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餞別のように落ちる薄い黄金色

夕暮れの中、分かれ道で向き合う
明日の約束はしない
それは暗黙のうちに行われるもの
実際に小指を絡ませて約束しても
安心には繋がらない

ま ....
頭の中には何にもない
僕は本をめくる
思いの手がかりを 君に 掴もうとする
目をこらしながら 夢の中で 


柵の 白い ベッドの上
そして 僕の手は 凍えるほど冷たい
眠りを誘わ ....
君の国で北風のはじまり
わたしの国でのこる熱

笑いあって
 おやすみ
 おやすみ

わたしのてのひらの
覚える熱のさびしさは
  まずしい日々をおくっている
  ばらの花がいったい、
  どんなところに咲くのかしらない



  雨上がりの
  気温がひくい朝
  きみの手をつよくにぎる
  教えて ....
ゆれるかげは
やがて裸になることを口約する
樹木の些細な手ぶりと
厳粛な黙秘

光の構図は
下書きのまま刷新され
不可視の層を成し
風を生み、流体になる

渡航する小葉に
あなた ....
残暑なんてあっという間
待たされるのは春くらいなもの

きょう雨はやわらかな御手
緑深い山々のあたまを撫でている

天はやさしく言い諭す
まるで母親のように

さあ片付けを始 ....
兎なら死ねてた ふっかつの呪文 メモらされている すっかり清んで 凛狂う程の秋
前季の情熱とは レンズ反射角度の遠い 愁いを燃やす 木枯し未満

縁をなぞる歩み方に枯葉は 愁い糧に 凛狂う
切ないでは治まらない趣が徐に 清んでくる 到来

 ....
あらゆる希望が消え去った時、ようやく

君が歩むべき本当の道が見えてくる

・・・僕は冗談を言っているのではない

「希望」というのは、結局、世界の檻の中でジャンプしたり跳ねたりする事に他 ....
ある所に六本指の女がいた
小指の横に不様な枝のよう
けれど女はピアノを愛した
弾けもせぬ楽器を愛した
美しい爪をして
ハープの弦の為にあるような
水晶の爪だった

鳥が飛ぶ
ガラスの ....
初めて向けられた
迷いのない
純粋な恋心

真っ直ぐな心は
かくも美しく
かくも鋭利なものなのか
貫かれて
呼吸さえもままならぬ

美し過ぎて
受け止めきれない恋心
おしゃれの知識が品切れてる 雨に濡れた意志手紙 

 親愛なる人

  雨が糸の様に降り続いています
  止められない想いがあるかの様に 燃えています 
  生まれてきた意図を紡ぐ様に 太い一本道を歩いて
  私と ....
現代詩よ

今日も

わからないのか









それならば
わからないまま集め
テーブルの上に並べる
手のひらより大きな現代詩
にぎり潰し
/吸う
詩人 ....
満ち満ち足りて花は枯れ
棘立つ指で弄った
あれは神秘で現実で
僕は童貞を思い出していた

体は痺れ 呼吸が億劫だ
息は溢れ 肺が窮屈だ

夜と朝の差別を
蔑ろにしてきた偶像化を

 ....
このしどろもどろっぷりは

階段を上るたび
右足だっけ左足だっけと
迷って
足が
しどろもどろ

お通夜で
名前を書くには書けたけど
震えて筆がキャップに入らず
手が
しど ....
好きなバンドのCDが
発売されるときと

好きな人と
待ち合わせしているときは

どうしようもなく
不安になるところが
ちょっと似ている


きっと雨が続いた週の
 ....
頭フリフリ
雨降り
ふらり

ウンウン頷き
運なく
うなる


星がキラキラ
気楽に
くらり

トントン拍子に
飛んでは
止まる


心コロコロ
転んで
懲 ....
雪が溶ける
綿毛が飛ぶ
坂を登れば
花が歌う

雨がやむ
少年は走る
浴衣も舞えば
花火が繋ぐ

雲が消える
柿が香る
祖母を想えば
紅葉が照れる

銀色に光る
地面が ....
ボクは
全力投球することに
全力投球したいんだ

ワタシは
運命を変えることに
運命を使いたいの

オレは
誰かを愛するために
誰かを愛したいんだ

アタシは
自信を持つため ....
{引用=
黒い肌の女が 枯れ枝のような
赤子をだいていました


たまゆら
 乳飲み子は、欲するものがえられないと
それを知ると、女の乳首を舌でおしだした


砂塵の風
 大いな ....
「配属日を、楽しみにしていた。」と伝えたが

戸惑いの滲む返答に笑う。

(まだか・まだか・・・・。)と

過ぎるとき

早送りのボタンを押して

恋愛映画の1シーンを流す。

 ....
あの人は
優しい人のように思われる

あの人は
穏やかな人のように思われる

あの人は
楽しい人のように思われる

思われることと実際が
近いかどうかは分からない

けれど ....
出逢った頃は
どこか大人ぶって
本当の自分を
隠していた君。

子供っぽい趣味は
見せようとしなかったけど

そのうち
ディズニーもオモチャも
すごく好きになってたね♪

そん ....
胎児はちいさくうずくまり
やがて訪れる白色の光明を
羊水の中の夢にみている

童子達は灰色の地面を蹴り
いま浴びている強烈な日光を
明確な視野の隅にとらえる

みずみずしい肌に照る
 ....
私よりも正直な
私のからだを
知らないままに
歩いていた

不調をうったえられて
むきあえば
ひとりでないような
気がする今さらに

天井だけが
見慣れた空のよう

どこにい ....
竹に数箇所 指を塞ぐ穴を開けた 息吹けば音が涼しげに貫ける
誰かが奏でて 私の心の穴を塞ぐ

竹の佇む容姿に囲まれ 包まれ そのなめらかさに 凭れる
誰かの軸と共有する 土の香りと爽やかな湿度 ....
そ知らぬ貌で通り過ぎてゆく 誰も名前を知らない
ちいさな天使たちが まとわりついて離れない

空が落ちてきたとしても君はその歩を緩めないだろう旅人よ

猫の死骸が雨に打たれていようと
お月 ....
ノーベル賞でもとらないとクラス会に行けない
キダタカシさんの自由詩おすすめリスト(431)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「逆光」- 桐ヶ谷忍自由詩7*13-9-6
シーツにゆらぐ砂漠- 番田 自由詩213-9-6
国境- もっぷ自由詩413-9-6
野ばら- 草野春心自由詩413-9-5
あわい- sample自由詩5*13-9-5
見送るだけ- ただのみ ...自由詩18*13-9-5
兎なら死ねてた- 北大路京 ...自由詩713-9-5
ふっかつの呪文_メモらされている- 北大路京 ...自由詩513-9-5
崇拝の秋- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-5
君の道は- yamadahifumi自由詩4+13-9-5
六本指の女- salco自由詩13*13-9-4
諦めぬ好き- なきり自由詩113-9-4
おしゃれの知識が品切れてる- 北大路京 ...自由詩313-9-4
雨に濡れた意志手紙- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-3
酔いどれ現代詩- 左屋百色自由詩10*13-9-3
- 徘徊メガ ...自由詩513-9-3
しどろもどろ- hiroto22自由詩6*13-9-3
フラゲ- 自転車に ...自由詩213-9-3
真なる夜- シホ.N自由詩613-9-3
めぐるもの- ストーリ ...自由詩313-9-2
全力投球する方法- イオン自由詩3*13-9-2
ユニセフ- 月乃助自由詩10*13-9-2
1シーン/1カット- 梓ゆい自由詩113-9-2
あの人- hiroto22自由詩6*13-9-2
おめでとう♪君へ- 清風三日 ...自由詩313-9-2
光の印象- マチネ自由詩513-9-2
青空ベッド- 朧月自由詩513-9-2
雅楽- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-9-1
旅人- 梅昆布茶自由詩1013-9-1
ノーベル賞でもとらないとクラス会に行けない- 北大路京 ...自由詩813-9-1

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