すべてのおすすめ
ずいぶんと深刻に
悲観的に悩んでるけど
どうしたんだい 
意気地がないね
もっと気楽に
のんきに暮らしてみないかい
要領が悪いだけだよ

たいしたことはないさ
そんなことでくよくよし ....
触れれば雨の刃
稲妻の涙
ところせましと息ふきかけて
影の無い真昼に指を降ろす



暖かく 冷たく
慈悲もなく 是非もない
ひとさしゆび
ひとりの入れ物


 ....
『Arabesque No.1 in E majorは渦巻き「Ca」は、一定音域で揺らぐから眠るまでカンパネルラのようにザネリの水薫を探り左手に土瓶蒸しを右手には惑星探査を想い南十字をみあげパペー .... クラゲが優美だ

イルカが跳ね上がっている

イグアナがのっしのっし歩いていく

森の木々のあいだから空が見える

人間が笑っている

大きな波がループをつくる

飢餓のキャン ....
生きるのが嫌でも
お腹が減って辛くて
食べてしまう
死にたくなっても
痛そうで死ねない
命はボクらに寄生している

他の命と競いあうのに
他の命を求めてる
なのに老衰とか言って
勝 ....
わたしのキスのするところ
壁のない部屋 ななめのランプ
やぶれて可愛い女のこ
寝息のかげに沈んだ言葉
分別されたメッセンジャー
料金所では小銭が足りず
たりない夢を吐きだす獏
遠くに ....
   暮しのネタを持ち得ずに
  時空はひとみを失神させて
        ただ 黙々と
 うたかたの みなおをつくる
卒寿を越した おひとりさまが
      無聊のキッチンで
     ....
生まれたばかりの朝に
人々の小さな営みの息づかい
まあたらしい魂の叫び

生まれたんだな
なにかが
よろこびも かなしみも
よちよち歩き

疲れきった夜までは
まだ時間があるようだ ....
独りに寛ぐこの真夜中
静けさに浸り込み
意識 泳ぎ出す

外界と内界の堺が崩れ
記憶の億の奥へ 遡行し始める
一方で
編み戸からの涼風 すぅすぅと肌を撫で
森羅万象 その形象を流動させ ....
あなたの詩に
こころ癒されました
乱れていたこころは
いまは海の底のように
しずかです
なぜだかわかりませんが
こころの痛みが
きえさりました
思いがけず
ありがとう
ありがとう
 ....
音の洪水、響きの洪水
麻痺する脳髄、解き放たれる魂
行き場はなく、独り踊る、命の躍る

剥き出しのシャウト
荒々しく
(助けて欲しい助けて!
 深く深く共鳴シ アイ)

僕は憎しみの ....
不毛な恋の戯れは終わった
人生の正午が満ちるとき
実り多い複雑な愛に包まれる
孤独を競い合った仲間たちも
今では社会の不可欠な成員で
もはや孤独でいることが許されない
すべてを失っ ....
リンリンリン!
と鐘の音がうるさい
目覚まし時計に
起こされて

ねむたい目を
こすりながら

窓をあけると

さわやかなかぜが 
ふきこんできて

そのドアをひらいて 
 ....
私は、今までの私を切り離します。
今までを捨てます。
そして、新たな私を始めます。
昨日までの私は、飛び降りて死にました。
私は、今から自由です。
何をしても良い。
切り離した私は、もう存 ....
素敵なお庭だったわね、
あのお家。

こんど伺うときは
ちゃんと
こころを持って伺わなくっちゃね。

そうそう、
ほんとうに失礼しましたよね、
あれほど喜んで迎え入れて下さるなんて
 ....
舟よ出帆せよ
独り魂の旅へ
強く強く己を保ち
震え震え嗚咽し
舟を出帆させよ
広大無辺の大洋へ

久々に暖房の入った喫茶店
お喋りの花が咲く
私は無言で聴いている
ざわつく人々の楽 ....
あれは
だれかを
思わせる夕焼け

非常口から
眺めていたっけ
ベランダからも
眺めていたっけ
心の窓が
開いていたっけ
絵の具がこぼれて
しまっていたっけ

わたしらを造っ ....
夜が暗くて
秋だなと思う

誰も居なくて
夜だなと思う

寝静まった街は好きで
澄んだ空気に自由を感じる

でも
何でも出来るのに
何も出来ずに
人生だな、とか思う

通り ....
中秋の名月を見たかい?
中傷の政局なら見た
傷心の民衆も見た
哄笑の首脳部も見た
妄執の亡霊も見た

見たは十五のお月様
昨日の月は……丸かったなぁ
紅葉まえの木々からも虫の音が

鈴の音が

降ってくる

星の音が

大マゼラン星雲から降ってくる


もうひとりの自分よ

観測しておいてくれよ

俺に期待してくれよ
 ....
空に落ちて行きながら君の夢を見ている。


「あなたもちゃんと笑って生きるのよ」
君はそう言ってかなしく笑った。


さようならが嫌いな少年は無言で下を見る。


どんな本でも ....
原色が好きだ

亜熱帯のようで

故郷のようで

真夏のように明るく

子供のようにシンプル

楽園のようで

希望にあふれていて

好きだ

原色に染まりたい

 ....
時給1000円
消費する人生
目減りする寿命
すり減らす精神

自尊心なんて捨て置け
機械のように歯車のように

時給が上がった
価値ある人生?
不透明な未来
搾取される賃金
 ....
いつもの公園で待ってるから

ガラクタみたいな行進曲

ツギハギだらけの人生だ

くるまに轢かれてもラチられても

なんともならなくたって

なんとかなったって

悪意しかない ....
寒いけれど
プラネタリウムの屋上で

星座の等級を数えていると
水鳥たちが鳴いているのか
かきむしられる尖った声が聴こえる

見下ろすと小さな家の灯り
どこに魚が住んでいるのか
家か ....
槍、
眼球突き刺す
空、
紫の光芒放つ

刻まれる私の運命
刻まれる世の運命
私は行き止まり
世界は進み続け

 [貴女は真に美しい]
(進化し続ける意志故に)

私は言う
 ....
あんまり心体しんどくて
行き場を失い裸になる
そうして編み戸から入り来る
秋風ひんやり肌に浴び
生きてるなあ 生きてるなあ
俺は自分を取り戻し
静かに目を閉じ胡座かく
何処にもいかず只此 ....
降られても 傘ささないで
ハンドポケットで歩いていく
いんわいで にぎやかな 夜のまち
人波の道のさきにみえる幻から目を離さず
メールもせず いわんやケータイさえもたず
ただ 歩き続ける彼女 ....
若き族長が
人工の緑の野に立つ
戦士たちを見つめて
その唇は決意に支配されている
外は秋で人工闘技場内を
武具を持つもの走るもの
目を閉じるもの跳ねるもの
戦士たちは
やがて猛獣の群れ ....
難だろう猫の世永久
罪重なり逢った罅なのか
元々罪などなかった
何故ならば我々はいなかった
ヒトと同時に罪が生まれた
罪と同時に含羞が埋もれた
独りゆく猫と我々は
永久に交わることはない
無限上昇のカノンさんの自由詩おすすめリスト(642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
のんきにやろうよ- 星丘涙自由詩3*17-10-9
ひとつ_のばす- 木立 悟自由詩317-10-9
架空線分解空路- おっぱで ...自由詩417-10-9
地球<量子- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-8
命という寄生虫- イオン自由詩2*17-10-8
わたしのキスのするところ(あいたち2)- はるな自由詩217-10-8
ennui(1)- 信天翁自由詩517-10-8
- 星丘涙自由詩16*17-10-8
深夜意識断片- ひだかた ...自由詩717-10-8
そこツボです- 星丘涙自由詩5*17-10-7
サウンド&ヴィジョン- ひだかた ...自由詩517-10-7
2017年のロックンロール- 葉leaf自由詩117-10-7
ありふれた_ひととき- st自由詩317-10-7
始める- 水菜自由詩217-10-7
きえゆくものたち- 秋葉竹自由詩217-10-7
出帆ー詩に励まされて- ひだかた ...自由詩417-10-6
you焼け- やまうち ...自由詩4*17-10-6
密偵- ガト自由詩6*17-10-6
月は夜空に- りゅうさ ...自由詩317-10-5
大マゼラン星雲- 吉岡ペペ ...自由詩1317-10-5
きみ- 水宮うみ自由詩2*17-10-3
原色- 星丘涙自由詩6*17-10-3
日暮- たいら自由詩117-10-3
いつもの公園で- 吉岡ペペ ...自由詩1217-10-2
想う- 秋葉竹自由詩317-10-2
肯定の意志(改訂)- ひだかた ...自由詩617-10-2
三畳間(改訂)- ひだかた ...自由詩617-10-1
ティンカーベルよ_ティンカーベルよ- 犬絵自由詩417-9-30
秋の巨人たち- tem8744自由詩2*17-9-30
猫世- tem8744自由詩2*17-9-30

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