花吹雪逢瀬の前のハイボール
運命を変える桜となりにけり
恋ぐらいひらがなにしてはつざくら
だんだらの羽織脱ぎ捨て花の中
姥桜人目避けたる逢瀬かな
遺骨の暖かさに涙一滴
救急車のあとをチャルメラが追いかける
初桜恋の病の処方箋
口紅をつけられた襟花朧
白無垢の姉の姿や花吹雪
水を遣りご機嫌取りや木瓜の花
朧夜を飲み込む猫や塀の上
密やかに指喰らいたし花苺
花の中反発しあう磁石かな
初桜自転車をこぐミスポリス
木のまたに眠る老猫初桜
あなたは気まぐれ雨は降る
お願いだから私をみてほしい
冷えた肩に銀の雨が降る
桜散る口の動きはアリガトウ
頭痛薬一錠枝垂れ桜かな
吠える犬吠えられる人夕桜
コトコトと里芋煮る
青い木を数え旅する
厚揚げ色の猫がゆく
花の中ボブとマイクと巻く歌仙
花曇りドライアイスのけむりかな
夕桜抱っこした子が重くなる
花だけが見送るバンドワゴンかな
夢ひとつ星に願うや大桜
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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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