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胎児はちいさくうずくまり
やがて訪れる白色の光明を
羊水の中の夢にみている

童子達は灰色の地面を蹴り
いま浴びている強烈な日光を
明確な視野の隅にとらえる

みずみずしい肌に照る
 ....
星もない空に
月だけが
のうのうと居座っている

暗い空をより暗くする街の光を見下ろしながら
私はおまえと窓際にいる
くすんだ窓は靄のように月光を宿している

私たちは酒を飲んでいるの ....
キダタカシさんのマチネさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
光の印象- マチネ自由詩513-9-2
対話篇_(月)- マチネ自由詩213-8-22

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