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大きな空に

なんぼんも飛行機雲

それが放射状に広がって

ぼくたちは

愛を許されていた


ありがとうありがとう

またこれるかな

ほんとうにありがとう


 ....
貴君等はもう御存知だろう

前提として申し上げるを許して欲しい

苦味は旨みとなかが良い

切り離す様な方法をとるべきではない

それは何も食に限っての事ではない

あらゆる事に旨 ....
光の通り抜けるのがずっと遅いガラスには
青い光りが灯るんだって

ずっとむこうの、またそのさきの、
もっとさきの、そしたまたさきの
星の明かりが言っていた

光の通り抜けるのがずっと遅い ....
深夜のベッドに横たわり 
スタンドの灯の下には 
無数の塵が舞っていた 

日中は見えないものも 
照らされて姿を現すように 

静まり返った街の夜空に 
無数の(見えないもの)は 
 ....
低音が私の中心を振動させる
脈拍が共鳴する

私の体は、実体を失い音の洪水に溶けた


ふわふわと
小さくても広い異次元を漂う

ゆらゆらと
人の隙間を縫って流れる
 ....
いつか見た虹

御託ばかり並べて 書き終えた気になったノート
片隅に書いた パラパラ漫画だけが前に進んでく
下書きばっかりで そこから進もうともしないくせに
急に嫌いになって 破って ....
君の髪にリボンを結んであげよう 
可愛らしいピンク 
ピュアな白 
情熱の紅 
空みたいな蒼 
柔らかなイエロー 
爽やかなグリーン 
君が悲しい黒を結ばなくてもいいように 
僕はずっ ....
夕焼けに向ける背中にいつも話しかける
あなたの白く暗い眼のなかに
今は何が映っているのか

細く響くラジオと
揺らすグラスの氷の音に
あなたはいつも
何を思うのか

わ ....
おかあさま
ねむれぬよるにかぞえましょ
さくをとびこすひつじさん

おとうさま
ひつじのこどもはどうしましょ
ねむれぬよるもあるでしょに

あんずることはありませぬ
うさぎがこぎだす ....
オーショー村には
ギオーザという名物料理があったが
貧しい人々は口にすることが出来なかった
豊かなサラーキンと呼ばれる高利貸し達は
いつもたらふくギオーザを食べていたが
貧しい人々に分け与え ....
 
 
ひし形の歪んだ街に産まれて
時々、綿菓子の匂いを嗅いで育った

弱視だった母は
右手の生命線をなぞっている間に
左耳から発車する列車に
乗り遅れてしまった

毎日、どこかで ....
耳が三角なだけで かわいい
縁あって飼い猫も 道端でひょっこり見つめる猫も

一方的な私の挨拶に 光速凝視永遠のシカトでも かわいい

 時にトラなる事もあるけれど かわいい
 内出血の私 ....
//ランドセルに入って『ドラえもん』みたいにシンプルな町を眺めていました。ああ、全く町と呼ぶにふさわしい。八百屋の袋を持ったおばあちゃんの上を、煙突の煙がもくもくと////

いのち
食べ
 ....
たたみかける波のように
訪れる悲しいできごとを
わたしたちは
もう 不幸せとは呼べない

昼夜を問わず
ドアは開けられ
手渡される花束
拒むことはできず
両手いっぱいに受けとめながら ....
は かなげな
じ ぶんの
め のなかの光が
ま だ、あると
し んじ
て 
空の底の渦を見ていた
塩の海に降る
塩の陽を見ていた
岩から生まれる木を見ていた


息を吹き
声を吹き返される
上も下も
冷たい光の径


捕食の森の
 ....
さみしくたって
あいたくたってねぇ
きみのうたを
きいてたら
まるであした
あえるんじゃないかって
もしかしたら
もしかしたらって
ちょっと
ほーんの
ちょっと
だけ
うふふっ ....
海まで歩いて五分
日当り良好の 
離れの寝室の
大きな窓辺から
隣の国が見えてくる

そんな気がして
今日は霞がないから
風来坊になって
紙切れのように
軽く飛ばされてみた

 ....
だって、そうだったって

立って、立ち上がって、

立ち上がっても

手だって

ふくれあがって、

かたくなって

頭だって、頑なで

手伝ったって、そうだったって。 ....
ロマンティックが好きである
もう恋をする年ではないけれど
恋をした思い出なら
心のポケットにいっぱい詰まっている

怒りでベッドに
携帯投げつけたことも
男の背中をグーで
思いっきり殴 ....
ホーケイホッキョコカコク
あ、間違えた
くそー、うまく言えないぞ
もう一度

ホーケイホッコホカコク
ダア、全然ダメだ
口回んない

ホーケイチョットカオダス
ぬあー、意味変わって ....
夜たちと
あなたのことを考えていて
朝がきても
あなたのことを考えていた

世界は朝で

わたしは光の這う床に座り
あなたのことを考えていた

あなたの髪の毛や
皮膚や音を

 ....
私がこうして何かを書けば

あなたは“それ”を読んでくれる。



きっと、そんなに面白くもない

たぶん、どちらかっていうとつまんない

口語体が多い“それ”を

いつか ....
会社の発送所に荷物がいっぱいでフォークリフトも空いてないし
積むのを諦めて明日にまわす

帰りにブックオフによって金魚屋古書店のコミックを買った
105円のコーナーだからきわめて安上がりなクリ ....
離れないのです

鼓膜から脳の髄まで焼き付いて

離れないのです

母無き子の嘆く声


消えないのです

あの小さな幼子の

必死でわたしの袖を手繰る感覚が
 ....
I wish my wish  I wish my wish
宗教や人種の違いで 人々が争い血を流さないように

I wish my wish  I wish my wish
幼い子供たちが ....
大海原は苦手だ
小さな滝壺を庭にしてひっそり暮らした
時々、「見晴らし岩」に座り、遠くを眺めた。

渡り鳥のような大空は苦手だ
見捨てられた小さな神社が裏庭だった
時々、「千年杉」の枝から ....
法則を聞いてみる

雲のうえに

青空に

ひかりに

法則を

発見せずに

決めつけずに

雲のうえに

青空に

ひかりに聞いてみる


市電がとおる
 ....
      家に帰り寄り添うように暖をとる
      鳩たちをベランダから追い払う
              
      スーパーで半額と札の貼られた
      フライ ....
愛しているとつたえようと
ことばをさがして それをやめた
瞳は光にとまどうでしょう
あなたがふりそそいでいる

森は深く
水は冷たい
霧のように時が晴れる
すれ違っても
出会えなくて ....
キダタカシさんの自由詩おすすめリスト(431)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩312-12-30
にがみ- ドクダミ ...自由詩3*12-12-30
光の通り抜けるのがずっと遅いガラス- 御飯でき ...自由詩512-12-30
消灯の刻_- 服部 剛自由詩512-12-29
349次元- レイヨウ自由詩3*12-12-29
いつか見た虹- itukamitanij ...自由詩1*12-12-29
リボン- 文字綴り ...自由詩2*12-12-29
『母へ』- あおい満 ...自由詩812-12-29
再度「ひつじのゆめ」- ドクダミ ...自由詩6*12-12-29
アソコ伝_51章- 花形新次自由詩112-12-28
誕生日- たもつ自由詩2312-12-28
三角の耳- 朝焼彩茜 ...自由詩1012-12-28
ずっと満腹だね- まきしむ自由詩112-12-28
ほほえみ- Lucy自由詩12*12-12-28
ご挨拶- 御飯でき ...自由詩112-12-28
夜と白_Ⅶ- 木立 悟自由詩312-12-27
よぞらみあげて- こころゆ ...自由詩212-12-27
海まで歩いて五分- subaru★自由詩21*12-12-27
だって- 御飯でき ...自由詩212-12-27
【_恋に遊ばれて_】- 泡沫恋歌自由詩16*12-12-27
早口言葉- 花形新次自由詩112-12-27
- はるな自由詩512-12-26
私を育ててくれているのは、あなた。- 元親 ミ ...自由詩1012-12-26
金魚屋古書店のクリスマス- 梅昆布茶自由詩26*12-12-25
母なき子を抱く- 川上凌自由詩5*12-12-25
【_I_wish_my_wish_】- 泡沫恋歌自由詩17*12-12-25
日々の物語- 空丸ゆら ...自由詩1912-12-24
信じる- 吉岡ペペ ...自由詩812-12-24
鳩と半額セールとクリスマス- 石田とわ自由詩7*12-12-24
あなたがふりそそいでいる- 瀬崎 虎 ...自由詩312-12-24

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