すべてのおすすめ
夜になり雨音響き室内のテレビの音を掻き消す強さ

ただ静かに湯船に浸かり心地良さだけを感じて過ごす

折り鶴を丁寧に折りプレゼント一折り一折り愛の結晶

県と県繋ぐ架け橋完成し行き場所探す ....
清潔なきみたちはやさ(し)い室より崩壊する青、月をふくむ

詩頭は魚をこがしあとくされある語は手にのこり失語前夜


誰か、次、撤収、並びかえられて幽閉された休日の部屋


 ....
猫見知りする猫のこと草のことなどを束ねる点滅信号


ノスタルジアへの切符は枯草色、少女と猫にだけ売られる


めくるめくつなぎ目の芽よその先にそっぽむく猫のしっぽはシグナル

 ....
   不機嫌なジャングルジムに傘さして水たまりにジャンプする夏


   たしかです不確かなのはたしかです雨粒ほどにたしかなのです


   雨粒をあつめて海をつくり ....
青空に洗濯物のはためいてハミングすればさわやかな風

さまざまに形を変えて雲は行く見ていて飽きない空の劇場

ヒグラシの遠い呼び声懐かしい記憶の森へ心は帰る

炎天下汗をぬぐえば向日葵も{ ....
きみを眠らせない夜の筋書きをにぎっているのはわたしだって

この星のいちぶぶんでいいんだよね微熱を微風がさらうならば

きいてるの?きいているのかいないのかえふぶんのいちにかぜはゆら ....
ようするにユートピアだね
僕の手を意味無く君の爪が掻くとき


どうしようもなく湿っていて
かなしいような交差点の中心


ねえあの話ほんとう?
潜水艦技術の進んだ国に行くの?

 ....
おしえたくないけどきみだけにおしえてあげるうそでもおしえる


みたいものないけどみえてしまったみたいなことにみたされてゆくみたい


ひっかける気もないというとっかかりひっかかる気は ....
球体の全方向へゆけること水無月の坂はゆるりと続き

七分袖着るか着ないかしてるうちドミノ倒しで夏の到来

夕刻のうすくかげゆく西向きで満ちていくのはクライミー ア リヴァー
 .... 手を冷やしそれぞれ作った雪だるま溶けて一つになるのも愛し


風邪引いておでことおでこをくっつけるついでにつけた唇の熱


髪の毛をグシャグシャ撫でる春一番荒くて優しいアナタに似てる
 ....
森林の自然の匂い吸収する身体は常に自然体好む

昔から恋に関する和歌多い素直な気持ち包み隠さず

食べる物体のことを考えて純粋なもの好んで食べる

冬の街何故か冷たく感じられ北風が吹き寒気 ....
猫のヒゲふるわせてとおるやんちゃな風の春

春の音木の芽の薫り日向に干したせんべい蒲団

いいことがあったのよと三度目の電話僕にはないけど

分解された春をまた組み上げるそんな季節のちから ....
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください アンパンマン、カレーパンマン、食パンマン、きみの笑顔で元気100倍



幼児向け番組の歌すらすらと歌い踊れる母一年生



せがまれて背に子を乗せて馬になり三往復目で寝息きこ ....
もしもとか架空の話はしたくない今のわたしがいなくなるから



カレンダー千切っても過去は消えないよ未来だけがそこにはあるんだ



意味のない言葉ならべて意味つくるそんな毎日送ってお ....
鳥葬の風習のある国にいて選べるのなら赤のくちばし

さわやかな羽が生えてたあのころをかゆい背中が思い出してる

おい悪魔お前の口の中にあるびいだますぐにぺっと吐き出せ

教室にいっぴきの夜 ....
言っておくわたしはツレナイおんなだよ 太陽ならばうお座に座る


水族館土産に買ったぬいぐるみ自分のものにしたけど何か?


さかなたち胎児にぴたり寄り添ってうたう歌なら月も聴いてる

 ....
クーラーな色白なんて気にしない
気ままなリズム乗り出す葉っぱ


外は雪ホワイトチョコは甘すぎて
この温度差があなたとわたし


そのうわさ白か黒か確かめたい
もらった文庫本 捜しだ ....
どうしても逢いたい人がいるという君が生まれた街に住む人

食べ物は作る人によって味違う母親の味家庭表す

鉛筆を握りしめ書く作文に両親のこと包み隠さず

クレヨンで描いたような空がある夕焼 ....
紫のホトケノザには毒があるわざと入れてる七草粥に     風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ


    あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し


    過ぎてゆく明日が今日を追い越 ....
冬海の人近づけぬ厳しさよ その雪代に生きる魚あり 悲しさに満たされていた寒い夜貴方の前では泣けなかった 幾重にも重なった電線を通る穢れに、涙を流すかのように星は落ちた。  木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙


 秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う


 街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で


 ....
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球 新しく出来たショッピングモールには世界を意識した品揃え

学校の図書室に行き本選ぶ百科事典が並ぶ本棚

夏祭りどんなに文明進んでも昔ながらのやり方変えない

野良猫に出逢えば会話したくなる ....
    紙を折り色とりどりに祈ります三角のかどはぴんとして


    一膳の箸のすがたも美しく背筋を伸ばす五人のしもべ


    夜更けすぎ昨日を連れて散歩する買って帰ろうコンビニ ....
夢の中白い兎を追いかけて落ちて行きたい私はアリス

生卵よりゆで卵大好きよハンプティ・ダンプティ覚悟はできて

縁側で寝そべるおまえはチェシャー猫?のらりくらりと私をかわす

おかわりはい ....
るるりらさんの短歌おすすめリスト(185)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_折り鶴- 夏川ゆう短歌314-10-7
青が崩壊する。- 阿ト理恵短歌8*14-10-5
猫と信号機- 阿ト理恵短歌4*14-9-19
青の夏- 石田とわ短歌11*14-8-14
夕立を待つ- 未有花短歌14*14-8-4
扇風機の口癖_ - 阿ト理恵短歌9*14-8-2
はつなつユートピア- 初谷むい短歌4*14-8-1
まほうの西瓜 - 阿ト理恵短歌5*14-7-29
クライミー_ア_リヴァー- そらの珊 ...短歌8*14-6-2
分水嶺- TAT短歌1*14-4-22
つぼみ、開花_、そして「○○○○」- 時子短歌4*14-3-28
自然の匂い- 夏川ゆう短歌114-3-17
猫のひげと春- 梅昆布茶短歌1014-3-15
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください- 北大路京 ...短歌314-3-9
背に子- 小原あき短歌3*14-3-6
加湿器に涙- 小原あき短歌3*14-3-5
けだものたち(2013.11〜2014.2)- 新嶋樹短歌314-2-24
さかな_(一〇首)- もっぷ短歌4*14-2-21
- 佐和短歌314-2-14
両親- 夏川ゆう短歌114-2-10
紫のホトケノザには毒があるわざと入れてる七草粥に- 北大路京 ...短歌3*14-2-5
ひたすら- 石田とわ短歌15*14-1-14
無題- gorsescent短歌3*13-12-18
寒い夜- 森川美咲短歌2*13-12-18
「線の下」- 宇野康平短歌313-12-9
アイスクリームな夜- 石田とわ短歌16*13-11-30
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球- 北大路京 ...短歌713-11-19
百科事典- 夏川ゆう短歌213-10-21
蜜色の眠り- 石田とわ短歌9*13-10-7
アリスの夢- 未有花短歌11*13-10-2

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