すべてのおすすめ
まるで優しい夢だ
満月の砂漠
輝く満月が浮かんでいるように
胸には小さな宇宙のような穴が開いていて
埋める星の金平糖を探し続けていた
湖のそよ風の吹く夢や
海のそばの大きな河 ....
怒りより大きな声で否定され
なすすべもなく下を向く
地面に穴がひらくのを
夢みるように待っている
罪が同じだと歓びも同じなのかな
酔っ払ってもひとり月見上げ
翼の折れたカラ ....
蛇が川の上を駆け、
葦の草むらへと向かっている。
冷たい小雨をはじき、
さまよう古代の戦士の亡霊たちとともに。
詩人には見えない明るい涙の笑顔が
誰の読み物をも読めな ....
週末、夜明けまえに電線にとまり
カラスが餌を探してキョロキョロとして
カラスよけのネットのないゴミのところへ行った。
タバコの吸い殻や
丸めたティシューが散らばり
食べものとして ....
僕はあるくよ
胸にあながあく病いながく患い
隣町に立ち上がる巨大な虹を見上げ
流れる雲たちの薄い白が
かぼそげな悲鳴ひとつ上げ、
消失していく夕闇が
時代を闇夜 ....
せかいでぼくいがい
しあわせな顔して笑ってる
ゆめのなかでもつまずき
たちあがっては卑しい笑いをうかべる
かつて黄金(きん)色にかがやき
ぼくをみたしていた未来の理想は
さらさらさら ....
わざと目線はずし
うつむいた横顔あまくって
わずかにうるんだ瞳さえ
シロップのようにおもえるんだ。
窓ガラスごしに
おおきなお月さまがほほえみ
いま、灰色のくもが通りかかるのを
もの ....
ゆめへ行きたいという声が聞こえる
ひとりがかなしい雨のよる
とおい旅にでるのはいましかないと
たましいのいちばん深いところで
『天国』の文字が点滅する
あかいろの危機をつ ....
ナイフ刺さった心の目
痛むまんまで 虫の息
きぶんしだいで咲いた愛
真綿のように 首 絞める
ずいぶん上手にやせがまん
まくらをやぶる白い棘
目を合わせない 紙 吹雪
そん ....
地球の窓からおおきな満月をみあげ
チューチューネズミに変身する少女。
ハイスクールボクだったよる、
菊子に焦がれて鬼道で殺めた。
家にはバカ犬がいなかったため、
空と花 ....
素敵なお庭だったわね、
あのお家。
こんど伺うときは
ちゃんと
こころを持って伺わなくっちゃね。
そうそう、
ほんとうに失礼しましたよね、
あれほど喜んで迎え入れて下さるなんて
....
寒いけれど
プラネタリウムの屋上で
星座の等級を数えていると
水鳥たちが鳴いているのか
かきむしられる尖った声が聴こえる
見下ろすと小さな家の灯り
どこに魚が住んでいるのか
家か ....
かかえた罪はきえてくれない
守るべきものは風に流され
大切なこころが失われていく
あなたはけらけら笑いながら
「世の中なんてひっくり返してやるわ」
とおく街に 灯のとも ....
つきの、白いひかりが
しらないしあわせをてらし
ほしの、わらい声が
さきほこるしあわせをよぶ
ほおをなでるそよ風に
ささやきよりも深い
あなたのかなしみをきくとき
まもるものはみ ....
ながれる
よみの国々に呼ばれ
青春が怯えるずるさのさえずりの海で
君の
さくやみたしっとのめ
犬のきばを掌で握りしめ
雨に酔うくちびるのあじ
もう忘れない
空までわらい
野に ....
いつも遅刻して
私がその場に必要とされていることを
確認します
自分が女王と知り
周りのすべての人々の無能さ加減を
嘲笑します
毎日精神分析をし
寝ている間も脳が正義を求めている ....
甘ったるい
紙のほんたち
つみかさねられたその重みは
とてもへたなうたを
耳のおくから とおざける
つきとおす嘘は
宵闇にながれだし
もうとまらないなみだのあととなる
お ....
無限上昇のカノンさんの秋葉竹さんおすすめリスト
(17)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
半生の夢
-
秋葉竹
自由詩
5
21-4-13
一過
-
秋葉竹
自由詩
6
20-10-10
月光。
-
秋葉竹
自由詩
3
18-4-20
悲しい祈り
-
秋葉竹
自由詩
2
18-4-18
_僕はあるくよ
-
秋葉竹
自由詩
2
17-11-8
せかいでこどく
-
秋葉竹
自由詩
3
17-10-29
あまいひと時
-
秋葉竹
自由詩
2
17-10-29
うつくし声のとどくあさ
-
秋葉竹
自由詩
2
17-10-28
ナイフ刺さった心の目を痛むままにして
-
秋葉竹
自由詩
2
17-10-21
贋作
-
秋葉竹
自由詩
2
17-10-18
きえゆくものたち
-
秋葉竹
自由詩
2
17-10-7
想う
-
秋葉竹
自由詩
3
17-10-2
「だがことわる」といってみたい
-
秋葉竹
自由詩
2
17-9-27
あなた
-
秋葉竹
自由詩
3
17-9-27
群青
-
秋葉竹
自由詩
4
17-9-26
ノーマジーンの涙
-
秋葉竹
自由詩
4
17-9-25
おわり_
-
秋葉竹
自由詩
4
17-9-25
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する