いつも遅刻して
私がその場に必要とされていることを
確認します

自分が女王と知り
周りのすべての人々の無能さ加減を
嘲笑します

毎日精神分析をし
寝ている間も脳が正義を求めている ....
甘ったるい
紙のほんたち
つみかさねられたその重みは
とてもへたなうたを
耳のおくから とおざける

つきとおす嘘は
宵闇にながれだし
もうとまらないなみだのあととなる

お ....
降りそそぐ朝の国を
友は つくりました、かがやいた希望が
みんなには望まれないまま真実に
ちかづく昼をまつこともなく
友は 死んでいました、なにかつたえたくて
ちいさな国をつくり
わた ....
(OSビル前 心象風景 1 )

わたしの髪の毛が
やさしく風に歌う、

聴こえるわけない
あなたはOSビル7階 まるで
灰色のひつぎにいる亡霊

あなたに逢えない ....
あーあ
こころが汚れるのっていやだなぁ。

土曜の休みには
夫婦でよく来る甘味カフェで
ふたりカキ氷を食べて
彼女はマンゴー
僕は宇治金時

白玉をあげて
マンゴーを一口もらうと
 ....
安室奈美恵が引退する
特に思い入れのある人ではないが
時代を創った類稀なる才能には
敬意を表する。

わが街にミニFM局なる遊び場あり
そこで毎夜 大昔の流行歌特集の回とか
今の現役演 ....
キラキラ 光る 蜘蛛の糸
白い 東の 朝の空

雲が丸まり
綿菓子になり
甘い蜜の
したたる小雨に
なるふりをして
ふりそめない

僕の右手は宙を掻き
星に触われるわけも ....
うつむいて幸せ色を飲みほして茜の空に消え入るため息

あの時の白い日記を一新し古びた銀貨を落とすメルヘン

あちこちにこぼれるミネラル塩あめをかばんに仕舞ってゆく夏の午(ひる)

蛇つかい ....
ゆく光こない光をえらぶから ふたり今夜の月の 傷 みる

くちびるで あなたのまぶたにキスしても 並べられない赤いビー玉

なあ、みたろ ジン マドラーで掻き混ぜた時 ライムの星 ....
アボカドカレーを
お箸で食べていたら
かすみと菫子がふたりで
ナイワ、ソレって
かちほこっていた

そこで私は
にほんじんだものって
かけていたメガネをテーブルに置き

立ち上がる ....
秋、ひとつ

秋の夕べは鈴虫が鳴く
静止する赤トンボをぬらす
虹かける公園の噴水
ながめ芝生で寝ている

少年のとまどいを笑顔にかえる
木の枝に吊るされ ....
わたしの時間はあのときから
すっかり止まってしまったんです

そして悲鳴はとっくに人の絶望ふみしめて
わたしは空っぽだから
からだじゅう毒で塗り固めているんです
じゃないと立っていられない ....
「起きたときコーヒーのもうよ」25時「恥ずかしくない?」手でかおあおぐわ

稲光り 朝のコーヒー飲みながら 今日この佳き日のにがにがブラック

門真には緑の駅前ホテルあり み みどりて ....
ボケットに隠していたのは猿の指ゆうきをください悪知恵ではない

胸元を強調し過ぎじゃないかしら嘘じゃないよねみんなこうよね

パーティーを切り裂く架空の悲鳴鳴り初めの恋のはじまり警報?

 ....
切るや裂く
破るや壊すや絶望が
溢れた十九の春なのでした

あおはるに
痛々しくも見開く目
負けない「ひとり」も嗚咽を漏らして

あのゼミで
消しゴム借してくれた彼
五月の風から魔 ....
いちめんの漆黒の空に
銀色絵の具を 振りかけて
秋 星座 またたく 地上には すすきゆらす風

高校の制服も冬服となり
詰め襟が真面目そうに通学バスから降りる

昼間の手強い強 ....
あたしは最高の魔女になる

テレビでワンピースを演るスーパー歌舞伎役者が
人間って鍛える場所がないと成長しないでしょ
って明らかにほんとうを言っていた

だから私はまだ二十台の経験もない
 ....
あのときわからなかった あなたの嘘
いまならわかる やさしすぎたね

ブルージーで でもねっこは明るい音楽は
いちにちの もう忘れたい辛い疲れを 慰め
いつもの シロとクロの ....
「あした 先生はお休みします」
そういって いらい さわぐち先生は
学校に来ない

さわぐち先生ってみんな「沢口先生」って呼ぶけど
ほんとうは「澤口先生」って呼んでほしいらしい

 ....
恋しよう?
そんな突然言うんだね
うつむく横顔 色づく 頬紅

うわ目つかい
あのとき伝えた甘いウソ
「好きになるかもしれない」信じた?

闇の絵に
「ぜったい誰にも だまされ ....
それは 悲鳴だったか

夜、星空に流れた
気づけば消えてしまうかすかな夢の中の笑い声
少し枯れてしまったシマリスの森の中で
ささやかな それでいて生真面目なそよ風に

生活を鵜呑みに ....
夢の雪ちいさな口でほほえんで屋上からみるつぎはぎの鳥

虫の歌西からくずれるどしゃ降りにだまされて泣く銀の天秤

恋愛運気になるおみくじひきました仮免だけど誘っていいかな

ぬれる文字ぬれ ....
七色の満月に
よりかかっている

骨になり泳ぐ魚
軽すぎて命が冷たい
星座になりきれなかった
群雄たちの成れの果て

七色の満月に
よりかかっている

眼鏡をはずし
からめるさ ....
(WHITE)ワイシャツのワイがYではないと知り恋のピンクに染めあげたくなる

ワイシャツって純白禁欲的だからタイゆるめさせ卑しくしちゃうか

ネクタイを額に巻いて歌ってるバカじゃん額に惚れる ....
「悲しみって 日替りね」
少し軽めの春の陽気がつぶやく

金色の教室で新しいサヨウナラを見つけた
無人の机は古びた傷を刻んでいた

君の挨拶もサヨウナラとつぶやいていた

悲しみの言 ....
あら失恋?
貴女の泣き声 こころを凍らせ
異邦の人でも 抱きしめたくなる

目に痛い
涙じゃなくて虚空にみたのは
白昼夢ではなく 透明な雪

涙など
こぼれていいけど 影ふみ ....
別にその
好き なんてあの 言われてない
夕べ 流星 いっしょにみたよね

好きは好き
素直な気付きを知られちゃ毀れる
トライアングル 「いい人みたいね」

カチューシャが
 ....
秋葉竹(1017)
タイトル カテゴリ Point 日付
ノーマジーンの涙自由詩417/9/25 23:20
おわり 自由詩417/9/25 22:27
友の国自由詩217/9/25 15:21
小会議室自由詩2*17/9/24 9:01
なんてことのない自由詩3*17/9/23 19:27
安室奈美恵さんに寄せて自由詩2*17/9/23 9:02
小雨自由詩317/9/19 22:33
ひとつのメルヘン短歌217/9/19 22:12
順縁短歌3*17/9/18 19:44
スプーンがないので自由詩217/9/18 9:44
秋 ふたつ自由詩417/9/15 23:26
自由詩217/9/14 22:05
憧れの人短歌217/9/14 7:07
清純派短歌217/9/12 22:06
とある十九の春想うと涙目自由詩417/9/11 22:30
月光自由詩317/9/10 21:06
秋のひとひら 9/9 ( 土 ) 自由詩217/9/9 22:39
やさしい自由詩217/9/8 22:39
ふたごの恋自由詩117/9/8 0:04
猫街に星屑の降る夏休み短歌117/9/7 0:35
自由詩117/9/6 15:37
短歌217/9/5 23:47
秋の星座自由詩3*17/9/5 0:06
あたまからブレザーをかけられた理由短歌117/9/4 15:47
教室自由詩3*17/9/3 23:31
アルファマの娘の溜め息をみた日自由詩217/8/29 15:47
たいがー あんど どらごん自由詩4*17/8/26 22:06

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