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ざーと雨が降っている
ざーは見た感想だ
ぽつだったりぼつだったり
ぽぽぴちょでもあったり
その音は自由で
ざーの一つで片付けられない
そこに確かな何かがある
一定のリズムであるかと思 ....
詩って編もうとして
編めるもんじゃ焼きじゃないですよね
或る時 或る場所で
何かを見たり
ぼんやりとしている時に
或る言葉が躓く様に突然浮かんでくる
その時に
ずっと眠っていた自 ....
川底がすきとおり
小石がみえる
そこにゆうゆうと鯉が泳ぎ
水上に白鳥が舞っている
うしろからうしろから押され
きれいな輪をつくりながら
前へ前へとすすむ
とおい海にむかう川
....
生まれるということは
生み出すということで
それなら遡ろう
父に初めて恋人ができたあの頃へ
母が初恋をしたであろうあの頃へ
祖父の祖母のそのまた先祖の
過去へ
過去へと遡り
愛の歴 ....
言葉はいつも
真実のひとつすら語ることはないだろう
君だけは それを知っている
それは 何故だろう
見えなくなっていく
それを 言葉として 描いたこと自体が
僕には もう 疲れたのだ
過 ....
8を4にする方法
を持った少年が
走って走って走って
8を4にする方法
を運ぶんだけど
急ぎすぎて汗をかいて
さらに水溜りで転んだものだから
掌を開いたらインクの染みが広が ....
疲れちまったと吐き捨てて
ビールをあおり
憂さを晴らせるうちはいい
吐き出す言葉す ....
今日が昨日となって、
明日が今日となる。
それは時計の針が0時00分を過ぎるだけの意味じゃない。
明日がむかってくるのか
明日の向かうのか
どっちだと思う?
い ....
夢か現か
長い夢だ
悪夢か
楽しい夢か
愛こそ全て
敵を愛しましょう
マイナスで接しないで
ブラスで接しましょう
皆愛に飢えたこじき
施しをしましょう
許されているから
....
明日と言う名の
希望を胸に
勇気を出して
歩き始める
明日こそ
いいことがある
ここはパラダイス
地上の楽園
怖れることはない
すべてがよい方向に
向かっている
人の喜ぶ ....
空に目玉ぎょろり
月がある
まいったな
小さなことで悩んでたのに
わかったよ
するべきことを
すればいいってことも
迷っていても
明日はくるから
空に目玉ぎょろり
....
ありがとう
そんな簡単な言葉を
忘れたまま
一応の今日がある
体積は権利
表面積は義務
肉体は続く
魂の原野
そのつきあたりまで
春が咲く
アリ ア ルウ
美しく香るときを待って
種を手のひらにくれたひとを駅まで
アリ ア ルウ と若さを数え
目で追う 見上げる ひかりたち
半月 日々にゆき交う道
…さくら
いち ....
金曜日の帰り道
電車の中吊りに目をやって
いつものように呟いた
やっぱり僕らしく
暮らしていたいよ正直に
文句ばかりの足跡を
右の中指で弾いて
恐る恐る口にする
ハ ....
この世にある真実のうち
死ぬまでに知ることができる
辿り付く事ができる真実は
いくつ用意されているのだろう
今あるものが実はないものだったとき
我々は生きていけるのだろう ....
語り尽くせないけれど
日々の糧と健康で
働けることに感謝
こうしているだけで
心責してしまう
お湯を沸かして
お茶にしよう
忘れたりしない
言葉よ お前自身を解き放て
野に 空に
人々の思惑を越えて
「俺」自身の言葉の限界を越えて
言葉よ この世に一輪の花として
咲いてやれ
お前が「無意味」だとか「必要ない」だとか罵られても
....
そらが高い日は
目は
あかるく乾いていた
とりかえしのつかない世界で
それは
神様みたいに
あかるく乾いていた
誰かが自分に投げた棘を
この両手でつつめるだろうか?
私は弱いので
すぐ相手に投げ返してしまう
後から思えば
それは些細なことであり
体を少し斜めにすれば
宙に消え ....
あなたをうまく愛せないのは私が愛を知らない子供だからではありません。
愛されることに不慣れな女だからです。
だから私を愛さないでください。
私がゆっくりと少しずつあなたを愛せるように。
ゆっく ....
話しかけたら
おこられそう
こわいこわい
ああこわい
ふれたら
吠えられそう
ああ
こわいこわいこわいこわい
同じ人間だというのに
なぜだかこわい
そんな私のおもいなど
....
憧れ方が
悔しがり方が
思いつき方が
諦め方が
知りたがり方が
傷つき方が
話し方が
淋しがり方が
食いつき方が
愛し方が
懐かしがり方が
嘘のつき方が
標 ....
人と動物は
同じ自然を過ごしてはいれど
同じ世界には住んではいない
例えば今から
ここから一番近い
公園や広場にいったとする
そこに鳩の群れがあるとする
あなたを美しい女性と ....
四月一日に
まともな嘘をついてこなかった
嘘だったらいいのにと
そんなことにばかり出会って
人を驚かせて
笑わせるよりも
自分が驚いて
今日まできてしまった
笑いの効能が
希望につな ....
虹はいいな
たったの七色で人を幸せにする
虹の端と端を
想いでつなげたら
希望の円になって
七色にかがやく
地球になればいいな
ふるさと
ボロい屋敷に住んでいた
トイレは暗くきしんでいた
兄弟は男ばかりで遊んでくれず
ふくれっ面の幼年期
母さん亡くなり
通夜をした
皆で囲って語り合う
....
心が冬眠から覚めて
ぽかぽかと温まる頃
桜の花がハラハラと
切なさとドキドキを携えながら
舞い落ちる
終わりと始まりはいつも仲良くやってきて
僕らを心地良いイマには ....
存在しないはずの僕が
世界の真ん中を歩いていく
存在しないはずの僕は
人の目には全く見えない
存在しないはずの僕が
世界の王道を歩いていく
・・・僕の努力は目に見えない
人のいない所で魂 ....
「働き」といえば
重荷を負ってゆく坂道が視える
「はたらき」といえば
風になった自らが視える
矛盾にみちた一日の
狭間に開く
一輪の花を揺らす
あの風に
....
いなかみちを ふつうに歩くと
つくしの基地があるよね
勘で解るよね
え わからない? あらそ
スーパーの文房具コーナーを ふつうにあるくと
「こころばかり」という封筒は こわ ....
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