アラーム鳴る いっぷんまえに
目がさめて
そっから いっぷんだけ
あなたのこと 考えてみたよ

あー 死事やだなぁ
さむいなぁ まったく
あとどれだけ続くんだろ
わ しんどいな
 ....
熱いと死ぬ寒いと死ぬ痛いと死ぬ
病気になると死ぬ時が経つと死ぬ
簡単に死ぬ僕は弱いの?
言葉をぶつけられて死ぬ
不安になると死ぬ
どうでもよくなると死ぬ
痛みもなく簡単に死ねる
みんな弱 ....
じゃりじゃり、
雑踏をかみしめる。
私の口のなかは、
色々な音で異臭を放っている。

あなたの声は、
とっておきたくて、
まだ白いお皿の上においてあります。
あなたの声は影のように、
 ....
手のひらのキズは
キズ薬が治してくれる
うっすらと
キズあとを残して

胸のいたみは
日にち薬が
ゆっくりと
時間をかけて治してくれる
いたみの記憶を残して

薬箱を引出しにしま ....
ぼくはこんいろの海

みずいろの海に恋をしている

みのうちにたくさんの深海魚を

いとおしくかかえながら

いづれ手がとどくか

きみという爽やかな浅瀬へ
花粉も埃も取り去った無菌室で
くらしていますが
危険はどこかに潜んでいて
いつも隙をうかがっているのです

みがききぬかれた手すりが
不思議なことに
摩擦をなくしていたり
すべらないゴ ....
無理矢理気分あげていくのも気分が悪くなる
昨日の気温の急上昇が僕の気分を最悪にした
わらび餅たべたいという誰かのツイートを見て
少し気分をよくしたけれどもまだ悪い

そんな時には詩を書いてし ....
達成感は麻薬である
一度その快さを知ってしまえば、いくらでも欲しくなってしまう

他人から与えられることもあれば、自分でかみしめることもある
けれど結局、心の奥から湧き上がるもので
欲しいと ....
夜に
生長する木があるという
普通の植物のように
陽の光や水を養分とするのではなく
暗い闇の中
静寂と孤独を糧に
その枝を伸ばすのだという
そんなことは信じられないと
大抵の人は言う
 ....
 
あやういわたしは

だだをこねたところで

やはり、あやうい


 
セールスマンが 私のこと 歌ってた
仕事で へこんで
お客さん この上もなく ひきつった笑顔で
見送ることしかできない

きっと 弱いのは
さずかりもの
つらいって 歌うのは わ ....
ぼくの理想は紙のようなもの

時とともに朽ち果てる

破かれ焼かれ霧散する

ぼくの理想は紙のようなもの


真実からはまるで遠い

真実からは相手にもされない

目の前の扉 ....
なんとなく
気配を感じて振り向くと
君は精一杯まん丸い目をして
じっとこちらを見つめていた

一番好きな映画の
一番良いシーンを横目で追いながら
僕は君の真っ直ぐな視線に負けて
し ....
古い座り机に ひじをついて
小さな窓から 夕暮れの街を見ていた

私を呼ぶ かすかな声に 振り向くと
薄暗い階段の踊り場に
立ち去ろうとする 小さな姿

それは
幼い我が子の 最後の姿 ....
体型のわるい売春婦

こころのなかの

ダルタニアン、スペインの丘、風車小屋、

青いひかりが氷のうえに射す日まで


なんねんが陳腐

いまだけが説得力

あの方たちから見 ....
わたしは
粒で出来ている

粒は
かなしみも
ぜつぼうも
知らないまま
ただ
あたえられた時間を
あたえられるままに
はずんでいた

ときおり粒は
とどこおる
たとえば寒い ....
愛しているという言葉
好きだと話している視線
気になるという仕草

全ては行方知れず
色々欲しかったものが全てデリートされた
僕の心から欲しかった全てのモノがデリートされた
跡形だけ遺して
その跡形が今虚空からなで下ろす風にカタカタ音をたてる

そのカタカタという音だけがいつ ....
知ってた?


君が僕の名前を呼ぶから
僕は動けるんだ


君がくれたんだ
何もかも


キラキラしたんだ
この世界が




ありがとう
ある時
私は気がついた

私は
鳥ではなかったと
羽ばたき方も
囀りかたも
思い出せない

確かに
飛んでいたはずなのに
しなやかな翼に風をはらんで
束の間の夕焼けに
淡く染 ....
今日の社会の授業は
体育館でドッジボールだ!

ヤッター!

さぁ、始めるぞ
ボールは二個使うぞ

えー、そんなぁ!
ワー、これ怖い

いいか、これが、世の中だ!
今日は図書館に出かけたのだった
図書館に 本を 借りに 
というよりも 雑誌を 本ではなく
そういった雑誌ばかりを読む意味も無いのに鞄に入れた


私が インターネットの爽快ドラッグで 
 ....
波立つ湖面は
薄い雲が駆ける空と
雪原が反射する
午後の日差しで
濁った銀色に 染められている

切り立つ山肌は
根雪まで吹き払われ
黒々とした 風の道を見せる

はるか上空 
 ....
知っていると思っていました

あなたが生きていることが

私が生きている意味なのだということ


「君を楽にしてあげたい」

だなんて




あなたが居なくなった後
 ....
「忘れる事が幸せ。」だと
誰かが言った。

「娘は、父親を忘れてゆくものだ。」と
誰かが言ったのだけれども
私の横にはお父さんが居るようで
切り裂くよりも重く苦しい痛みが身体を痛めつける ....
さて 生きようと思うのだ
遠く山並みは雪雲でかすみ 
いま街は晴れている
人通りの少ない週末の朝 
わたしは浅瀬の魚のよう
ぼんやりと光を纏い静止する
異国の歌が暫し寄り添い また 
去 ....
電子端末の光に目が眩んだ。

目玉は乾ききったまま
情報の波に飲まれ
いくら沈んでも底は見えず
ドットの粒の集合体だけが
跡切れもなく発光するだけだ。

自分はただ好奇心の流れ ....
・NEWDAYS

飛び降り
宙ぶらりんで嗅いだ春は
甘かったかな
苦かったな

コーヒーと海を混同したまま
電車はくさる肌の上を黙走していく



・ドーナツ

暴力 ....
こんな青い青い日に
額を一発撃ち抜けたら
どんなにスッキリするだろう 
看護婦さんは皆フレンドリー
大変な仕事なのに溌方若々しく
人の話も良く聞いてくれる
ついつい込み入った話もしたくなる ....
その人が訪れる日は
土星がやけに大きく見える

少し浮かんだ革靴を履き
用心深くチャイムを鳴らす

緑の髪と白い皮膚

君は地球の人らしく
花瓶を出して花を活けたり
オムレツなどを ....
しょだまさしさんのおすすめリスト(967)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アラーム- もり自由詩1*16-2-21
「弱」- リィ自由詩2*16-2-21
こえ- あおい満 ...自由詩1216-2-21
薬箱- ryou自由詩416-2-21
ささなみ- フユナ自由詩316-2-20
塀の中が生きる世界の全てだとしても- イナエ自由詩16*16-2-15
()- 坂之上放 ...自由詩2*16-2-15
達成感- 若桜自由詩216-2-15
夜の木- やまうち ...自由詩416-2-15
あやうい- 殿上 童自由詩12*16-2-15
『労働賛歌』- 座一自由詩9*16-2-15
紙の理想- 吉岡ペペ ...自由詩916-2-13
君が教えてくれた- nonya自由詩23*16-2-12
夕暮れ- いねむり ...自由詩216-2-11
青いひかり- 吉岡ペペ ...自由詩616-2-11
わたしの粒々- そらの珊 ...自由詩2116-2-11
Missing- 文字綴り ...自由詩216-2-8
心だらけの空- 坂之上放 ...自由詩1*16-2-8
君がくれたもの- 幸絵自由詩316-2-8
冬のうた- Lucy自由詩13*16-2-7
社会的ドッジボール- イオン自由詩3*16-2-7
街の図書館- 番田 自由詩116-2-7
一瞬の影として- いねむり ...自由詩516-2-7
きずな- 幸絵自由詩116-2-7
かえられないからかえれない- 梓ゆい自由詩2*16-2-7
生きようと思うのだ- ただのみ ...自由詩17*16-2-7
ネットサーフィン- 自由詩5*16-2-6
なにもかも- 平井容子自由詩816-2-4
- たけし自由詩616-2-4
宇宙の人- やまうち ...自由詩5*16-2-4

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