コーヒーを飲んで、ふと思った
抱きしめればよかったのか
抱きしめて、抱きしめられて
そうすれば
ふたりの間のなにかを埋めることが、できたかもし ....
「ひさしぶり。元気だった?
こないだのアレ見た? すきだったじゃない。
じゃあ雑誌は? ずっと買ってたよね。
突然バックパッカーになったりしてさ。
・・・え? あた ....
わたしたちの手が
結びついて
新たな命に触れた
あたたかい
しあわせ
この手が
この手をとったことが
しあわせの
はじまりでした
きみが言う「愛してるよ」は うすっぺらい
「ごめん」と言わない 心ないきみ
「ごめんね」と言うと
「ううん」と返す
「ごめんね」と言うと
「もう言うな」と返す
「ごめんね」と言うと
「どうしてそんなに他人行儀なんだ」と返す
わたしのささやかな謝罪を ....
定時を3時間過ぎて、本日の業務終了。
ロッカーから鞄を取り出して肩にかけて、更衣室を後にした。
「ちょっと変わってるね。その鞄」
話しかけてきた彼と、一緒に飲み屋に行き、彼の部屋 ....
息子がわたしへ、手をのばす
ちいさくて、よだれまみれで、
ただただ、手をのばして、笑っている
あぁ
神様
いまを与えてくださったことを、感謝します
まもる、と決めた
それは
つまり
まもらないものを
決めてしまった
決断はこわいけど
失ってしまったら
も ....
いまのわたしの「しあわせ」を
機械で数値にできるなら
きっと
《計測不能》
と、出るだろう
暗い中、自分の弱さに涙を浮かべた日は
まだわたしの内にくすぶるけれど
....
いくつもの嘘をついた
本当のことだけを言いたかったけれど、
言えなかったから、嘘ばかりになった
「どんなに優しくても、嘘は罪なんだよ」
「真実がつらくても、嘘を言う貴方も傷つい ....
いまにして思えば、いつも扉があった。
あの夜、鍵が開かない扉を見つめ、
電灯が射す、コンクリートの壁を覚えてる。
誰にも触れられたくなくて、
扉の前に、本棚を移動させた夜。
....
婚約式が終了した。
かたおもいではじまったわたしの恋が、
あなたには不本意ではじまった、わたしたちの関係が、
結婚へと向けて後戻りはできなくなった。
あなた ....
すれ違う 落とした視線 見つめるは
ただ一度だけ ふれた指先
{引用=
フォークダンスは学生の特権だと思う・・・
}
....
砂のお城はくずれるし、
積み木のおうちもくずれちゃう。
眼に見えるものがこわれるなら、
あなたとわたし、眼に見えないモノをつくろ?
いつもすぎでいるから、いつもおもっているから ....
「淡い思い出になればいい」
いつか、自分で自分に向けた言葉
だけど、どうすればいいのかなんて、わからなかった
遠いのか、近いのか
寄せては返 ....
心に響くモノに
出会った時、
あなたを呼んでしまうのは、
ふたりでわかちあいたいからだと
思うんです
抱きしめても
ちからまかせに握っても
それはまるで砂のように
カケラも残さずいってしまった
眼も、耳も、心も、
こんなにも
あなただ ....
星を見上げると、祖父を思い出す
ざんばらな真っ白の髪の毛
しわが寄った眼や口元
背は高いから、いつも見上げていた
子供の頃、夏の夜、並んで歩いた
....
見上げた空
偶然の 流れ星
あの日の涙 思い出す
サヨナラ ナミダ
さよなら あなた
すきなひとがいる
わたしを、すきでいてくれる
{引用=
恋愛は共同責任よ
うまくいくのも失敗するのも 二人の責任だわ
}
そのとおりだ
自分ひとりだけが、恋焦 ....
いまがいつかわかっているのか
6月といえば、日本は全国的に雨季だ
雨というだけで憂鬱で、湿度は高く、足元は危ない
どうしてこんな時期に、しかも、わざわざ選んでまで
― ....
ふたたび、「愛」というものをかんがえた
それは、綺麗で、尊く、輝いているもの
ひとをあたたかくつつみこむ
「愛」は、ただそこに有り続ける、ひかり
「愛」
やはり ....
資料室から廊下に出ると、すでに消灯の後だった
真っ暗な窓に、疲れた男の顔が映っている
自分でも気づかぬうちに、笑おうとしていた
いまごろきみは
要領が悪く、人の分まで ....
「いつか」のために
笑っていよう
わたしがしあわせに笑っている
そこに、あなたのしあわせがある
そう、あなたが言うのなら
わたしは笑っていよう
この ....
どちらを向いても なぜかいつも向かい風
「宿命なのさ」と笑う君
つないだ手さえ「宿命なのさ」と笑う君
向かい風にも ふたりで行こうね
「愛してるよ」と言われると、沈黙してしまう
わたしにとって、愛は、無償で尊いもの
以前、本で読んだ台詞を思い出す
{引用=
愛っていうのはね なくならないんだよ
....
しあわせな気持ちが、わたし全部をみたしてる
あったかくて、うれしくて、笑ってしまって
わたし全部を明け渡して、たった一人を思う気持ちが、全部になる
でも、その人は「最初はみんなそう」 ....
お酒に逃げる、
自分がわかる
「縁がなかった」
なんて都合のいい言葉
「昔の話だから」
なんて身勝手なその言葉
逃げてしまうの、
いまだけだから
もう一杯だけ、
お酒を飲もう!
これは、あなたがくれたもの
あなたは栞と言ったけど、
これはわたしのおまもりです
すきと言ってくれた時、くれたもの
生きてきて、あなたに会えた
わたし、知ってるんです
わたしがこの世に生 ....
逢坂桜
(201)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
Coffee Break、Heart Break
自由詩
7*
10/1/4 2:14
創書日和「樹」 きみという人
[group]
自由詩
4
09/12/30 20:16
想撮空間「ぬくもり」 原点【後編】
[group]
携帯写真+ ...
5
09/12/14 21:33
想撮空間「ぬくもり」 原点【前編】
[group]
携帯写真+ ...
2
09/12/14 21:31
創書日和「謝」 告白
[group]
短歌
4
09/11/23 9:53
創書日和「謝」 やさしさ
[group]
自由詩
4+
09/11/16 8:32
創書日和「鞄」 こころのカタチ
[group]
自由詩
3
09/11/2 0:25
「ありがとう」
[group]
自由詩
2
09/10/12 16:02
決意
[group]
自由詩
3
09/5/15 23:21
「しあわせ」に誓う
[group]
自由詩
2
09/5/2 0:07
創書日和「嘘」 海を見ていた午後
[group]
自由詩
4*
09/1/26 13:36
創書日和「扉」 open/close
[group]
自由詩
4*
08/6/28 9:04
婚約式の覚書
[group]
散文(批評 ...
8
08/3/23 23:19
創書日和「指」 学生のころ
[group]
短歌
2
07/11/30 22:01
ふたりのカタチは
[group]
自由詩
4
07/11/25 16:15
創書日和「淡」 秋の夕暮れはなぜ物悲しいのだろう
[group]
自由詩
6*
07/9/30 8:28
響く恋しさ
[group]
携帯写真+ ...
8*
07/8/12 16:27
創書日和「砂」 それはまるで砂のように
[group]
自由詩
3*
07/8/10 6:42
創書日和「星」 初恋の人
[group]
自由詩
6*
07/7/25 10:43
創書日和「星」 ナミダ
[group]
自由詩
7*
07/7/24 9:20
あなたのもとに、帰ってきたよ
[group]
自由詩
12*
07/7/4 9:53
創書日和「窓」 6月の花嫁
[group]
自由詩
6*
07/6/27 22:01
続 「愛」というもの
[group]
自由詩
11*
07/6/19 9:57
創書日和「窓」 いまごろきみは
[group]
自由詩
5*
07/6/18 14:59
幸福の内のいつか 改
[group]
自由詩
13*
07/5/31 21:25
創書日和「風」 宿命
[group]
自由詩
12*
07/5/22 7:10
「愛」というもの
[group]
自由詩
15*
07/5/16 15:39
だいすきです
[group]
自由詩
20*
07/5/6 7:20
創書日和「縁」飲もう!
[group]
携帯写真+ ...
8*
07/4/30 23:54
創書日和「縁」おまもり
[group]
携帯写真+ ...
13*
07/4/15 18:10
1
2
3
4
5
6
7
0.4sec.