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空っぽの缶空をふると

からから

空が揺れる

空っぽの私が頭をふると

からから

空が揺れる

なにかしら

からから

空が揺れて

不意に音が止んだ
深い深い海の底
綱が切れる
もう落ちるのみ
深い深い海の底

音も光も希望もない
さようなら
もう何もいらない。
サボってなんかいない。

ただ疲れただけ
頭痛がする。
イエス ....
もう慰めはいらない
さようなら
また一人の時間
こんにちは

君は言いたい事だけ言って
私の話を無視してしまう
強い時に優しく
弱い時に冷たい

偉い人の話しは聞くけど
私の話し ....
空が裏返り
わたしたちは輪の中に身をしずめる

心がぜんぶの水を
吸いとってしまって
体は吹き飛んでいった

肥大して
びしょびしょのわたしたちは
輪を抱き
輪に抱かれながら
 ....
犬の眼をじっと見つめていると
黒々としたその瞳から
哀しみだけが
滲んでくる

犬は
なぜ自分が犬であるかを
きっと知っている
遠い昔
野生を
人間の為に捨てた存在
自由よりも不 ....
宇宙空間に漂い
思うことは
生きている
時だけが徒に過ぎる

ゆっくりと動き
頭もゆっくり動く
母の胎内にいる感じだ
何も見えない聞こえない

心と心で感じ合うものを
大切にした ....
たくさんのバナナ一キロ

ふさふさのバナナ一キロ

食べても食べても減らない

いや増えているような気がする

もうちょうど食べごろで

蜜のような味がする

強烈な南国の香り ....
言葉が嫌いになりそうです。

と、書いているのも言葉であるので、


書くのが嫌になりそうです。

と、伝えるのにもやはり文字が必要でして、


伝えるのが面倒になりました。

 ....
準利き腕に持たす
   縺れながら起動を試みる
   連続せざるを得ない
   一重しか着せられぬ魂の衣

天動説に猜疑心を得ぬ かつての利き腕
古びた微温湯に浸かった
自己愛に引きずり ....
卑怯であることを嫌い
国に命じられた責務を
誠実に果たそうとした人たちが
戦争でより多く死に
そうではなかった人たちが
より多く生き残ったと
仮定すれば
今の日本が説明できそうな
気が ....
パステルな気分はなく
ドット模様で 毬つき

あんたがた どこさ
肥後 熊本

武者返しに反る
軟体の背筋凍る
手裏剣も跳ね返る
 神経を磨いでおくんだな

急がば回れと石垣のパ ....
そこから先へ行っては行けない… という
暗示のように 朝の光が矢を放つ

冷たい水を両手にすくって流し込む
目醒めたばかりのあなたのくちびるに
夢の残像が立ち昇り
私は思わず虹を渡って 昨 ....
きみはひとの途を
きみはひとの絆を
きみはひとの義を

いつも見下す目線で見ている
だからだろうね

きみはいつも憤懣を抱える
きみはいつも逆鱗を覚える
きみはいつも偽善を責める
 ....
愛するものに あらんかぎりの表現をあたえるために
図書館はある

道の途中で
トンビがピープルって 巻き舌ぎみに 私を呼ぶ


鳥に言われるまでもなく 私は人間さ
書物のよさ ....
さざ波の僅かな飛沫さえ愛おしい
春から初夏への道のりは
小舟で海を渡る様に
儚くも危なげなモノ
飛べなくなったイカロスが クス、と笑う
白のシャツと海と小さい波が
あなたには とても似合う ....
六月の花嫁が
投げたブーケが
放物線を描いて
確かな意志を持って
わたしのほうへ
向かってくる

『ブーケをキャッチしたら
幸せになれる』というフレーズは
もちろん知っていたけれど
 ....
君は踊る
薔薇を 菫を 雛菊を踊る
揚羽蝶を踊る
木洩れ日を 気ままな風を踊る

君は踊る
虹を 青ざめた夜明けを 葡萄色の黄昏を踊る
波を 湧きあがる雲を 嵐を踊る

君は踊る
 ....
在りし日の婆ちゃんが 
出来たての熱いスープを出した後 
つぶやいた、あの日の一言。 

「ちょっとしたことで料理は、変わる」 

さて、あの頃よりも
少々大人になった僕は
今日の場面 ....
机上の聖書の上に置かれた 
ひとりの骸骨が 
遥かな明日の空を視て、笑ってる。 

骸骨は、恐いものと思っていたが 
全てがそうではないらしい 

どんな人もいつかきっと骨になり 
顔 ....
教会の鐘が鳴った














 ....
同志が一人死んでゆく
疲れ果て
夢も希望もない
人の罪を負う

生きるために働き
遊ぶ事は許されず
欝になる。
休む事は禁じられ
息もできない。

誰か助けてやれないのか?
世 ....
毎日同じことの繰り返し
勉強する事は毎日変わる
仕事と趣味は違うんだよ
心身共に疲れ果てしまい
思うことはこれで終わらない

いつか日の目を見るために
毎日を努力する。
いつか大きなこ ....
よっぽど
おなかすかしてはったんやなぁ、おつきさん
おひさん
たべてまうなんて
よっぽどやな
やけどするで
くちんなか
べろんべろんになるで
おとなしそうなかおして
やるときゃやるん ....
ワーグナーの「指環」を思いだし
朝雲に隠れかかった光の源に眼鏡を挟み込む
何万年も昔の発光躰でさえ
懐かしさを運んで届く
時間の夢
ふとしゃがみこみ
亀裂に滲みたアスファルトの鏡を ....
策をねって
近寄りそうな
場所に
わなを張る

なんとはなしに
近づく
雰囲気に
圧倒される

ちょっとだけ
すぐに逃げよう
麻薬と同じ
術中の蝶

{引用=チョコドー限 ....
私の穢れも
あなたの澱みも
総て吸い込まれていく
何も無かったかのように
回りは何もくっつかない空気が佇む 曇りの外気に文句はない

プラスにもマイナスにも ぶれない数値 平常心 圏外の感動は小波

大きめに砕いた珈琲豆 酸味嫌いも薄い酸味 熱さだけ口移し

今 ....
おもうんだけれど
すべての真実はきっとどこかの看板の裏にでも
ちいさな文字でこっそりと書いてあるんだ

ぼくの夢の中の沙漠の入り口で老人は言ったのさ
誤解は理解の種
迷妄の畑にも真実の苗は ....
ふと手にした一枚の紙切れに 
優れた画家のデッサンが浮かぶように 
鏡は少女の清らかな 
一瞬の微笑を映すだろう 

ほのかな{ルビ灯=ともしび}のひかりの中に 
明け方の少女がひとり 
 ....
無欲な晩餐会でかわを剥がれて丸焼きになるな
せめて生き延びる手立てを身につけろ

降り注ぐ暗黒の汚物は人生のソース
世界の淫らなリソースアンドてり玉バーガーセットは
ぶたのストラップのおまけ ....
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