雨降りの日に
部屋に篭もり
ひとり積み木を
積んでいく子に
涼やかな風、
すーっと一筋
網戸から
まばたき
二度、三度
見開かれた眼、
積まれゆく積み木
色とりど ....
意識の
幾次元もの
潜り抜け
やっと正気保ち
正気保ち意識の幾次元へと
「さよなら」の無い次元に逝く前に
「こんにちは」の言い方を
覚えなければならない
....
浸っている
ひたひたと浸っている
あなたのなかにわたしひたり
わたしのなかにあなたひたり
あなたのなかにわたしひたり
繰り返し繰り返し
浸っている ひたひた浸っている
....
青い夏の夕暮れ時、
斜光に降り注ぐ雨
銀の色に細やかに
絶えることなく
青の光の銀の絶えることなき呼応を
届いていない荷物にふと気付き
あれっ?!と想った瞬間、
呼び鈴の鳴る
....
感情というもの、
その深奥パトス
打ち叩かれる瞬間、
響き光放ち
ヒビキヒカリ
奥まる純白の回廊に移送され
粉砕される感傷私性一切、
捏ねられ抉り唸る力動の
ヒビ ....
獲得された均衡の内に
今を落ち着き払い 、
波しずか
深まる青み
降る空に
遠き声の響
いつしか木霊し
到来し続けるもの
この世界という魂の相貌
明るさ無限に増す意識の視界に ....
絶望の頂きに立つ
この人間社会の空に
白雲棚引く朧月夜
光りやはらに届き来て
絶望もなく希望もなく
活き活きこの時生きるのみと
絶えず冷たい雨に打たれ
ふるふると無力に震えながら
ふとひろがりゆく青空に
ひっそりお辞儀してみても
なにひとつヒント与えられず
冷たく叩き付け雨は降り続き
ふるふる震え叱咤し自ら ....
核ミサイルに眼差され
凍り付いた蒼い空の下
、
巨大な内なる何か抱え
眠れる意志叩き起こし
、
空無の向こうを眼差す
私たちは畔にいる
この川に隔てられ
貴女 と 私
大空の下 太陽の下
絶え間なく絶え間なく
落ち続けて昇り続けて
(生きる姿勢を変えたのはいつからのこと?)
洋上で過ごす如く
....
ゆっくり
渦巻きながら
在るという謎に
誘うヒビキヒカリ
人、知っているのだと
唯、覆われ忘れられて
ヒビキヒカリ言の葉舞う
想起の方途のレッドゾーン
飛び跳ね躍るヒビキヒ ....
プラットフォーム天井から
姿見えずゆっくり繰り返し響く
低くくぐもったイキモノの鳴き声
ふと偶然に聴いた朝、
「ハトってこんな鳴き声だっけ?!」
想わず驚き私は隣に立つ友人に ....
一突き矢の突き刺さる、
光裂この瞬間に。
*
無数無限に
アナタたち顔その印象、
ふっと浮かび来る
タマシイのカタチ
それぞれにそれぞれの
普遍大海原の神性一滴 ....
道向かいの街路樹の
盛んに繁茂する新緑の
大風に波打ち揺れ動くに
私の思考の溶け込んで
私は自分を保ったままに
緑に波打ちうねり合一し
みどりうねり
運動思考そのものだ
....
なぜ此処に来たのか
(絶えず忘却しながら)
なぜ此処で生きているのか
(絶えず想起しながら)
失われた記憶の底
掬い出せば
無限の哀しみ無限の歓び
相俟って響き合い
な ....
断崖絶壁の際に立ち
臨めば、
清流の流れ遥か底に在り
身を賭して
他者のために新生せよと
今日擦れ違った人、
紫掛かりうっすらと
純白の端正な面持ち
浮かび来 ....
鋭角に切り込む
凝縮の果実
南の戸口より
朝に取り入れ
北の戸口より
漆黒の夜に輝いた
銀河の残滓流し出す
手のひらに残り在る
夜々の夢底割り
現れる界
その確かな感触、
黒 ....
踊る子らの
この広場、
熱気溢れ笑い弾け
此の世の宮居、
張り裂けんばかりに
なんということ!
滑り落ちる断崖絶壁
この広場取り囲み
区切り在り、
小さな死大きな断絶
....
ひろがりゆく
いようにいだい
いだかれて
いようにいだい
いしにだきしめ
ひろがりゆく
ただそれだけ
だきしめる いし
いだかれながら
いし に より
取り消され
ては、
取り戻し
ては、
取り消され
異様な現 現の異様
絶えず死を前にし
終止符打つ瞬間にも
絶えず律動し続け
階段を昇る
宙空に浮き
枯れ草散らばる ....
ゆっくりと
凍り付いていく
この荒涼の原野に
透明に澄み漲る意志、
静かさに潜む古月
棚引く大気横切り
掴み取り新月とし
ゆっくりと
意識の面前に
差し出していく
....
ハローハロー
春の深まり葉桜の群れ揺れ
温ったかな陽光の燦々と
名無き草花たち色とりどり
あちこちに咲き誇り
降り注ぐ光のなか
人々、それぞれの目的持ち
それぞれの場所へ進んでいきます
....
死にかけて
今の意識
切り裂かれ
差し出す手を
握り締めてくれた人
握り締め繋いだ
手と手の熱に
点火され
燃やし尽くす今の意識、
明るみ光に溢れ更に明るみ
....
打ち寄せる
波の律動絶え間なく
浜辺 灰白のひろがり
立ち上がる漆黒の直線、
後光帯び震え覆う弧空、
やがて到来する
深い夜闇を前にし
手繋ぎ灰白に寝そべる二人に
....
ノイズとハーモニー、せめぎ合い
美と醜、葛藤する
当然のこと
最早荒れ狂う
警告ランプ点滅スルこの時代に
凍り付いていく美
醜を露わにし美醜醜美醜
....
ぶっ飛ぶフライパンに乗って
浅葱色した宇宙の音色
漂いながら ふっと
振り落とされる
この荒涼とした大地に
随意なる
あらゆる骨格筋
鍛え抜き 、
....
わんさかわんさか
逆さのままにて
現れ来るのよ
何でしょね?
転覆した船縁を歩いていくと潮が身に沁みた
逆さまのままに
わんさかわんさか
生きて居る
生きるために
働くのでは ....
性交し喰って飲んで寝る
起きて喰って働き疲れ切り
性交し喰って飲んで寝る
繰り返す繰り返す
内に飛び降り
真っ赤に染まり
自らの内底から
沸き立つ律動を
リズム感じ取った
瞬 ....
裸木の群れ、
胸奥深く立ち並び
従容と行き渡る水の流れ
引き伸ばされた静かさの内に
すっと立ち上がるものが在る
苦しみは
雨に濡れた窓辺に
ひとまず置いて
折り重なり咲き開く花々
僕らは より深く親密に
アナタにモデルは居なかった
アナタのモデルはアナタ自身
なのになぜ僕ら、外に誰か ....
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