すべてのおすすめ
すべてがそよともせずにそこにある
流れるものからとりだされる静止画
こんな時間もいいとおもう
背景はつねにうつろいとどまることはない
いっしょにながれるのもいいさ
でも自分のなが ....
いつか星のきれいな夜にきみと東のそらをながめていた
銀河のはしっこから星がもれおちてきて山の斜面に
まるでとつぜん咲いた花のように青く白くちりこぼれた
星のかけらを幾片かぼくらはポケットに ....
そ知らぬ貌で通り過ぎてゆく 誰も名前を知らない
ちいさな天使たちが まとわりついて離れない
空が落ちてきたとしても君はその歩を緩めないだろう旅人よ
猫の死骸が雨に打たれていようと
お月 ....
かつて誰のために祈れただろうか
飾りのついた服を着て 街を歩いていなかったか
自らさいなむひとを見捨てなかったか
酒におぼれて遠ざけたものの数々
いまどこを旅しているのか
....
僕は世界に愛されているのだろうか ずっと不安だった
母の瞳の中に 僕はいたのだろうか そしてあなたの瞳のなかに
それらは僕の生を映す鏡 だからずっとみつめていたかったのだ
おなじものをお ....
夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう
すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして
朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方
短信の むこうに見 ....
拡散する
薄く透明に広がって止まない 大地は世界は 逗留するには狭すぎるから
陽光は優しく乾いた匂い 風の中に見えるもの それを慈しんで生きてゆきたい
心は風 すべての物の中に 僕は生き ....
不思議な朝
その日君は小鳥となって僕の庭から飛び去った
もぬけの殻の僕は夜通し泣いていたのだ
君と暮らした日々が心地よい音楽のように蘇る
僕達はアダムとイヴのように睦まじく ....
時にゆっくりと或いは急に速度を増して上下する人生
君は金の木馬に僕は銀の木馬に くるくると廻り続ける 音も無く
それはやがて闇に溶ける 美しい二人の風景だ
まるで回文のように行ってはもど ....
もし僕が君の瞳になれるとしたら どういう世界がうつるんだろうか
もし君の心が盗めるとしたら どこに隠しておこうか
僕は身に余る沢山の夢を持っていた 海の向こうに新しい地平線が見えていた
....
僕は夢見る人が好きだ 当然僕もその種族だろう
ただ夢を見ながらも 自分と正対できたらいいと思っている
夢を見る自分を受け入れ それでも夢を夢となずける強さがあれば
毎晩暑苦しくて 真 ....
Gからはじまる朝テンションコードのうえで踊るコーヒータイム
断裂の金属弦のはじける悲鳴うたが終って反転する夏
ジョンレノン忌 愛こそはすべてを歌う夜 ニューヨークの夏は優しい
アスフ ....
哀しい村を過ぎて丘を下る 教会の鐘が鳴る午後 マリアは涙を流す
礼拝堂は空虚で まるで僕の心みたいに 遠近法を失っている
君の庭園はとても静かだ 静謐という名の永遠
遥か高みを鳥が横 ....
その鳥には名前が無い 永く忘れていたのかも知れない
その馬には乗り手がいない あまりに荒々しいから
その石には角が無い ずっと転がってきたから
僕は銀河の鳥の名前を知りたかった
....
大好きな人よりも本当は
お弁当の方が好き
はっきり言ってももちろん愛は消えないさ
僕の方のね
でもさ愛がはっきり確かめられるんだ
たとえ見栄え悪くてもね
おかずはいいさはっきり ....
会社の発送所に荷物がいっぱいでフォークリフトも空いてないし
積むのを諦めて明日にまわす
帰りにブックオフによって金魚屋古書店のコミックを買った
105円のコーナーだからきわめて安上がりなクリ ....
いつもとっても自分を限定しないんで欲しいんだ
つかの間の優しさだって信じて欲しいんだ
不毛を嘆くまえにかんがえて欲しいんだ
あなた自身が井戸だってこと
ぼくはいつもあなたに勇気付けられ ....
月はあなたのように
影をしたがえて夜を照らす
夜はあなたのように昼をしたがえて
星のもとに戻す
愛は醸成された悲しみの塊で
いつもその貌を変える
僕の道程は幅広く豊かで優しい表 ....
沈黙の惑星は
能弁なのかもしれない
その星の水際にはとりどりの
言葉の端くれが堆積しているという
それを採集することが
盲目の考古学者たちの日々の務めなのだという
中央の大陸に ....
キダタカシさんの梅昆布茶さんおすすめリスト
(19)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
凪
-
梅昆布茶
自由詩
25*
13-9-29
星をひろう
-
梅昆布茶
自由詩
17*
13-9-24
旅人
-
梅昆布茶
自由詩
10
13-9-1
懺悔の相手もみつからず
-
梅昆布茶
自由詩
15
13-8-28
鏡
-
梅昆布茶
自由詩
12
13-8-26
晩夏へようこそ
-
梅昆布茶
短歌
9
13-8-25
拡散する
-
梅昆布茶
自由詩
18
13-8-25
不思議な朝
-
梅昆布茶
自由詩
5
13-8-24
人生は回転木馬
-
梅昆布茶
自由詩
10
13-8-23
人生は不思議だね_
-
梅昆布茶
自由詩
12
13-8-22
夢見る人
-
梅昆布茶
自由詩
15
13-8-20
はぐれうた
-
梅昆布茶
短歌
5
13-8-18
千の丘を下る
-
梅昆布茶
自由詩
15
13-8-15
銀河の鳥
-
梅昆布茶
自由詩
10
13-8-4
お弁当ってとっても
-
梅昆布茶
自由詩
20
13-1-3
金魚屋古書店のクリスマス
-
梅昆布茶
自由詩
26*
12-12-25
泉
-
梅昆布茶
自由詩
11
12-12-23
ムーンフェイズ
-
梅昆布茶
自由詩
11
12-12-23
ファンタスマゴリア(たむらしげるの絵本)によせて
-
梅昆布茶
自由詩
10
12-12-16
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