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わたしは
粒で出来ている

粒は
かなしみも
ぜつぼうも
知らないまま
ただ
あたえられた時間を
あたえられるままに
はずんでいた

ときおり粒は
とどこおる
たとえば寒い　.... 夕暮れがやって来る頃決まって私の腕に止まる君
ねぐらへ帰る途中なのだろう
一羽であることもあるし
友達を連れてにぎやかにさえずることもある
いやもしかしたらきょうだいだったのかもしれない
あ　.... 人は
なんどころんだら
上手に歩けるようになるのだろう
人は
なんどないたら
上手に笑えるようになるのだろう

だいじょうぶだよ
まるでごむまりのように
やわらかいきみをだきしめる
　.... みつめる
みつめる
じっとみつめる
そうすると
何かが
語りかけてくる

種を手放したあとの
たんぽぽが
茎に残された
小さな瞳で
私をじっとみつめる

世界には
なんと
　....

しょだまさしさんのそらの珊瑚さんおすすめリスト（4）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
わたしの粒々	- そらの珊 ...	自由詩	19	16-2-11
すべての梢は止まり木である	- そらの珊 ...	自由詩	23	15-12-5
ごむまり	- そらの珊 ...	自由詩	17	15-10-2
みつめる	- そらの珊 ...	自由詩	19	13-4-5

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