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愛やら哀や食傷小町
茄子を揉み揉む{ルビ外法=げほう}のスアシ
アブラ{ルビ帷子=かたびら}文系ソバカス
{ルビ瞬=しばた}くひゃっこの黒蜜{ルビ空=から}して

{ルビ琴=きん}やら{ルビ ....
蒸し暑い曇天にカミナリがときどき光っている

だいぶたってから音が聞こえる

町並みが湿っている

湿っている

悲しい気持ちが詰まってくる

戦争と疫病を向こう側に見ながら

 ....
咳き込みながらモーツァルトの子守唄 終戦の日に69年まえを思う

69年まえのここから

69年まえのここではない場所を思う

そこにいるひとを思う

そして69年まえのひとから

69年まえのひとではない存在を思う ....
ミルクと砂糖で誤魔化して
喉の奥まで押し込んで
苦味も酸味も無いような
そんな物など飲めやしない

白く濁してとろかして
舌の奥まで染め上げて
飲みやすいよう包み込む
そんな物など飲む ....
貴方はどうか 覚えておいて
確かにここに居たことを

貴方はどうか 忘れないで
確かな日々があったことを

貴方はどうか 打ち捨てないで
確かに触れた温もりを

貴方はどうか 留めて ....
ぼくらがこの身体から発して

世界を考え感じている限り

人生にはいろんないやなことがある

それがこの世に生まれてきた証だ

でもこの身体からだけではなく

時代や文化をこえて
 ....
私、私
僕、僕

僕がどんな一人称を使っても
私の勝手でしょ?
でも一人称が変わるだけで
私は
僕になって
僕が
私になるの
自分を偽り
他人を偽り
世界はこうだとか
 ....
女王様を縛ってテレビで野球観ている 血を吐いて蚊が死ぬ 仕事のない妖怪が雲を見ている 気にするな蝉の声

気にするな息苦しさ

気にするな心変わり

気にするな生きてゆくこと


気にするな後悔

気にするな能力

気にするな身体

気にするな無念

 ....
愛を語るにふさわしい
距離がある

夢を語るにふさわしい
距離がある

それゆえ
あなたとわたしには肉体があって
ときどき、響き合う

過去も未来も現在も
その伝播のなか ....
ピンで留めたように
肩に力がはいっていると
指摘された

意識して
力を抜くと
肩がわずかに下がる
同時に
手も
いつもの位置より
下にいく

気づかないまま
常に
力 ....
結婚の扉が海の底に沈んでいる 涙の跡が目立つ便箋を選んでいる 月のひかりを浴びながら
つめたくなってゆく
花たちの夏

大樹の枝に
かぜは寄り添って
静かに通過してゆく

静かに
静かに
無かったことになる

命あるものの
頼りなさ ....
太陽は常に西の空へと往きますが
この地球上に立っていると
まるで停まっているようです

花はゆっくり開いてゆきますが
開花はまるで、魔法です

孤児を育てる里親さんは、言いました
「親 ....
金さえ愛さえ社会さえ

受け入れてくれるなら

いま吐き出した欲望は

我慢などしなくていい

切実な循環になるのだ


生命の維持や種の保存は

本能のまねをした観念なのだ ....
割れたスピーカーから朝のラジオ体操 ゆっくり飛ぶことを覚えると
世界中が振動していた
いのちは飛沫を上げて
たゆたいゆらいでいた
風が凪げばふわり
お天道様と池の間に佇んで
煌めきって残酷だ
元気なものへは恩恵
弱ったも ....
もやもやが追いかけて来る日は
暗くなってから散歩をする
世の中から少し離れて
離れ過ぎずに見渡す

女というだけで不審者のように
警察官に職質されることはなく
女というだけで当たり前の様 ....
食品サンプルを見ながら白米かきこんでいる 「分からない」って素晴らしいと思う
分からないなかで あなたが頑張って生きてること
僕は 素晴らしいと思う

誰が何と言おうと僕は素晴らしいと思う
僕だって同じだから あなただってそうだから ....
とぼとぼ帰路の中
目の前の大きな道路

お空の星はもう見えなくなってしまった

時速45kmの彗星が放つガスが
15mの横断歩道の先の少女に纏わりつく

その反対の僕にだって
真っ白 ....
誰も教えてくれない希望や夢
教えてくれないから自分で探したよ
ほら 案外早く見つかるもんさ
宝物の一つになって 神様にお願いしたよ
叶いますようにと呟いて あ これじゃあダメだなと嘆くんだ
 ....
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない 指が忘れない電話番号現在使われておりません 花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ 青春という言葉に詰まった意味も分からず青春を送り
ただの焦りでもただのと思えず 後ろばかり向いて前を求めていた
明日なんて知らないとそんな言葉を涙目でいう その意味すらも分からず
深い何かによっ ....
朝焼彩茜色さんの自由詩おすすめリスト(4318)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
食傷小町- ただのみ ...自由詩19*14-8-17
湿っている- 吉岡ペペ ...自由詩514-8-17
咳き込みながらモーツァルトの子守唄- 北大路京 ...自由詩314-8-16
終戦の日に- 吉岡ペペ ...自由詩4*14-8-16
甘いコーヒー- 夜月 天 ...自由詩114-8-16
貴方はどうか- 夜月 天 ...自由詩314-8-16
世界平和- 吉岡ペペ ...自由詩814-8-16
僕の私の一人称- 凍月自由詩4*14-8-15
女王様を縛ってテレビで野球観ている- 北大路京 ...自由詩214-8-15
血を吐いて蚊が死ぬ- 北大路京 ...自由詩814-8-15
仕事のない妖怪が雲を見ている- 北大路京 ...自由詩314-8-15
生きてゆくこと- 吉岡ペペ ...自由詩414-8-15
あいだ- 千波 一 ...自由詩714-8-15
肩から力を抜く- 殿岡秀秋自由詩514-8-15
結婚の扉が海の底に沈んでいる- 北大路京 ...自由詩514-8-14
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる- 北大路京 ...自由詩614-8-14
真珠- 千波 一 ...自由詩414-8-14
地球ノ時間__- 服部 剛自由詩11*14-8-14
真実- 吉岡ペペ ...自由詩614-8-14
割れたスピーカーから朝のラジオ体操- 北大路京 ...自由詩314-8-13
ラストフライト- ただのみ ...自由詩20*14-8-13
世遊び- 川瀬杏香自由詩7*14-8-13
食品サンプルを見ながら白米かきこんでいる- 北大路京 ...自由詩414-8-12
いつでもいい- 陽向自由詩10*14-8-12
地上の彗星- 瑞海自由詩4*14-8-12
掴んだら離さない- 陽向自由詩2*14-8-12
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない- 北大路京 ...自由詩814-8-11
指が忘れない電話番号現在使われておりません- 北大路京 ...自由詩714-8-11
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ- 北大路京 ...自由詩414-8-11
青春- 陽向自由詩1*14-8-11

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