
現代詩集という投稿サイトに狂ったように詩を書き続けた。
ドコモのimodeのせいで人生も狂った。
不満だけは人よりあった。未来はそれほどじゃなかった。
一攫 ....
気持ちのいいことぐらいしか
楽しくなれないさみしー夜
二人の誰かを見て楽しむ

なんか なんか
さみしくてしにそーだ
なんか なんか
さみしさに乗っ取られそーだ

誰かがやってき ....
飯をくう
食うことは
生きるんだと思うこと
考える
そんなに
僕は元気じゃねえな

飯を食う
くわせてもらう
目の前に並ぶ食べ物と一緒に考える
こいつは 食うことは
願いだ

 ....
僕の得意は自虐です
あなたが笑ってくれるので
勉強しました
僕の得意は冗談です
あなたが笑ってくれるので
そういう風な人間であろうとしています

あなたが笑うと
個人的に全人類と
 ....
世界で一番の工学者たちが
導き出した最適解に
僕らは乗っかって走りだす

爪に挟まったスラッジを
犬歯でこそぎながら
よそ見は70秒以内ならOK
ハンドルを足の小指でいじっている場合 ....
君を知らない僕が
愛してるっていうんだ
そんなの真に受けちゃいけねーよ
どこでもいいや
酒飲めるとこ知らない?

組み伏せて聞き出した
あの詩の続き
なんてことなかったな
新しく ....
もう大丈夫だよ
痛くもないし
悲しくもないし
怒ってもないし

もう心配ないよ
辛いことはどっか行った
病気の場所はきえた
苦しい空気は流れてった

もう嫌な景色
かくさなくって ....
二人で生きてるだけで
罪になるネズミの兄妹
腐った痰壺に顔を突っ込むのが日課

シンナーの染みこんだリノリウムの床のみぞ
鼻先でなぞると世界が反転する
それが彼らの慰めです

体の半分 ....
何度もくらべ
追い落とし
殺してきたもの
探して
失い忘れて消したままのもの

食らい続けた無数に償う
夜の数だけ犯した
昼間の数だけ狂って吐いた
それだけなのに
僕が違ったの ....
なんで俺ばっか
なんで俺ばっか
こんな風になってんだ
歯ぎしりポケット充填中
なんでお前ばっか
なんでお前ばっか
欲しがり剤十錠ひとつかみ
丸呑みしてわざと苦しがる

わがまま十 ....
僕は道草を食うのが好きで、もしそういうジャンルの職業があるならば間違いなく小学生の頃の作文には将来の夢としての道草イーターへの思いが暑く拙く紡がれているはずなのですが、そういう将来性が道草にはない .... 好きなことをしちゃいけない
好きなことをすると死ぬからさ
タバコを吸って酒を飲んで
ぼんやりしてると死ぬらしい
そうでなくても死ぬんだけど
保険とか使うのは良くないんだ
僕の青春に一欠 ....
午前11時半
バスに乗って学校へ向かう
ひどい朝寝坊にまだ耳の中で夢のなかの音楽が鳴っている
鳴りつづける音 瞼の裏側が膨れ上がって

空にバケツが一つ浮かんでいる
中身に憂鬱を貯めこ ....
誰かがポケットに手を突っ込んで
枕元を通りすぎてった
灰に染まって焦げた声が
何度も胸に染み込んでく

誰かの言葉が混在している
夜明けと夕暮れは
一瞬だけ同じ

誰かを好きにな ....
クソの塊で出来た話を聞いていた
汚れたテーブルを挟んで僕は黙っていた
きみはクソを吐き出しおえて
真っ青な顔をして震えてる

そのざまを僕は眺めながら
自分が困ってるのかどうかわからない
 ....
好きなものの話をすると
なにがいーのと聞かれて
好きな人のことを思ってると
どこがいーのか聞かれる

別にいーから好きなんじゃねーよ
なにかしら受け入れて
生きてると
そんなものし ....
マスカカザル
マスカカザル
寒い夜に生まれてる
眠い朝に育てられる

神様にだけ
見放されてる
仏だけに
ほっとかれてる

スネもしねーで
妬みもしねーさ
消えた傷の
癒 ....
虚しい言葉ばかり
上手に使えるようになってきて
悲しい顔を作るのも
なんだか自然な仕草で
気持ちのいー時も
うれしー時もそんな世界で
なんだか自分ごと
嘘になったみたいなんだよ

 ....
暇つぶしに付き合う鳥の
羽にまみれて椅子に座ってる
マッチを擦る真似をする
苦心して葉巻を探すふりをする

君の服を褒めるつもりで
あざとい言い回しの引用文を探した
嫌われてるふりを ....
ホタルまた飛ぶ至る所にまた飛び
再び飛び重ねて飛び取り残されてる朝の陽
寒く苦い文字カスガイにして助けを乞う
明日ここに来い今日はもう去れ

水と土と目と地図のパウンドケーキ
激怒しろ ....
凍る配送に
夢は間引かれていく
とうの昔に
寂しさは友だちになってる
ギークの理屈も解るんだ
洞窟に吊り下げたカレンダー
怖くないものなんてひとつもない
焦りを貯めこんで腐った草を摘 ....
水牛の角をしゃぶりあげる農夫
爪の間で黒く光る唾液で
乱雑な本棚に覗く
オイルライターの火を消してる

腐った出来損ないだけが乗れる
朝晩三本のバスに揺られる俺はそれを見てた

膝 ....
僕と友達は
今日街を二人で歩くんだ
僕と友達は
お互い憎しみ合ってて

気をつけろ!

二人でそれぞれ
錆びたナイフを脇腹に突き刺し合ってる

そのうち腐るものを買い込んで
 ....
三日月の夜に出来ないことを
一つづつあげていく会議
私が抜けだしたことも
この世界にその答えも
わからないままできっと
今夜も眠ることなく続いている

発情期に全てをおいてきた
焦げた ....
僕があなたともう一緒にはいられないと思ったのは
あなたが僕と一緒にいるのをやめたこととかは関係なくて
僕はその決断を見守りながら
結局一番にしなければならないことをしなかったことについて
 ....
リターン


なんでかはわからなかった
敵意が僕に向いていて
みんなが諌めてくれてる
生意気だって
気持ち悪いんだって
だから
僕はやめた
付き合うことはないんだ
そうしなきゃ死 ....
届かなかった気持ち博物館
薄暗い廊下を歩いたつきあたり
そこだけ妙に明るい受付で
2、3質問を受ける
ポケットの中の黒くて悲しい物を渡したら
重そうでやけに軽いドアを開けて
誰もいないリビ ....
ウォーク。
最前線の気配
爪のツミレ
羽ばたくには早い
覚えるには遅い

出来損ないの音楽
単なる背教
僕と遺書を囲んで
グルグルと疑いを深めてる

ウォーク。
罪のないものば ....
何かかもしれない
時間が此処に来た
初めてのことかもしれない
こんなこと何度もあったかもしれない
何かが今笑いながら
僕を試すんだろ 試して去っていくだろう

逃げてきた過去の
亡 ....
竜門勇気(790)
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