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くそさびしい夜だ
痛かったやろ
こわばったやろ
目どこ見たら
わからんようなったやろ
胸こげたやろ
ゆびさきしびれたやろ
息あさくなったやろ
そんなじぶ ....
特技の欄には「気づかないふりをすること」
きっと今感じてるよりもっと
いつも何かに傷ついてるから
たまねぎのノンオイルドレッシングが
わたしの喉をつたって
ああ
わたしの嫌いな ....
切れ切れのあらすじ
離れ離れのせりふ
緑と青と白とその隙間にある
無数の明るい色と寒い色
大脳皮質の砂浜で拾い集めたら
海馬のカレイドスコープに仕込んで
いとおしむように回す
....
テラスハウスに入れてやろうか
貧乳
なんて哀しい
言葉
貧乳
なんてつらい
現実
あたい、ひょっとして
このままなの?
そんなイヤな予感
がし始めたのは
中学2年の夏
オケケはもう
ボーボーなのに
....
ドーバーの霧から、アンプラグド
見渡す霧の奥 彼方まで 異国の大陸まで 世界中まで
くるりと打つ あの音を鳴らす 手の先の分身
発祥の地 DNAしか成せない 芸術の一角 センス
その国 ....
雪がふる雪がふる
音もなくふりつもる
蝉たちは土の中
耳を傾け夏をまつ
あの日の麦わら帽子は
いまも埋もれてい ....
弾け過ぎた花びらの具合
あっち ひらひら
こっちへ ひらら
数えるのも 面倒になった
桃色の花びらは
空中で 踊る
青空に映えれば 最高の存在
山 滝 空気の色合いまで
感じら ....
この道路をどんどんとばして
海へつづく道が見えてきたなら
空のカモメに聞いてみよう
あなたの故郷どこなのさ
私は帰る場所もなく
あってもそれは感じられず
この世界の中でひとりぼっち
どこ ....
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ
瞬間の持続 幸あふる
気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ
刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
....
ときはきた
木々は熟し芽吹きを待つ
凍る大地のなかで
目覚めたる巳
いのちを包みしものなれば
巳は脱皮する
....
生きていてくれて
ありがとう
生きさせてくれて
ありがとう
呼吸させてくれて
ありがとう
食べさせてくれて
ありがとう
感謝とは
その事実を
全身全霊で
受け入れ ....
ただそこに在る 思考より感情を含む空気
色だけ覗けば 桜を待つ橙色 生命の明るい炎
窓を邪魔とも云わず 柔らかく射して来る ここへ来る
四季がまた美しく溶け出す マーブルにキラメキを添え ....
冬をついばむ
くちばし
幼い蕾が
羽ばたく季節の夢をみている
今はまだ色を持たずに
たくさんのおみくじが
今年の枝に結ばれて
羽ばたく明日を待っている
少し前まで
小さな ....
ピノキオ彫って仏像にする
退屈だった時間が色づいて
巡り廻った絆に毒を吐いた
失われたときに
やっと価値が発生する世界なんて
大切にする意味があるのかな
君が眠る方角に
いつだって星を放ってる
....
すっげえ詩をよんだら
かきたいとおもったり
かけないとおもったり
それほどでもないとおもおうとしたり
でもさ
やっぱり
すっげえ詩ってあるんだよね
自分が ごまかせないほど
....
人の心は汚い
世の中は汚い
そう感じた年末年始だった
私の心が汚れていないとは言わない
愚痴を言わずに生きていきたい
悪口を言わずに生きていきたい
人に優しくしたい
人に優しくされたい
....
ため息ついたってかわらない
いまある現状は
過去のわたしがつくったもの
引き受けよう
じぶんがつくったものならば
....
なにかで読んだ台詞だった
損しないかぎり他人に親切にする
ハードボイルドエッグのような人生
負けを受け容れる人生
かじる
しみる
タフネス
なにかで読んだ台詞 ....
雲一つない青空に
紙飛行機が舞っている
一つや二つじゃない
それこそ無数に
たくさんの白い翼が
たくさんの願いをのせて
思い思いの方角へと
ゆっくり 漂う
涙を孕んだ雨 ....
大好きな人よりも本当は
お弁当の方が好き
はっきり言ってももちろん愛は消えないさ
僕の方のね
でもさ愛がはっきり確かめられるんだ
たとえ見栄え悪くてもね
おかずはいいさはっきり ....
ぴんとはりつめた
そらのした
つめたいかぜが耳をなで
にぎりしめた指先が
ポケットのなかでかじかむ
....
おとうさま
きんととはどうしてきれいなおべべをきているの?
とうちゃんはおもうんだ
とおく離れた御池に
きんととは居て
落ちてきたもみじをおべべにって思った
おとうさま
がてんが ....
ポコチンの形は
すっごく速くしごくと
歪んで見えると言った
特許事務所勤めの
風俗素人アルベルト•ヘンタイン氏の
理論は
川崎のソープ嬢ユイさんによって
証明され、左門豊作仕 ....
フロントガラスの前に広がる
いちめんの里芋畑で大きい葉群が
わらわら踊ってる
ここは、公園の駐車場。
ベートーヴェンの協奏曲が
カーラジオから
生真面目で軽快なヴァイオリン ....
ほどけた空から雨が降るよ
部屋の隅で風景になる
クローゼットがわめきだす
窓がやさしくほほえんでる
結び目をなぞる
古くならないように
水面に浮かぶ時計を沈めて
秘密の真珠でまど ....
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新たな年の訪れは
開け放たれた窓の様
目には見えない翼をもって
貴方は外界に挑戦す
見送る事しか出来無いが
かぜは冷たく
日のひかりも少ない中で
みどりの葉を増やしつづける
寒さがやわらぐころ
真白き花を咲かせるだろう
....
主婦が三日寝込んだだけで
高く高く それは高く
見事に築き上げられた
お皿の山
洗濯物の山
子供が引っ張り出したガラクタの山
塵・埃・ゴミの山…
実家を離れて初めて知った
美味しい ....
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